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                                | 名 前 | 
                                 ホソバムクイヌビワ(細葉無垢犬枇杷) | 
                               
                              
                                | 学 名 | 
                                Ficus ampelas | 
                               
                              
                                | 科 属 | 
                                クワ科イチジク属 | 
                               
                    
                                | 分 布 | 
                                奄美大島~沖縄に分布 | 
                               
                    
                                | 開花時期 | 
                                初夏 | 
                               
                    
                                | その他 | 
                                常緑中高木 | 
                               
                  
                 
                          
                          
                           | 
              
                        
                          
                          
                            
                              
                                 | 
                               
                              
                                (蜂との共生) 
                                多くのイチジク属植物は雄花序にコバチが寄生する。雄花序の奥側にある雌花に似た虫えい花にハチが産卵し、幼虫は雄花の果実を食べ成虫になる。初夏に成虫が外に出て雌花序に入り、授粉が行われる。このようにイヌビワ属の植物と寄生蜂は共生関係にある。 | 
                               
                              
                                 | 
                               
                            
                           
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                          (ホソバムクイヌビワ)2021.4@小石川植物園 | 
                        
              
                  | 
              
                        
                
                          
                  
                    
                      | ホソバムクイヌビワ(細葉無垢犬枇杷;クワ科イチジク属)。奄美大島~沖縄に分布し、低地から山地の林縁や林内に生える雌雄異株の常緑中高木。球形の花嚢が葉腋につき、やがて赤熟する。花嚢の中に外からは見えない花が咲き、雄花序に寄生する蜂と共生関係を有する。新枝や若葉に硬い毛があってざらつく。 | 
                     
                              
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                                | イチジク属の植物には熱帯性のものが多く、本種もその一つ。本種を含めた南西諸島などに分布する常緑のイチジク属の植物には、○○イヌブナといった名を持つものが多い。本州などで見られるイヌビワは落葉性を獲得して暖温帯まで進出したものと考えられる。 | 
                               
                            
                 
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