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               名 前 | 
               科 属 | 
               | 
               メ モ | 
            
            
               | 
                | 
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                | 
                | 
            
            
               
              
                   
              
                | 
            
            
                 
               アオイ科 Malvaceae | 
               | 
            
            
               
                
               | 
              アオギリ 
              (青桐、梧桐) | 
              アオイ科 
              アオギリ属 | 
                | 
              中国南部・東南アジア原産で沖縄、奄美大島に分布する落葉高木アオギリ(青桐、梧桐)。枝先に大形の円錐花序を出して黄白色~黄緑色の多くの小花が密生しています。
              2020.6 | 
            
            
               
                
               | 
              ステルクリア・ブレビッシマ | 
              アオイ科ゴウシュウアオギリ属 | 
                | 
              中国雲南省原産の常緑低木のステルクリア・ブレビッシマ。丘陵地の渓谷斜面に自生する。4月頃、枝先の葉腋から円錐花序を出し、小さな花を多数つける。2021.4 | 
            
            
               
                
               | 
              カカオ 
              (カカオノキ) | 
              アオイ科 
              カカオ属 | 
                | 
              中南米の熱帯地域を原産とする常緑小高木。果実の中の種子がカカオ豆としてココアやチョコレートの原料となる。アフリカ、中南米、東南アジアで盛んに栽培されている。2018.6@新宿御苑 | 
            
            
               
                
                | 
              シナノキ 
              (科の木) | 
              アオイ科 
              シナノキ属 | 
                | 
              日本固有種の落葉高木で九州から北海道までの山地に分布する。初夏、枝に集散花序が形成され、いい香りがする淡黄色の小さな花をつける。信濃地方に多く見られた。2021.5 | 
            
            
               
                
                | 
              アメリカシナノキ 
              (アメリカ科の木) | 
              アオイ科 
              シナノキ属 | 
                | 
              カナダ東部からアメリカ北東部に分布する落葉高木。アメリカボダイジュとも呼ばれます。セイヨウシナノキ、フユボダイジュ、ナツボダイジュなどと同じシナノキ属の仲間。2006.4 | 
            
            
               
                
                | 
              ギンヨウボダイジュ 
              (銀葉菩提樹) | 
              アオイ科 
              シナノキ属 | 
                | 
              ヨーロッパ南東部~南西アジアを原産とする落葉高木。初夏に淡黄色の花をつける。葉の裏が産毛で覆われていて銀色に見えることが名の由来。シルバーライムの別名あり。2019.7 | 
            
            
               
                
                | 
              ナツボダイジュ 
              (夏菩提樹) | 
              アオイ科 
              シナノキ属 | 
                | 
              ヨーロッパやアジアの温帯に産する落葉高木。別名はセイヨウボダイジュ、ヨウシュボダイジュ。シューベルトの「菩提樹」で歌われるリンデンバウムのこと。2021.4 | 
            
            
               
                
                | 
              ヘラノキ 
              (箆の木) | 
              アオイ科 
              シナノキ属 | 
                | 
              本州(紀伊半島、中国地方)、四国、九州に分布する日本固有種。ボダイジュやアメリカシナノキと同じ仲間で、ヘラ型の苞が付くことから和名が由来。2021.6 | 
            
            
               
                
                | 
              ボダイジュ 
              (菩提樹) | 
              アオイ科 
              シナノキ属 | 
                | 
              中国原産の落葉高木ボダイジュ(菩提樹)。枝の中に多数の淡黄色の花がついています。ボダイジュの実は菩提子といい、数珠をつくる。2018.6 | 
            
            
               
                | 
              トックリキワタ 
              (南米ザクラ) | 
              アオイ科 
              セイバ属 
                | 
                | 
              南米原産の落葉高木トックリキワタ。沖縄にはボリビア移住地から1964年に持ち込まれた。10月~12月にかけて鮮やかなピンク色の花が咲き、南洋ザクラとも呼ばれる。2016.10@神代植物公園 | 
            
            
               
                | 
              バオバブ 
              (Baobab) 
               
               | 
              アオイ科 
              バオバブ属 
               
               | 
                | 
              アフリカのサバンナ地帯に多く分布する高木の樹木。現地では、幹が徳利のような形をして高さが数十メートルにも達するバオバブの巨木が数多く生息する。サン・テグジュペリの絵本「星の王子さま」に出てくるので有名。2011.6@沖縄 | 
            
            
               
                | 
              ウナズキヒメフヨウ 
              (首肯き姫芙蓉) | 
              アオイ科 
              ヒメフヨウ属 | 
                | 
              メキシコなどの熱帯アメリカ原産の常緑低木。秋から翌春にかけて鮮やかな赤色の一日花が葉腋から垂れ下がって下向きに咲くが、花弁は閉じた状態のまま。2013.1@新宿御苑 | 
            
            
               
                | 
              フヨウ (芙蓉) | 
              アオイ科 
              フヨウ属 | 
                | 
              フヨウ(芙蓉)の淡いピンクの花が咲いています。優雅でしっとりとした感じで、ひととき暑さを忘れさせてくれます。2007.8 | 
            
            
               
                | 
              サキシマフヨウ 
              (先島芙蓉) | 
              アオイ科 
              フヨウ属 
                | 
                | 
              南西諸島(鹿児島県西部の島~沖縄)に分布する半落葉低木のサキシマフヨウ(先島芙蓉)。10月~11月頃に白色から淡紅色の花が咲く。庭園、公園などで用いられる。2021.6 | 
            
            
               
                | 
              スイフヨウ 
              (酔芙蓉) | 
              アオイ科 
              フヨウ属 | 
                | 
              フヨウの園芸種で八重咲きのスイフヨウ(酔芙蓉)。一日花で、白色から薄赤色に徐々に変化してしぼみます。酔って頬がほんのり染まるかのように見える。2014.9 | 
            
            
               
                | 
              ムクゲ 
              (木槿) | 
              アオイ科 
              フヨウ属 
                | 
                | 
              夏の季節の代表的な花木のムクゲ(木槿)。風雅で落ち着いた雰囲気で夏中咲き続けます。園内の随所で見かけます。2004.7 | 
            
            
               
                | 
              ハマボウ 
              (浜朴、黄槿) | 
              アオイ科 
              フヨウ属 | 
                | 
              関東以西の浜辺に分布する落葉低木ハマボウ(浜朴)。黄色の花が咲き、花芯の濃いエンジ色が目立ちます。内湾海岸に自生する塩生植物。2007.7 | 
            
            
               
                | 
              ハイビスカス 
              (Hibiscus) | 
              アオイ科 
              フヨウ属 | 
                | 
              南国らしい赤や黄色、白、ピンク、オレンジ色など原色の鮮やかな花色をアピールする熱帯花木として広く親しまれている。わが国では、熱帯および亜熱帯性のいくつかの種がハイビスカスとして流通する。2011.6@沖縄 | 
            
            
               
                | 
              ヒビスクス・アーノッティアヌス | 
              アオイ科 
              フヨウ属 | 
                | 
              ハワイのオアフ島原産の常緑低木。ハイビスカスの原種で、交配親の一つ。夏の時期に大輪の白い花が咲く。花は白い五弁花で、花の中央部に濃いピンク色の長い花柱を有する。2016.10@神代植物公園 | 
            
            
               
                | 
              ブッソウゲ 
              (扶桑花) | 
              アオイ科 
              フヨウ属 
                | 
                | 
              沖縄、九州南部、伊豆諸島南部、小笠原諸島に分布する常緑低木。観賞用として温室等で栽培される。ハイビスカスの原種の一つで様々な園芸品種の交配親となっている。2013.1@新宿御苑 | 
            
            
                 
               アオキ科 Aucubaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              アオキ 
              (青木) | 
              アオキ科 
              アオキ属 | 
                | 
              日本原産の常緑低木アオキ(青木)。東北地方~沖縄に分布る。3月~5月、枝先の円錐花序に暗紫色の小花が多数つく。葉や枝が四季を通じて青々としていることから和名が由来。2022.4 | 
            
            
                 
               アカニア科 Achariaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              ブレッシュネイデラ・シネンシス 
              (伯楽樹) | 
              アカニア科 
              ブレッシュネイデラ属 | 
                | 
              中国南部からベトナム北部にかけての山間部などに分布するブレッシュネイデラ・シネンシス。枝中の花序に白から薄いピンクの左右対称の5弁花が多数付く。絶滅が危惧されている。2019.5 | 
            
            
                 
               アカネ科 Rubiaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              ギョクシンカ 
              (玉心花) | 
              アカネ科 
              ギョクシンカ属 
                | 
                | 
              九州南部から沖縄に分布する常緑低木ギョクシンカ(玉心花)。ひらひらした形状の花弁をもつ純白の花がつく。葉に共生する葉粒バクテリアにより空気中の窒素を固定する。2021.3末 | 
            
            
               
                | 
              クチナシ 
              (梔子) | 
              アカネ科 
              クチナシ属 | 
                | 
              静岡県以西の本州~南西諸島の森林に自生する常緑低木クチナシ(梔子)。純白の花に顔を近づけると、実に甘い芳香がする。早春のジンチョウゲ、秋のキンモクセイと並ぶ代表的な芳香花木。2007.6 | 
            
            
               
                | 
              ヤエクチナシ 
              (八重梔子) | 
              アカネ科 
              クチナシ属 | 
                | 
              ヤエクチナシはクチナシの八重咲品種。葉も枝もふつうのクチナシより大ぶりで,花は大輪八重咲きで香りもより強い。2013.6 | 
            
            
               
                | 
              オガサワラクチナシ 
              (小笠原梔子) | 
              アカネ科 
              クチナシ属 
                | 
                | 
              小笠原固有の常緑低木オガサワラクチナシ(小笠原梔子;アカネ科クチナシ属)。4月~5月頃、枝先に白い6弁の大きい花が咲き、いい香りがします。絶滅危惧Ⅱ類。2021.3末 | 
            
            
               
                | 
              ヒゴロモコンロンカ 
              (緋衣崑崙花) | 
              アカネ科 
              コンロンカ属 
                | 
                | 
              熱帯アフリカ原産の常緑低木ヒゴロモコンロンカ(緋衣崑崙花;アカネ科コンロンカ属)。沖縄で多く見かける。小枝の先に真紅の苞が大きく開いた花が咲く。2021.4 | 
            
            
               
                | 
              サンタンカ 
              (山丹花、三段花) | 
              アカネ科 
              サンタンカ属 
                | 
                | 
              中国南部~マレー半島原産の常緑低木サンタンカ(山丹花)。沖縄と九州の一部では野生化している。茎の先に美しい紅色の集散花序がつき、多くの小さな花が咲く。2019.11 | 
            
            
               
                | 
              シマザクラ 
              (島桜) | 
              アカネ科 
              シマザクラ属 
                | 
                | 
              小笠原固有種の常緑低木シマザクラ(島桜)。島の道路沿いや林の縁、岩場などに生える。花期は7月~10月頃。枝先に集散花序がつき、うっすらと紫色を帯びた多くの白い花が咲く。2019.11 | 
            
            
               
                | 
              タニワタリノキ (谷渡りの木) | 
              アカネ科 
              タニワタリノキ属 | 
                | 
              常緑低木タニワタリノキ(谷渡りの木)。放射線状の線香花火のようなユニークな形状の花を咲かせます。この花姿から人工衛星の木という別名あり。2016.8 | 
            
            
               
                
                | 
              ヘツカニガキ 
              (辺塚苦木) | 
              アカネ科 
              タニワタリノキ属 | 
                | 
              暖帯から亜熱帯に生え、沖縄・九州南部・四国南部に自生する落葉高木ヘツカニガキ(辺塚苦木)。茎や葉に苦味がある。夏にクリのイガのような花が付く。2003.7 | 
            
            
               
                | 
              シナハクチョウゲ 
              (支那白丁花) | 
              アカネ科 
              ハクチョウゲ属 | 
                | 
              中国原産の常緑低木シナハクチョウゲ(支那白丁花)。細かい多数の白い花に蝶が戯れていました。短い枝の先に数個の白い花が密集して付く。2007.9 | 
            
            
               
                | 
              ハクチョウゲ 
              (白丁花) | 
              アカネ科 
              ハクチョウゲ属 | 
                | 
              東南アジア原産の常緑低木ハクチョウゲ(白丁花)。丁字型の白い花を付けます。強い刈り込みにも耐えるので生垣によく用いられる。2012.5 | 
            
            
               
                | 
              ベニマツリ 
              (紅茉莉) | 
              アカネ科 
              ベニマツリ属 | 
                | 
              キューバ、パナマ原産の常緑低木ベニマツリ(紅茉莉)。茎の先端に集散花序を形成し、小さな鮮やかな赤い花がまとまって付きます。紅色の花がマツリカ(ジャスミン)に似る。2019.11 | 
            
            
                 
               アケビ科 Lardizabalaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              シロバナアケビ 
              (白花アケビ) | 
              アケビ科 
              アケビ属 | 
                | 
              シロバナアケビ(白花アケビ)。本州から九州に分布し、日当たりのよい山野に自生するつる性落葉低木アケビの白花種。香りのよい白色の小さな花が沢山咲く。2003.4 | 
            
            
               
                | 
              ムベ 
              (郁子) | 
              アケビ科 
              ムゲ属 | 
                | 
              常緑つる性木本のムベ(郁子;アケビ科ムベ属)。関東地方以南~沖縄に分布し、暖地の山地や山野などに自生する。花期は4月~5月頃に表面が淡黄緑色の花が咲き、内面は暗紅紫色。花のアト、9月~10月頃にアケビに似た果実が熟す。2025.5 | 
            
            
                 
               アサ科 Cannabaceae    | 
               | 
            
            
               
                
                | 
              エノキ 
              (榎) | 
              アサ科 
              エノキ属 | 
                | 
              東アジアに分布する落葉高木で、国内では本州、四国、九州に自生する。大きな緑陰を作ることから各地の一里塚や社寺の境内、公園などで多く見かけ、巨木が多い。2019.4 | 
            
            
               
                
               | 
              コバノチョウセンエノキ(小葉の朝鮮榎) | 
              アサ科 
              エノキ属 | 
                | 
              近畿地方以西~九州、沖縄 の山地に自生する落葉小高木。朝鮮半島にも分布する。石灰岩地や緑色岩地などに生える石灰岩植物の一つ。葉はエノキよりもやや小さくて細い。2019.4 | 
            
            
               
                
                | 
              セイタン 
              (青檀) | 
              アサ科 
              セイタン属 | 
                | 
              青檀の木は中国安徽省の宣州に自生し、同地で産出される良質な書画紙(宣紙)の原料となる。宣紙は青檀の樹皮を主原料に藁を加えて作られる。英語名はpteroceltis
              tatarinowii。2019.4 | 
            
            
               
                
                | 
              ムクノキ 
              (椋木) | 
              アサ科 
              ムクノキ属 | 
                | 
              関東以西の本州から四国、九州、沖縄に分布し、主に山地~低地の森林に生育する落葉高木。各地に天然記念物に指定されている巨木が多い。新葉の展開とともに淡緑色の小さな花が咲く。2021.4 | 
            
            
                 
               アジサイ科 Hydrangeaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
               
              アジサイ 
              (紫陽花) | 
              アジサイ科 
              アジサイ属 | 
                | 
              日本原産で世界に2000種以上存在するアジサイ(紫陽花)。広義にはアジサイ属の木本植物の一部(いわゆるアジサイ)の総称。 | 
            
            
               
                | 
              アマギアマチャ 
              (天城甘茶) | 
              アジサイ科 
              アジサイ属 アジサイ亜節 | 
                | 
              アマギアマチャ(天城甘茶)は、アジサイ亜節のヤマアジサイの亜種。白い花が咲く。アマチャの仲間で伊豆天城地方にだけ自生する 。2018.6 | 
            
            
               
                | 
              アマチャ 
              (甘茶) | 
              アジサイ科 
              アジサイ属 アジサイ亜節 | 
                | 
              各地でよく栽培される園芸品種。青紫色から赤紫色の花(萼片)を付ける。全体にヤマアジサイによく似ているが、葉は小さめ。葉を乾燥・発酵させてお茶にすると、甘味の強い甘茶になる。2009.6 | 
            
            
               
                | 
              ガクアジサイ 
              (額紫陽花) | 
              アジサイ科 
              アジサイ属 
              アジサイ亜節 | 
                | 
              梅雨空に似合う日本固有種のガクアジサイ。花序を見ると、中心部の多数の両性花の周りに装飾花が額縁のように縁取る。房総半島、伊豆半島、三浦半島などの海岸地に自生。2009.6 | 
            
            
               
                | 
              シチダンカ 
              (七段花) | 
              アジサイ科 
              アジサイ属 アジサイ亜節 | 
                | 
              ヤマアジサイの栽培品種のシチダンカ(七段花)。装飾花が八重になった質素な花が咲く。江戸時代から園芸用に栽培され、茶花などに使われている。2007.6 | 
            
            
               
                | 
              トカラアジサイ 
              (トカラ紫陽花) | 
              アジサイ科 
              アジサイ属 アジサイ亜節 | 
                | 
              日本固有種でトカラ列島や沖縄(伊平屋島)などに分布し、山地渓流沿いの林内に生える常緑低木。5月~6月頃、枝先の散房花序にガク咲きの花がつきます。2024.6 | 
            
            
               
                | 
              フイリガクアジサイ 
              (斑入り額紫陽花) | 
              アジサイ科 
              アジサイ属 アジサイ亜節 | 
                | 
              葉に斑が入ったフイリガクアジサイ(斑入り額紫陽花)はガクアジサイの園芸品種。花はガクアジサイそのものです。2011.6 | 
            
            
               
                | 
              ホンアジサイ 
              (本紫陽花) | 
              アジサイ科 
              アジサイ属 アジサイ亜節 | 
                | 
              日本原産のガクアジサイの園芸品種で、花序のほとんどが装飾花となった手毬咲き状のアジサイ。単にアジサイともいう。ホンアジサイが西洋に渡り品種改良されたアジサイが西洋アジサイ。2009.6 | 
            
            
               
                | 
              ヤエガクアジサイ 
              (八重額紫陽花) | 
              アジサイ科 
              アジサイ属 アジサイ亜節 | 
                | 
              ガクアジサイの八重咲種。2016.6 | 
            
            
               
                | 
              ヤマアジサイ 
              (山紫陽花) | 
              アジサイ科 
              アジサイ属 アジサイ亜節 | 
                | 
              関東以西の本州、四国、九州などの山地に分布し、湿り気のある林や沢沿いに生育する。花の色は多様。山地の沢に多く見かけるのでサワアジサイの別名あり。花序が小型で野趣に富む。2012.6 | 
            
            
               
                | 
              カシワバアジサイ 
              (柏葉紫陽花) | 
              アジサイ科 
              アジサイ属 アメリカノリノキ亜節 | 
                | 
              北米原産のカシワバアジサイ(柏葉紫陽花)。葉が柏の葉に似る。円錐状の大きめの花序がつく。2007.6 | 
            
            
               
                | 
              ガクウツギ 
              (額空木) | 
              アジサイ科 
              アジサイ属 
              コアジサイ亜節 | 
                | 
              日本固有種で関東以西の山地に広く分布する落葉低木ガクウツギ(額空木)。初夏に白い萼片に囲まれ淡黄色の花が付く。2010.5 | 
            
            
               
                | 
              コアジサイ 
              (小紫陽花) 
              別名:シバアジサイ | 
              アジサイ科 
              アジサイ属 
              コアジサイ亜節 | 
                | 
              日本固有種で、関東地方以西、四国、九州に分布する落葉低木。6月~7月、枝先に複散房状に白い花序をつくる。アジサイの仲間に特徴的な装飾花をつけない。全体的に小ぶり。2023.6@日光植物園 | 
            
            
               
                | 
              ウィロサ 
              (villosa) | 
              アジサイ科 
              アジサイ属 タマアジサイ亜節 | 
                | 
              中国原産の落葉低木。中国中西部の山地林内に自生する。開花期は7月~8月頃。ガク咲きの花はタマアジサイに似るが、葉や装飾花は小型。ヒマラヤタマアジサイのグループ。2024.6 | 
            
            
               
                | 
              ノリウツギ 
              (糊空木) | 
              アジサイ科 
              アジサイ属 ノリウツギ亜節 | 
                | 
              北海道、本州、四国、九州に分布し、山地の林縁などに自生する落葉低木ノリウツギ(糊空木)。装飾花をもち円錐形の花序が付く。樹皮から和紙漉きの糊を取ることから和名が由来。2008.6 | 
            
            
               
                | 
              イワガラミ 
              (岩絡) | 
              アジサイ科 
              イワガラミ属 | 
                | 
              北海道から九州に分布する落葉つる性木本のイワガラミ(岩絡)。山地の岩崖や林縁に自生する。茎から気根を出して樹の幹や岩に絡むことから和名が由来。2009.6 | 
            
            
               
                | 
              ウツギ 
              (空木) | 
              アジサイ科 
              ウツギ属 | 
                | 
              北海道から九州にかけて広く分布する落葉低木ウツギ(空木)。枝先に円錐花序の白い花を多く咲かせる初夏の風物詩。卯月(旧暦4月)に花が咲くことから卯の花と呼ばれる。2019.5 | 
            
            
               
                | 
              オオシマウツギ 
              (大島空木) | 
              アジサイ科 
              ウツギ属 | 
                | 
              日本固有種で奄美大島、喜界島及び徳之島に分布する落葉低木。葉は対生し、形状は楕円形~卵状楕円形。葉縁に細かい鋸歯をもつ。春に茎の頂端に円錐花序が形成され、白い花がつく。2022.4 | 
            
            
               
                | 
              サラサウツギ 
              (更紗空木) | 
              アジサイ科 
              ウツギ属 | 
                | 
              ウツギの品種のサラサウツギ(更紗空木)。美しい八重咲きの花で花弁の外側が淡い紅紫色になる。2003.5 | 
            
            
               
                | 
              シロバナヤエウツギ 
              (白花八重空木) | 
              アジサイ科 
              ウツギ属 | 
                | 
              シロバナヤエウツギ(白花八重空木)。ウツギの変種で、山野に自生し枝先に八重の白い花を咲かせる。2010.5 | 
            
            
               
                | 
              ヒメウツギ 
              (姫空木) | 
              アジサイ科 ウツギ属 | 
                | 
              日本固有種のヒメウツギ(姫空木)。関東以西の本州、四国、九州に分布する落葉低木。小さな白い花が群がって咲いています。狭い場所でも栽培できるので、庭木によく利用される。2017.5@皇居東御苑 | 
            
            
               
                | 
              マルバウツギ 
              (丸葉空木) | 
              アジサイ科 
              ウツギ属 | 
                | 
              マルバウツギ(丸葉空木)。関東以西の本州、四国、九州に分布する落葉低木。同属のウツギに似た白い花が咲く。他のウツギ属の仲間と比べて葉が丸みを帯びる。2013.5 | 
            
            
               
                | 
              バイカウツギ 
              (梅花空木) | 
              アジサイ科 
              バイカウツギ属 | 
                | 
              本州から四国、九州の山地に自生する落葉低木バイカウツギ(梅花空木)。枝先に白い花が盛んに咲いています。花の形がウメ(梅)に似ていることから和名が由来。2010.6 | 
            
            
                 
               アワブキ科 Sabiaceae    | 
               | 
            
            
               
                
                | 
              アワブキ 
              (泡吹) | 
              アワブキ科 
              アワブキ属 | 
                | 
              本州から九州の山地に生える落葉高木アワブキ(泡吹)。樹上に無数の白い花が咲いています。初夏の白い花を泡に見立て、あるいは木枝を燃やすと切り口から泡を出すことから和名が由来。2019.5 | 
            
            
               
                
                | 
              フシノハアワブキ 
              (琉球泡吹) | 
              アワブキ科 
              アワブキ属 | 
                | 
              山口県、対馬、奄美諸島、沖縄に分布するフシノハアワブキ。落葉または半常緑の高木。日当たりの良い林縁などに生える。春~初夏に枝先に直立する円錐花序に淡黄白色の小さな花を多数つける。2011.6 | 
            
            
               
                
               | 
              アオカズラ 
              (青葛) | 
              アワブキ科 
              アオカズラ属 | 
                | 
              中国地方、四国、九州の山野に自生するつる性落葉低木アオカズラ(青葛)。葉の展開前に木枝に数個の黄色の小花が束生する。瑠璃色の美しい果実を付けるので、盆栽に愛用される。2021.3 | 
            
            
                 
               イチイ科 Taxaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              キャラボク 
              (伽羅木) | 
              イチイ科 
              イチイ属 
               | 
                | 
              日本海側の山地(鳥海山、氷ノ山、大山など)に点在する常緑針葉低木。イチイの変種とされる。雌雄異株で3月~5月に目立たない花がつく。材に微かな香りがあり、香料の伽羅に似る。2022.5 | 
            
            
               
                | 
              イヌガヤ 
              (犬榧) | 
              イチイ科 
              イヌガヤ属 | 
                | 
              岩手県~鹿児島県屋久島に分布する常緑針葉小高木。葉は互生し、枝に2列に配列する。近縁のカヤ(榧)と比べると、光沢が少ないものの、葉質は柔らかく、チクチクしない。2022.1 | 
            
            
               
                | 
              カヤ 
              (榧) | 
              イチイ科 
              カヤ属 | 
                | 
              東北地方南部~屋久島に分布する常緑針葉高木。暖帯林、山地に散生する。葉は扁平状の線形で表面が膨らみ、先端が鋭く尖る。葉の表面は光沢あり。最高級の碁盤や将棋盤作りに使われる。2021.12 | 
            
            
                 
               イチョウ科 Ginkgoaceae    | 
               | 
            
            
               
                
                | 
              イチョウ(銀杏) 
               
              枝垂種 
              → シダレイチョウ | 
               イチョウ科 
              イチョウ属  | 
                | 
              裸子植物のイチョウの巨木(銀杏)にも新緑が吹き出してきました。枝先の小さな新葉の下に雄しべが多数連なっています。花粉は風で散布される。2015.4 | 
            
            
                 
               イラクサ科 Urticaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              オガサワラモクマオ 
              (小笠原木苧麻) | 
              イラクサ科 
              カラムシ属 
                | 
                | 
              小笠原諸島に分布する固有種の常緑低木。現地では海岸から山地の岩場まで普通に見られる。3月~6月、穂状花序が垂れ下がり、小さな花を多数つける。2022.3 | 
            
            
                 
               ウコギ科 Araliaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              ウコギ 
              (五加木)  | 
              ウコギ科 
              ウコギ属 | 
                | 
              中国原産のウコギ(五加木)。根や幹を煎じて薬用強壮剤として利用されたり、天日干にした根や皮を焼酎につけた五加皮酒などの原材料として用いられてきた。2014.5 | 
            
            
               
                | 
              キヅタ 
              (木蔦、冬蔦) | 
              ウコギ科 
              キヅタ属 | 
                | 
              常緑つる性木本のキヅタ(木蔦)。秋に花が咲き、春に黒く熟した果実をつける。茎から多数の不定根を出し、他の樹木や石垣などを這い登る。冬蔦(フユヅタ)ともいう。2016.10 | 
            
            
               
                | 
              タラノキ 
              (楤木) | 
              ウコギ科 
              タラノキ属 | 
                | 
              山野に自生する落葉低木タラノキ(楤木)。白いこまかい花が穂状に群がって咲いています。春先に頂生するタラノメの山菜は大変美味です。2012.8 | 
            
            
               
                | 
              ヤドリフカノキ 
              (シェフレラ) | 
              ウコギ科 
              シェフレラ属 | 
                | 
              台湾、中国南部原産の常緑低木。シェフレラやホンコンカポックとも呼ばれる。革質で光沢がある美しい緑葉が多数つき、観葉植物として人気がある。枝先や葉腋に小さな淡緑色の花を多数つけるが、めったに咲かない。2024.6@わが家 | 
            
            
               
                
                | 
              ハリギリ 
              (針桐) | 
              ウコギ科 
              ハリギリ属 | 
                | 
              北海道を中心としたわが国全域の山地に分布する落葉高木ハリギリ(針桐)。高木の随所に黄緑色の小花が球状に集まり傘状に付いています。幹の樹皮に深く縦筋があり、葉はカエデ状になっている。2011.7 | 
            
            
               
                | 
              ヤツデ(八手) 
              別名:天狗の葉団扇 
                | 
              ウコギ科 ヤツデ属 | 
                | 
              ヤツデ(八手)。関東地方~沖縄に分布し、暖地の海岸近くの山林などに自生する常緑低木。10月~12月に開花し、茎の先に球状の散形花序が集まって大きな円錐花序をつくる。特徴的な大きな掌状の葉は深い切れ込みがある。2010.12 | 
            
            
                 
               ウマノスズクサ科 Aristolochiaceae    | 
               | 
            
            
               
                
               | 
              アリストロキア・トリカウダタ | 
              ウマノスズクサ科 
              ウマノスズクサ属 | 
                | 
              メキシコ原産の常緑小高木。直立する小低木に大きな楕円形の葉が互生する。葉腋に花弁状に見える萼片を有する花がつく。萼片は3裂して先端が尾状になる。奇妙な形状の花は次々に咲き出す。2022.5 | 
            
            
                 
               ウルシ科 Anacardiaceae    | 
               | 
            
            
               
                
                | 
              ハゼノキ 
              (櫨の木) | 
              ウルシ科 
              ウルシ属 | 
                | 
              関東以西の本州、四国、九州・沖縄、小笠原諸島に自生する落葉小高木。秋の紅葉が美しい。単にハゼともいう。江戸時代の頃に盛んに栽培され、ハゼの果実から木蝋を採るようになった。2013.11 | 
            
            
               
                
                | 
              ヤマハゼ 
              (山櫨) | 
              ウルシ科 
              ウルシ属 | 
                | 
              本州の関東地方以西、四国、九州、沖縄の山地に分布する落葉小高木。ハゼノキと非常によく似ていて、山に生えるハゼノキの意味でヤマハゼの和名が付く。2012.6 | 
            
            
               
                
                | 
              カイノキ 
              (楷樹) | 
              ウルシ科 
              カイノキ属 | 
                | 
              東アジアの温暖な地域に自生する落葉高木。「楷書」の楷に通じ、枝ぶりが整っています。中国では科挙に合格したものに楷の笏を送ったことから、学問の聖木とされた。
              2009.5 | 
            
            
               
                
                | 
              チャンチンモドキ 
              (香椿擬) | 
              ウルシ科 
              チャンチンモドキ属 | 
                | 
              インド北部、タイ、中国南部などが原産の落葉高木チャンチンモドキ(香椿擬)。国内では熊本県、鹿児島県にわずかに自生する。初夏に赤紫色の花が見られる。2012.5 | 
            
            
               
                | 
              ハグマノキ 
              (白熊の木) | 
              ウルシ科 
              ハグマノキ属 | 
                | 
              中国、ヒマラヤ、ヨーロッパ南部などが原産の落葉小高木ハグマノキ(白熊の木)。初夏に花が咲き、木全体がボヤーっとうす紅く煙っているように見える。スモークツリーの別名あり。2005.5 | 
            
            
                 
               エゴノキ科 Styracaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              アメリカアサガラ 
              (アメリカ麻殻) | 
              エゴノキ科 
              アメリカアサガラ属 | 
                | 
              北米原産の落葉樹アメリカアサガラ。わが国には明治時代に渡来。小さな白いつり鐘状の花が満開になって空間を覆い尽くしている風景は圧巻です。2007.4 | 
            
            
               
                | 
              アルニフィラム・フォーチュネイ | 
              エゴノキ科 
              アルニフィラム属 | 
                | 
              中国、インド、ミャンマー等が原産の落葉高木アルニフィラム・フォーチュネイ(エゴノキ科アルニフィラム属)。初夏~夏、枝先の葉腋に円錐花序を形成し、多数の白い花が下垂する。2021.4 | 
            
            
               
                 | 
              エゴノキ (野茉莉) | 
              エゴノキ科 
              エゴノキ属 | 
                | 
              北海道から沖縄にかけて雑木林に多く見られる落葉小高木エゴノキ。可憐な小さな白い花が、鈴なりに下向きに咲いています。果実を口に入れると刺激がありえぐい感じになる。2013.5 | 
            
            
               
                
                | 
              ハクウンボク 
              (白雲木) | 
              エゴノキ科 
              エゴノキ属 | 
                | 
              北海道から九州に分布し、山地の落葉樹林に生育する落葉小高木ハクウンボク(白雲木)。白い花を咲かせています。エゴノキと似ていて葉が丸いのが特徴。2011.5 | 
            
            
               
                 | 
              ヒョウスイボク 
              (秤錘木) | 
              エゴノキ科 
              シノジャキア属 | 
                | 
              中国原産の落葉小高木ヒョウスイボク(秤錘木)。4月頃、エゴノキの花に似た可憐な白い5弁の花が長い花柄の先に静かに咲く。楕円形で互生する葉の葉縁には鋸歯あり。2021.4 | 
            
            
                 
               オオバコ科 Plantaginaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              ハナチョウジ 
              (花丁字) | 
              オオバコ科 
              ハナチョウジ属 
                | 
                | 
              メキシコ原産の常緑低木。茎が上に向かって伸び、1m程度の高さから自然に地面に向かって垂れ下る。4月~11月頃、朱色の丁字形の花が細い茎に沿って垂れ下がる。2021.9 | 
            
            
                 
               オクナ科 Ochnaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              オクナ・セルラタ 
              (ミッキーマウスノキ) | 
              オクナ科 
              オクナ属 | 
                | 
              南アフリカ原産の常緑低木のオクナ・セルラタ。花後に萼片が赤く色づき、球形の果実(核果)をつける。萼片や果実の姿からミッキーマウスノキとも呼ばれる。2021.6 | 
            
            
                 
               オシロイバナ科 Nyctaginaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              ブーゲンビリア 
              Bougainvillea | 
              オシロイバナ科 
              ブーゲンビリア属 
                | 
                | 
              中央・南アメリカの熱帯雨林が原産のブーゲンビリア。赤色、赤紫色などの鮮やかな原色の苞の中心部に白色の小さな筒状の花が咲く。育てやすく庭木によく用いられる。2008.10@沖縄宜野湾海浜公園 | 
            
            
                 
               オトギリソウ科 Hypericaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              キンシバイ 
              (金糸梅)  | 
              オトギリソウ科 
              オトギリソウ属 | 
                | 
              中国原産の半落葉小低木キンシバイ(金糸梅)の花が梅雨にもめげず咲いています。花の中に金糸がついているようで、花全体の形は梅の花に似る。同属のビヨウヤナギと比べ雄しべが短い。2008.6 | 
            
            
               
                | 
              コボウズオトギリ 
              (小坊主弟切) | 
              オトギリソウ科 
              オトギリソウ属 | 
                | 
              西アジア、ヨーロッパ、アフリカ原産で半常緑低木コボウズオトギリ(小坊主弟切)。枝先の集散花序に複数個まとまって咲き、長い雄しべが目立つ。庭木や公園木などに利用される。2016.7@上三依水生植物園
               | 
            
            
               
                | 
              センカクオトギリ 
              (尖閣弟切) | 
              オトギリソウ科 
              オトギリソウ属 
                | 
                | 
              日本固有種で沖縄県尖閣諸島の魚釣島のみに分布するセンカクオトギリ(尖閣弟切;オトギリソウ科オトギリソウ属)。夏に雄しべが長い5弁の黄色の花が咲く。絶滅危惧IA類。2021.4 | 
            
            
               
                | 
              ヒマラヤキンシバイ 
              (ヒマラヤ金糸梅) | 
              オトギリソウ科 
              オトギリソウ属 | 
                | 
              ヒマラヤ、中国の南西部などを原産とし、高い山地に生える落葉低木ヒマラヤキンシバイ(ヒマラヤ金糸梅)。枝先に黄色の5弁花が次々と咲く。同属のキンシバイと花がよく似る。2018.7@日光植物園 | 
            
            
               
                | 
              ビヨウヤナギ 
              (未央柳) | 
              オトギリソウ科 
              オトギリソウ属 | 
                | 
              中国原産の半落葉低木ビヨウヤナギ(未央柳)。長い雄しべの花糸が金糸のように光り輝いています。細長い葉がヤナギに似る。古くから観賞用に栽培されている。2009.6 | 
            
            
               
                | 
              オハグロノキ 
              (お歯黒の木) | 
              オトギリソウ科 
              オハグロノキ属 | 
                | 
              中国南部~東南アジア、マレーシアに分布する常緑小高木/低木オハグロノキ(お歯黒の木)。対生する葉は薄い皮質で楕円形。腋生する短い集散花序に花がつく。蒴果は楕円形。2022.5 | 
            
            
               
              
                   
              
                | 
            
            
                 
               カキノキ科 Ebenaceae    | 
               | 
            
            
               
                
                | 
              カキノキ 
              (柿の木) | 
              カキノキ科 
              カキノキ属 | 
                | 
              東アジア固有種の落葉小高木。 日本では果樹として、青森以南の本州、四国、九州の各地で栽培されている。秋の果実の柿は代表的な秋の味覚です。2004.10 | 
            
            
               
                | 
              セッコウガキ 
              (浙江柿) | 
              カキノキ科 
              カキノキ属 | 
                | 
              中国原産の落葉中木セッコウガキ(浙江柿)。花の縁が赤くなった小さな可愛らしい花が付く。葉は普通の柿の葉のような照りがない。2012.6 | 
            
            
               
                | 
              リュウキュウマメガキ(琉球豆柿) | 
              カキノキ科 
              カキノキ属 | 
                | 
              リュウキュウマメガキ(琉球豆柿)。関東地方以西~沖縄に分布する落葉高木。山地の日当りのよい谷間や斜面に生える。初夏、新枝の葉腋に小さな淡黄色の花が咲く。2021.6 | 
            
            
               
                
               | 
              シセントキワガキ 
              (四川常磐柿 | 
              カキノキ科 
              カキノキ属 | 
                | 
              中国四川省原産の常緑小高木。小さく真ん丸の実がたわわに群れてなっています。普通の果樹の柿とは全く趣が違い、葉や果実が美しいので盆栽として多く用いられる。2004.10 | 
            
            
               
                
               | 
              ロウヤガキ 
              (老鴉柿) | 
              カキノキ科 
              カキノキ属 | 
                | 
              中国より近年導入された園芸品種。小さくてやや細長い赤い実をつける。実がスリムで小さく、しかも熟すと真っ赤になるので盆栽として人気がある。2004.10 | 
            
            
                 
               カツラ科 Cercidiphyllaceae    | 
               | 
            
            
               
                
                | 
              カツラ 
              (桂) | 
              カツラ科 
              カツラ属 | 
                | 
              日本各地、中国、朝鮮半島に分布する落葉高木。ハート型に似た円形の葉が特徴的です。また、落葉は甘い香りを呈します。街路樹や公園樹に利用される。2015.8 | 
            
            
               
                
                | 
              シダレカツラ 
              (枝垂れ桂) | 
              カツラ科 
              カツラ属 | 
                | 
              カツラの変種で、多数の細い枝が枝垂れています。数百年前に岩手県の早池峰山山麓で発見され、その後各地に広まったとのこと。2014.11 | 
            
            
               
                
                | 
              ヒロハカツラ 
              (広葉桂) | 
              カツラ科 
              カツラ属 | 
                | 
              日本固有種で東北・中部地方の亜高山帯に分布する落葉高木。カツラよりも葉が丸みを帯び大きいのが特徴。2012.11 | 
            
            
                 
               カバノキ科 Betulaceae    | 
               | 
            
            
               
                
                | 
              アサダ 
              (ハネカワ 、ミノカブリ) | 
              カバノキ科 
              アサダ属 | 
                | 
              北海道中南部~九州南部に分布する落葉高木。4月~5月頃、新葉の展開とともに穂状の花が咲き、秋には美しい黄葉が見られる。床材の材料などに用いられる。2013.11 | 
            
            
               
                
                | 
              ウダイカンバ 
              (鵜松明樺) | 
              カバノキ科 
              カバノキ属 | 
                | 
              中部地方以北から北海道、千島列島にかけて生育する落葉広葉樹。広く住宅建材、家具、楽器などに用いられる。樹皮は少々濡れても燃えることから鵜飼いの松明に用いられたのが和名の由来。2019.5 | 
            
            
               
                | 
              シラカバ 
              シラカンバ(白樺) | 
              カバノキ科 
              カバノキ属 | 
                | 
              北海道~中部地方の落葉広葉樹林帯、低山地などに分布する。白い樹肌のカバノキの意味。光沢のある白い樹皮と緑の若葉のコントラストや、秋の黄葉が美しい。2016.4@八ヶ岳高原 | 
            
            
               
                
                | 
              ミズメ 
              (水目、梓) | 
              カバノキ科 
              カバノキ属 | 
                | 
              本州の岩手県以南、四国、九州 に分布する落葉高木。別名は梓。樹皮や材観がサクラに似ていることから、ミズメザクラ(水目桜)とも呼ばれる。木材は高い弾力性を有する。2019.5 | 
            
            
               
                | 
              クマシデ 
              (熊四手) | 
              カバノキ科 
              クマシデ属 | 
                | 
              本州~九州に分布する落葉高木。日当たりのよい山地に自生する。4月~5月頃、花穂が木枝から垂下し、秋に黄葉する。堅い材は家具材・建築材・農具の柄などに用いられる。2021.4 | 
            
            
               
                
                | 
              イヌシデ 
              (犬四手) | 
              カバノキ科 
              クマシデ属 | 
                | 
              東北から九州の山地に生える落葉高木イヌシデ(犬四手)。多くの穂状の花序が下垂しています。シイタケのほだ木や庭園木として利用される。2011.3 | 
            
            
               
                
               | 
              オオバヤシャブシ 
              (大葉夜叉五倍子) | 
              カバノキ科 
              ハンノキ属 | 
                | 
              伊豆周辺の太平洋沿岸に多く自生する落葉小高木。雌雄同株、3月~4月頃に葉の展開とともに開花する。雌花の後に広楕円状の果穂がつき、秋に熟す。大きめの葉は先が尖り、鋭い鋸歯をもつ。2024.5 | 
            
            
               
                
                | 
              ハンノキ 
              (榛の木、赤楊) | 
              カバノキ科 
              ハンノキ属 | 
                | 
              日本、朝鮮半島、ウスリー、中国東北部に分布する落葉高木ハンノキ(榛の木、赤楊)。山野の低地や湿地、沼に自生。春先に花穂が細長く円柱状に垂れ下がる。2012.2 | 
            
            
                 
               ガマズミ科 Viburnaceae | 
               | 
            
            
               
                | 
              ガマズミ 
              (莢蒾) | 
              ガマズミ科 
              ガマズミ属 | 
                | 
              北海道から九州にかけて分布する落葉低木ガマズミ(莢蒾)。山地や丘陵地の明るい林や草原に生える。5月~6月に開花し、枝先の散房花序に小さな白い花を多数付ける。2007.5 | 
            
            
               
                | 
              オオデマリ(大手毬)別名:テマリバナ | 
              ガマズミ科 
              ガマズミ属 | 
                | 
              本州以南から九州に分布する落葉低木オオデマリ(大手毬)。5月頃開花し、白い装飾花が多数付く。ホンアジサイに似た球形の白い花が大きな手毬のように見える。2014.5@神代植物公園 | 
            
            
               
                | 
              オトコヨウゾメ 
              (男ようぞめ) | 
              ガマズミ科 
              ガマズミ属 | 
                | 
              日本固有種の落葉低木。北陸地方を除く本州、四国、九州に分布し、山地の樹林内や林縁に生育する。4月~5月頃、枝先に散房花序をつけ、白色の花が咲き、秋に赤く熟す。2002.9@山形野草園 | 
            
            
               
                | 
              カンボク 
              (肝木) | 
              ガマズミ科 
              ガマズミ属 | 
                | 
              北海道、本州の中部以北に分布する落葉低木カンボク(肝木)。山地や林縁などに自生する。純白で5枚の装飾花を付けます。装飾花が4枚のガクアジサイの花とよく似る。2015.7@戦場ヶ原 | 
            
            
               
                | 
              ゴマギ 
              (胡麻木) | 
              ガマズミ科 
              ガマズミ属 | 
                | 
              日本固有種で関東地方以西の本州、四国及び九州に分布する落葉高木ゴマギ(胡麻木)。初夏、枝先の散房花序に密になって白色の多数の花が咲く。枝や葉を揉むとゴマに似た香りがある。2010.4 | 
            
            
               
                | 
              サンゴジュ 
              (珊瑚樹) | 
              ガマズミ科 
              ガマズミ属 | 
                | 
              関東地方以西~沖縄に分布する常緑高木のサンゴジュ(珊瑚樹)。初夏、小さな白い花が多数咲く。夏~秋に実が赤く熟し、この実を海のサンゴに見立て和名がつけられた。2021.5 | 
            
            
               
                | 
              チョウジガマズミ 
              (丁字莢蒾) | 
              ガマズミ科 
              ガマズミ属 | 
                | 
              中国地方、四国、九州に分布する落葉低木チョウジガマズミ(丁字ガマズミ)。初夏、枝先に集散花序をつけ、白い花がまとまって咲く。ロート状の花を横から見ると丁字の形をしている。2003.4 | 
            
            
               
                | 
              トキワガマズミ 
              (常盤莢蒾) | 
              ガマズミ科 
              ガマズミ属 
                | 
                | 
              小笠原固有の常緑低木で岩場の斜面の藪や林縁に生える。ハクサンボクの変種とされる。4月~5月頃、白い小花が散房状の花序に円形・楕円形にまとまってつく。絶滅危惧IB類(EN)。2022.5 | 
            
            
               
                | 
              ニイタカガマズミ 
              (新高莢蒾) | 
              ガマズミ科 
              ガマズミ属 | 
                | 
              中国・台湾原産の落葉低木。ニイタカは台湾の最高峰の新高山(現在は玉山という)のこと。台湾に多く自生していると思われる。2014.9 | 
            
            
               
                | 
              ハクサンボク 
              (白山木) | 
              ガマズミ科 
              ガマズミ属 | 
                | 
              伊豆、小笠原、九州などを原産とする常緑低木。主に西日本の海岸沿いや林地に自生する。葉は大きく、ガマズミと異なり光沢がある。秋に赤い実が熟し、食することができる。2021.12 | 
            
            
               
                | 
              ミヤマガマズミ 
              (深山莢蒾) | 
              ガマズミ科 
              ガマズミ属 | 
                | 
              北海道〜九州の山地の樹林内や林縁に生える落葉低木。ガマズミよりも山の奥で自生する。ガマズミと異なり、ミヤマガマズミの葉は先が長く尖り、ひし形に近い形をしている。2017.10@皇居東御苑 | 
            
            
               
                | 
              ニワトコ 
              (接骨木) | 
              ガマズミ科 
              ニワトコ属 | 
                | 
              本州から九州にかけて分布する落葉低木ニワトコ(接骨木)。枝の先端に円錐花序が伸び、白く小さな花を多数付ける。枝や幹を煎じて骨折の治療の際の湿布に使われることから接骨木の別名あり。2015.4 | 
            
            
                 
               キク科 Asteraceae   | 
               | 
            
            
               
                | 
              ユズリハワダン 
              (ユズリハ海菜) | 
              キク科 
              アゼトウナ属 
                | 
                | 
              小笠原諸島固有の常緑小高木ユズリハワダン(ユズリハ海菜;キク科アゼトウナ属)。現在、母島だけに自生する。茎の先端部に白い舌状花が集まった総状花序を形成する。絶滅危惧IB類。2019.11 | 
            
            
               
                | 
              コウヤボウキ 
              (高野箒) | 
              キク科 
              コウヤボウキ属 | 
                | 
              関東から九州に分布する落葉小低木。山林の日当たりのよいところなどに生える。冬でも幹が地上に残るため木本とされる。9月~10月頃、茎に頭状花が一輪ずつ咲く。2021.10 | 
            
            
               
                | 
              ユリオプスデージー 
                | 
              キク科 
              ユリオプス属 | 
                | 
              南アフリカ原産の常緑低木。晩秋から春までマーガレット に似た可憐な黄色い花が長期間咲き続け、花壇でよく見かける。葉や茎に細毛が生えていて、全体が銀白色に見えます。2025.4新宿御苑 | 
            
            
               
                | 
              ワダンノキ 
              (木海菜) | 
              キク科 
              ワダンノキ属 
                | 
                | 
              小笠原諸島を代表する固有植物の常緑小高木ワダンノキ(海菜木)。東アジア産のキク科の木本としては最も大きく生長し、樹高3~5mに達する。花期は11月~12月。絶滅危惧II類。2021.3 | 
            
            
                 
               キジカクシ科 Asparagaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              イトラン 
              (糸蘭) | 
              キジカクシ科 
              イトラン属 
              (ユッカ属) | 
                | 
              米国南東部原産の常緑低木、多肉植物のイトラン(糸蘭)。6月から7月に直立する花序に緑白色の花を多数咲かせる。葉は先端が垂れ、縁から白い繊維が剥離する。2012.7 | 
            
            
               
                | 
              キミガヨラン 
              (君が代蘭) | 
              キジカクシ科 
              イトラン属 
              (ユッカ属) | 
                | 
              北米原産の常緑低木、多肉植物のキミガヨラン(君が代蘭)。日本へは明治時代に渡来。白いゴージャスな花が堂々と咲く。真白い大きめの花房がたくさん付く。庭園樹・庭木として利用される。2004.9 | 
            
            
               
                | 
              センジュラン 
              (千寿蘭) | 
              キジカクシ科 
              イトラン属 
              (ユッカ属) | 
                | 
              米南部~中米原産の常緑樹で、剣状の葉を多数頂生する。わが国へは明治中頃に渡来。6月~9月頃、茎頂から花茎をのばし、円錐花序に白い花を多数咲かせる。2014.12 | 
            
            
               
                | 
              キンポウラン 
              (金宝蘭) | 
              キジカクシ科 
              イトラン属 
              (ユッカ属) | 
                | 
              センジュランの園芸品種で葉の縁が黄金色。米南部~中米原産の常緑樹で、わが国には明治中期に渡来。小石川植物園で初めて結実。2023.10 | 
            
            
               
                | 
              ニオイシュロラン 
                 | 
              キジカクシ科 
              センネンボク属 | 
                | 
              ニュージーランド原産の常緑樹。花序がシュロに似ていて芳香があることから和名が由来。頑丈な幹の頂部に分岐する枝の先端に、多数の剣状の葉が塊状につく。2022.1 | 
            
            
                 
               キツネノマゴ科 Acanthaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              コエビソウ 
              (小海老草) 
              (ベロペロネ) | 
              キツネノマゴ科 
              キツネノマゴ属 | 
                | 
              メキシコ原産の常緑小低木。夏場を中心に小海老の尻尾に似た花穂がつく。花穂は苞に覆われる。わが国では園芸用に流通することが多い。英名はShrimp
              plant。2013.1@新宿御苑 | 
            
            
               
                | 
              サンゴバナ 
              (珊瑚花) | 
              キツネノマゴ科 
              キツネノマゴ属 | 
                | 
              ブラジル原産の常緑小低木。葉は緑色で長楕円形。5月~9月頃、茎先の円錐花序に花が羽毛のように盛り上がって咲く。花は桃紅色の2唇形花で下唇が反転する。2022.5 | 
            
            
               
                | 
              ジャスティシア・ベトニカ | 
              キツネノマゴ科 
              キツネノマゴ属 | 
                | 
              熱帯アジア~東アフリカ原産の常緑小低木。冬~春の頃、茎頂に穂状花序を形成し、淡紫色の唇形の花をつける。熱帯地方では庭園に利用され、アフリカでは牧草として利用される。2013.1@新宿御苑 | 
            
            
               
                | 
              クロッサンドラ  
              (ジョウゴバナ)  | 
              キツネノマゴ科 クロッサンドラ属 | 
                | 
              熱帯アフリカ、マダガスカル、インドなどが原産の常緑小低木の熱帯花木。小型の鉢植えとして人気がある。初夏~秋、茎先に橙色の花穂がつく。流通に出回るのは殆どがインド原産のジョウゴバナ(上戸花です。2011.6@沖縄 | 
            
            
               
                | 
              ウコンサンゴバナ 
              (鬱金珊瑚花) 
              (パキスタキス) | 
              キツネノマゴ科 
              パキスタキス属 | 
                | 
              中南米原産の常緑低木。わが国では観賞用として単にパキスタキスの名で流通する。茎頂に黄色い苞の中から飛び出るように小海老のような形状の白い花をつける。別名はパキスタキス・ルテア。2016.10@神代植物公園 | 
            
            
               
                | 
              ベニサンゴバナ 
              (紅珊瑚花) | 
              キツネノマゴ科 パキスタキス属 | 
                | 
              中南米原産の常緑低木。中央アメリカ、西インド諸島などに自生する。茎頂に穂状花序をだし、緑色の苞に緋色の花を多数つける。別名はパキスタキス・コッキネア。2013.1@新宿御苑 | 
            
            
                 
               キブシ科 Stachyuraceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              キブシ科の植物 
                | 
              キブシ科 
              キブシ属 | 
                | 
              葉の展開に先立ち淡い黄色の尾状花序を垂れ下げるキブシ属の植物は日華植物区系に約10種が知られ、ひとつの属でキブシ科を構成します。 | 
            
            
               
                | 
              キブシ 
              (五倍子) | 
              キブシ科 
              キブシ属 | 
                | 
              キブシ(木五倍子)。日本固有種で北海道~徳之島の温帯林に普通に見られる。雌雄異株の落葉低木。葉が伸びる前に淡黄色の尾状花序が木枝から垂れ下がります。葉や果実の形や大きさに変異が多く、多くの変種、品種がある。2021.3 | 
            
            
               
                | 
              ハチジョウキブシ 
              (八丈木五倍子) | 
              キブシ科 
              キブシ属 | 
                | 
              八丈島などの伊豆七島の山中に多く自生する落葉低木ハチジョウキブシ(八丈木五倍子)。木枝から花茎が垂れ下がり、一面に黄緑色の小さな花が房状になって咲く。日本固有種のキブシの変種。
              2008.3 | 
            
            
               
                | 
              ヒマラヤキブシ 
              (ヒマラヤ五倍子) | 
              キブシ科 
              キブシ属 | 
                | 
              ヒマラヤ~中国に分布する落葉低木のヒマラヤキブシ。中国雲南省、ブータン、ネパールなどが原産。3月~4月に淡黄色の長い尾状花序が木枝から垂れ下がる。2021.3 | 
            
            
               
                | 
              タロコキブシ 
              (太魯閣五倍子) | 
              キブシ科 
              キブシ属 | 
                | 
              台湾東部・太魯閣渓谷に固有のタロコキブシ(タロコ木五倍子)。比較的短めの白い尾状花序が木枝から垂れ下っています。2021.3 | 
            
            
               
                | 
              スタチウルス・オボバタス | 
              キブシ科 
              キブシ属 | 
                | 
              スタチウルス・オボバタス(Stachyurus obovatus)。中国西南部に見られる常緑性のキブシ。2021.3 | 
            
            
                 
               キョウチクトウ科 Apocynaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              アリアケカズラ 
              (有明葛) | 
              キョウチクトウ科 
              インドジャボク亜科 アリアケカズラ属 | 
                | 
              熱帯アメリカ原産の常緑つる性低木アリアケカズラ。トランペット状の黄色の花が咲く。沖縄では環境の厳しい道路沿いや海岸に近い公園などに多く使われている。2016.10@神代植物公園温室 | 
            
            
               
                | 
              ヒメアリアケカズラ 
              (姫有明葛) | 
              キョウチクトウ科 
              インドジャボク亜科 アリアケカズラ属 | 
                | 
              ブラジル原産の常緑小低木。花期は5~11月、黄色のトランペット形の花が枝先に集まって咲きます。花後にクリのイガに似た果実が付く。アリアケカズラに比べて全体的に小振り。2025.7 | 
            
            
               
                | 
              インドジャボク 
              (印度蛇木) | 
              キョウチクトウ科 インドジャボク亜科 ラウオルフィア属 | 
                | 
              インドなどの熱帯アジアに分布し、湿気のある森林中の林床に自生する常緑低木のインドジャボク(印度蛇木)。小さな白い花の集散花序がつく。インドでは民間薬に使われる。2020.9 | 
            
            
               
                | 
              ヤロード 
              (Yellow wood) | 
              キョウチクトウ科 
              インドジャボク亜科 
              ヤロード属 
                | 
                | 
              小笠原諸島の固有種で、森林に広く生育する常緑高木。5月頃に白い小さな花が咲き、花期は長め。花のアトに実が熟し、鮮黄色のラグビーボール状の果実が2個並んでつく。2025.7 | 
            
            
               
                | 
              サクララン 
              (桜蘭) 
              別名:ホヤ | 
              キョウチクトウ科 
              ガガイモ亜科 
              サクララン属 
              (ホヤ属) | 
                | 
              日本・台湾・中国の亜熱帯地域の渓流沿いなどに生育するつる性木本植物のサクララン(桜蘭、ホヤ)。夜間に甘い香りをもつ花が開き、昆虫のガ類を誘い寄せて花粉を運搬させる。2021.3 | 
            
            
               
                | 
              キョウチクトウ 
              (夾竹桃) | 
              キョウチクトウ科 キョウチクトウ亜科 
              キョウチクトウ属 
                | 
                | 
              インド原産の常緑低木キョウチクトウ(夾竹桃)。炎暑の夏を延々と咲き続ける。葉の形状が竹に似て狭く、花が桃に似ていることから和名が由来。木枝に強い毒性を有するので要注意。2004.7 | 
            
            
               
                | 
              テイカカズラ 
              (定家葛) | 
              キョウチクトウ科 キョウチクトウ亜科 
              テイカカズラ属 | 
                | 
              つる性常緑低木テイカカズラ(定家葛)。本州から九州の温暖な場所に分布する。6月頃に咲く花は次第に白色から淡黄色に変わる。他の樹木や岩に絡みつき這い上がって成長する。2011.6 | 
            
            
                 
               ギョリュウ科 Tamaricaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              ギョリュウ 
              (御柳) | 
              ギョリュウ科 
              ギョリュウ属 | 
                | 
              中国原産の落葉小高木ギョリュウ(御柳)。枝先にピンク色の小さい花がびっしり棒状に付く。乾燥に強く、根を長く伸ばして水分を強く吸収する。針葉樹のような小さな針状の葉が特徴。2008.5 | 
            
            
                 
               キリ科 Paulowniaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              キリ 
              (桐) 
                | 
              キリ科 
              キリ属 | 
                | 
              北海道~九州に分布する落葉高木キリ(桐)。古くから各地で栽培され、所々で野生化が進む。枝先に大きな円錐花序が直立し、淡紫色の筒状鐘形の花を多く付ける。2021.5@筑波大付高キャンパス | 
            
            
                 
               キントラノオ科 Malpigiaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              コウシュンカズラ 
              (恒春葛) | 
              キントラノオ科 
              コウシュンカズラ属 
                | 
                | 
              沖縄、台湾、東南アジアなどに分布するつる性常緑低木コウシュンカズラ(恒春葛)。枝先に総状花序を出し、黄色の5弁花が密に咲く。マングローブ林や海岸に生える。2020.9 | 
            
            
               
                | 
              ヒイラギトラノオ  
              (柊虎の尾) | 
              キントラノオ科 
              ヒイラギトラノオ属 | 
                | 
              西インド諸島原産の常緑小低木ヒイラギトラノオ (柊虎の尾;キントラノオ科ヒイラギトラノオ属) 。葉はヒイラギに似た形状で、棘状の鋸歯がある。淡いピンク色の5弁の花を咲かる。2022.1 | 
            
            
                 
               クサトベラ科 Goodeniaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              クサトベラ 
              (草海桐花) | 
              クサトベラ科 
              クサトベラ属 
                | 
                | 
              種子島、南西諸島、小笠原諸島に分布する常緑低木。革質で長倒卵形のトベラに似た葉が木化した茎の先に集まって互生する。6月~8月頃、葉腋から出る小型の集散花序に白い花をつける。2011.6@沖縄コンベンションセンター | 
            
            
                 
               クスノキ科 Lauraceae    | 
               | 
            
            
               
                
               | 
              ゲッケイジュ 
              (月桂樹) | 
              クスノキ科 
              ゲッケイジュ属 | 
                | 
              地中海沿岸原産の常緑高木。4月~5月、葉腋に黄白色の小花が群がって咲く。芳香がある葉は料理の香味に使われ、葉や果は生薬として利用される。2021.4 | 
            
            
               
                
                | 
              アブラチャン 
              (油瀝青) | 
              クスノキ科 
              クロモジ属 | 
                | 
              日本固有種で本州・四国・九州に分布する落葉低木。早春の3月~4月、葉の展開に先立って淡黄色の花が咲き、数個集まった散形花序をなす。初夏の新緑や秋の黄葉も美しい。2021.3 | 
            
            
               
                | 
              テンダイウヤク 
              (天台烏薬) 
                | 
              クスノキ科 
              クロモジ属 | 
                | 
              中国原産の常緑低木テンダイウヤク(天台烏薬)。江戸時代に薬用として渡来し、本州や九州の暖地に分布する。独特の芳香を放つ根が健胃薬として利用されている。中国浙江省の天台山地方で良質な生薬が産出されたことから和名が由来。2006.4 | 
            
            
               
                | 
              シロダモ 
              (白櫤) | 
              クスノキ科 
              シロダモ属 | 
                | 
              山形県・宮城県以南~九州、沖縄に分布する常緑高木シロダモ(白櫤)。各地の照葉樹林に生える。秋に開花し、その後赤い実がつく。神社仏閣や屋敷の庭などでよく見る。2021.6 | 
            
            
               
                | 
              タブノキ 
              (椨の木) | 
              クスノキ科 
              タブノキ属 | 
                | 
              東北地方~九州・沖縄に分布する常緑高木のタブノキ(椨の木)。照葉樹林の代表的樹種のひとつ。潮風、強風、大気汚染に強い。また水分を多く含み防火樹にもなる。2021.6 | 
            
            
               
                | 
              ホソバタブ 
              (細葉椨) 
              別名:アオガシ | 
              クスノキ科 
              タブノキ属 | 
                | 
              関東以西~九州に分布する常緑高木ホソバタブ(細葉椨)。アオガシ(青樫)ともいう。花期は4~5月頃、黄緑色であまり目立たない花を咲かせる。葉は同属のタブノキより細い。2021.5 | 
            
            
               
                | 
              クスノキ 
              (樟、楠) 
                | 
              クスノキ科 
              ニッケイ属 | 
                | 
              本州西部の太平洋側、四国、九州に広く分布する常緑高木クスノキ(樟、楠)。クスノキは常緑樹だが、5月頃に新葉と入れ替わる。新葉のところに白く淡い黄緑色の小さな花がツンツンと出ています。2016.5 | 
            
            
               
                | 
              カゴノキ 
              (鹿子の木) | 
              クスノキ科 
              ハマビワ属 | 
                | 
              関東~四国、九州に分布する常緑高木。成長すると樹皮が鹿の子模様になり、この鹿の子模様から和名が由来。7月~9月頃、クスノキやゲッケイジュに似た淡い黄色の花が咲く。2022.1 | 
            
            
               
                | 
              バリバリノキ | 
              クスノキ科 
              ハマビワ属 | 
               
                | 
              関東以西の本州、四国、九州、沖縄に分布する常緑高木。葉は互生し、枝の先端部分に集まって付く。細長く硬質の葉がふれ合う時の音から和名が由来。雌雄異株で、8月頃に花を咲かせる。2023.6 | 
            
            
                 
               グミ科 Elaeagnaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              トウグミ 
              (唐茱萸) | 
              グミ科 
              グミ属 | 
                | 
              北海道、本州の山地に自生する落葉低木。ナツグミの変種とされる。4月~5月頃に淡黄色の小花がつき、5~7月頃に成熟する果実は大きめで渋みが少なく生食できる。日本固有種。2022.5 | 
            
            
               
                | 
              ナツグミ 
              (夏茱萸) | 
              グミ科 
              グミ属 | 
                | 
              本州の関東から中部、四国の山地に自生する落葉小高木ナツグミ(夏茱萸)。4〜5月頃に淡黄色の花が咲く。6月頃に赤く熟す果実は食することができる。
              2015.4 | 
            
            
                 
               クルミ科 Juglandaceae    | 
               | 
            
            
               
                
               | 
              オニグルミ 
              (鬼胡桃) | 
              クルミ科 
              クルミ属 | 
                | 
              北海道から九州にかけて自生する落葉高木オニグルミ(鬼胡桃)。山間の川沿いなどでよく見られる。花は風媒花で雌雄同株。秋に熟す殻の固い実はリスやネズミなどの野生動物の好物。2021.4 | 
            
            
               
                
               | 
              ヒメグルミ 
              (姫胡桃) | 
              クルミ科 
              クルミ属 | 
                | 
              わが国の山地に自生する落葉高木ヒメグルミ(姫胡桃)。オニグルミの変種で本州中部以北でよく植栽されている。堅果の内部の種(クルミ)は風味豊かで食用になる。2021.6 | 
            
            
               
                
                | 
              コーカサスサワグルミ 
                | 
              クルミ科 
              サワグルミ属 | 
                | 
              中央アジアのコーカサス地方を原産とする落葉高木。雌雄同株で5月頃開花し、花穂が下垂する。葉は奇数羽状複葉で互生し、シナサワグルミに比べて大きめ。公園木や街路樹に用いられる。2017.5 | 
            
            
               
                
                | 
              シナサワグルミ 
              (支那沢胡桃) | 
              クルミ科 
              サワグルミ属 | 
                | 
              中国原産の落葉高木シナサワグルミ(支那沢胡桃)。明治初期に渡来。黄緑色の細長い花穂が垂れ下がっています。公園樹、街路樹として多く用いられる。2019.6 | 
            
            
               
                
                | 
              ノグルミ 
              (野胡桃) | 
              クルミ科 
              ノグルミ属 | 
                | 
              日当たりの良い林縁に生える落葉高木ノグルミ(野胡桃)。大木に目立たない花が咲いています。風媒花で風に乗せて花粉を運ぶ。果実は食用にならない。2017.6 | 
            
            
               
                
                | 
              ヒッコリー 
              (hickory) | 
              クルミ科 
              ペカン属 | 
                | 
              北米に広く分布する落葉広葉樹ヒッコリー。雌雄異花で、雄花は穂状になって垂れ下がる。ヒッコリーは材質が良く、建築、家具、工芸材やスキー用材として使用される。2011.5 | 
            
            
                 
               クロウメモドキ科 Rhamnaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              クマヤナギ 
              (熊柳) | 
              クロウメモドキ科 
              クマヤナギ属 | 
                | 
              北海道から九州まで分布するつる性落葉低木クマヤナギ(熊柳)。7月から8月にかけて白い花が開花する。固い枝が他の植物に絡みつき、やがて覆うようになる。2012.7 | 
            
            
               
                | 
              ケンポナシ 
              (玄圃梨) | 
              クロウメモドキ科 
              ケンポナシ属 | 
                | 
              北海道から九州まで自生する落葉高木ケンポナシ(玄圃梨)。樹上に小さな白い花がぎっしりと集散花序になって咲く。葉や樹皮からのケンポナシの抽出物にはアルコール臭の抑制効果があるといわれる。 2018.6 | 
            
            
               
                | 
              ナツメ 
              (棗) | 
              クロウメモドキ科 
              ナツメ属 | 
                | 
              南ヨーロッパ原産の落葉小低木ナツメ(棗)。わが国へは西アジア・初夏、目立たない淡緑色で小さな花が葉腋につく。ナツメの実は食用(ドライフルーツなど)や生薬(大棗)に用いられる。2021.6 | 
            
            
               
                | 
              ネコノチチ 
              (猫の乳) | 
              クロウメモドキ科 
              ネコノチチ属 | 
                | 
              神奈川県以西〜九州、沖縄に分布する落葉小高木ネコノチチ(猫の乳)。山地の林内に生える。5月~6月、木枝の葉腋に小さな黄緑色の花がつく。熟した木の実が猫の乳頭に似る。2021.6 | 
            
            
               
                | 
              ハマナツメ 
              (浜棗) | 
              クロウメモドキ科 
              ハマナツメ属 | 
                | 
              中部地方以西の暖地の海岸近くに生える落葉低木ハマナツメ(浜棗)。木枝に淡緑色の小さな花が盛んに咲く。枝に鋭いトゲがある。絶滅危惧種。2019.9 | 
            
            
               
                | 
              ヨコグラノキ 
              (横倉の木) | 
              クロウメモドキ科 
              ヨコグラノキ属 | 
                | 
              本州~四国、九州に分布する落葉小高木。石灰質の崖地や渓流沿いに生える。6月頃、地味な黄緑色の花が咲く。大きめの長楕円形のギザギザのない全縁の葉が木枝に並んでつく。2021.6 | 
            
            
                 
               クワ科 Moraceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              イヌビワ 
              (犬枇杷) | 
              クワ科 
              イチジク属 | 
                | 
              関東以西、四国、九州、沖縄に分布する落葉小高木イヌビワ(犬枇杷)。雌雄異株で、花期は4月〜5月頃。小さく丸い花嚢がつくが、この花嚢の中に花が咲くので外からは見えない。2021.4 | 
            
            
               
                | 
              アカメイヌビワ 
              (赤目犬枇杷) | 
              クワ科 
              イチジク属 
                | 
                | 
              奄美大島~沖縄に分布し、低地から山地の谷沿いの樹林内に生育する雌雄異株の常緑高木。太い幹や葉腋に花嚢をつけ、花嚢の中に外からは見えない花が咲く。新葉や新枝が赤みを帯びる。2021.4 | 
            
            
               
                | 
              オオバイヌビワ  
              (大葉犬枇杷) | 
              クワ科 
              イチジク属 
                | 
                | 
              奄美大島~沖縄地方に広く分布する常緑高木。沖縄ではイチジク属の中で最も大きい葉を持ち、特に幅広い葉でつやが強いのでよく目立つ。葉腋につく花嚢の中に外から見えない花が咲く。2021.4 | 
            
            
               
                | 
              ハマイヌビワ 
              (浜犬枇杷) | 
              クワ科 
              イチジク属 
                | 
                | 
              奄美大島~沖縄地方に広く分布する常緑中高木。沖縄では海岸近くの石灰岩地に多く見られる。左右非対称(主脈の部分で折り返すと左右が重ならない)の葉の形状が特徴的。2021.4 | 
            
            
               
                | 
              ホソバムクイヌビワ 
              (細葉無垢犬枇杷) | 
              クワ科 
              イチジク属 
                | 
                | 
              奄美大島~沖縄に分布し、低地から山地の林縁や林内に生える雌雄異株の常緑中高木。球形の花嚢が葉腋につき、花嚢の中に外からは見えない花が咲く。新枝や若葉に硬い毛があってざらつく。2021.4 | 
            
            
               
                | 
              ガジュマル 
              (榕樹) | 
              クワ科 
              イチジク属 
                | 
                | 
              主に南西諸島に分布する常緑高木。幹や枝から垂れ下がる気根が複雑に絡み合って独特の樹形をなす。雌雄同株で、葉腋につく球形の花嚢の中に外から見えない花を咲かせる。
              2021.4 | 
            
            
               
                | 
              アコウ 
              (赤榕) | 
              クワ科 
              イチジク属 
                | 
                | 
              紀伊半島~九州、南西諸島の温暖な地方に分布する半常緑高木。葉腋につく花嚢の中に、他のイチジク属の仲間と同じように外から見えない花を咲かせる。2022.5 | 
            
            
               
                | 
              マグワ 
              (真桑) | 
              クワ科 
              クワ属 | 
                | 
              中国原産の落葉樹。養蚕用に広く栽培される。葉が蚕の好物として供され、養蚕に用いられる。雌雄異株で花期は4月~5月頃。葉の下側に多数の小さな花穂が形成される。2025.5 | 
            
            
               
                | 
              カジノキ 
              (梶の木) | 
              クワ科 
              コウゾ属 | 
                | 
              本州中南部~九州に自生する落葉高木。花期は5月〜6月で雌雄異株。花の後の実は赤橙色に熟し、食することができる。カジノキは古くから和紙の原料として栽培されている。2025.5 | 
            
            
               
                | 
              コウゾ 
              (楮) | 
              クワ科 
              コウゾ属 | 
                | 
              中国原産の落葉低木でヒメコウゾとカジノキの交雑種。樹皮は繊維が強く、最高級の和紙を作る材料として知られる。わが国では和紙の原料として山間地の傾斜地に栽培される。春から初夏の頃、葉が出るのと同時に花が咲く。2025.5 | 
            
            
               
                | 
              ハリグワ 
              (針桑) | 
              クワ科 
              ハリグワ属 | 
                | 
              中国・朝鮮半島原産の落葉小高木ハリグワ(針桑)。淡黄色の小さな鞠状の花が付いています。幹や枝に針のようなトゲがある。かつて養蚕が盛んであった頃はカイコの餌用としてハリグワが各地で栽培されていた。2019.5 | 
            
            
                 
               コウヤマキ科 Sciadopityaceae | 
               | 
            
            
               
                | 
              コウヤマキ 
              (高野槇) | 
              コウヤマキ科 
              コウヤマキ属 | 
                | 
              日本固有種の常緑針葉高木。福島県から九州の山地に分布し、特に和歌山県の高野山に多く見られる。樹形の美しさと材の有用性から、造園木や材木として利用されている。2023.6@日光植物園 | 
            
            
                 
               ゴマノハグサ科 Scrophulariaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              コフジウツギ 
              (小藤空) | 
              ゴマノハグサ科 
              フジウツギ属 | 
                | 
              コフジウツギ(小藤空木)。小さな花が凝集した赤紫色の花穂が枝垂れています。蜜が多いのでチョウがよく集まってくる。サポニンを多く含み、有毒。日本固有種で、四国の南部から沖縄にかけて分布。2018.6 | 
            
            
               
                | 
              トウフジウツギ 
              (唐藤空木) | 
              ゴマノハグサ科 
              フジウツギ属 | 
                | 
              中国原産の落葉低木トウフジウツギ(唐藤空木)。沖縄で古くから栽培されていたのでリュウキュウフジウツギともいう。夏の陽射しの下で紫色の花穂にチョウがよく集まってきます。サポニンを含み有毒。2007.7 | 
            
            
               
                | 
              フサフジウツギ 
              (房藤空木) | 
              ゴマノハグサ科 
              フジウツギ属 | 
                | 
              淡紫色の房状の花穂が特徴的なフサフジウツギ(房藤空木)。大型の花穂で、フジウツギ属の草本のなかで最も大きい。蜜が多いのでよくチョウが吸蜜に訪れます。サポニンを多く含み有毒。
              2016.8 | 
            
            
                 
               コミカンソウ科 Pyllanthaceae   | 
               | 
            
            
               
                | 
              オオシマコバンノキ 
              (大島小判の木) | 
              コミカンソウ科 
              オオシマコバンノキ属 
                | 
                | 
              奄美大島~琉球列島に分布する常緑低木オオシマコバンノキ。海岸の隆起珊瑚礁などの石灰岩地に生育する。球形の果実(液果)は紅色~淡紅色に熟す。2021.6 | 
            
            
               
                | 
              ハナコミカンボク 
              (花小蜜柑木) 
                | 
              コミカンソウ科 
              コミカンソウ属 
                | 
                | 
              沖縄中部の万座毛近辺のみに見られ、海岸の岩場に生える落葉小低木ハナコミカンボク(花小蜜柑木)。小枝に多数の楕円形の葉が互生する。開花時期は周年で、葉の葉腋からごく小さな紅紫色の花が下垂する。絶滅危惧IB類(EN)。2021.3 | 
            
            
               
              
                   
              
                | 
            
            
                 
               サクラソウ科 Primulaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              マンリョウ 
              (万両) | 
              サクラソウ科 
              ヤブコウジ亜科 
              ヤブコウジ属 
                | 
                | 
              常緑小低木マンリョウ(万両;サクラソウ科ヤブコウジ亜科ヤブコウジ属)。庭木などに用いられる。10月~翌年2月頃、多くの赤く熟した果実(液果)が小枝から垂下する。2017.1 | 
            
            
               
                | 
              シロミノマンリョウ 
              (白実万両) | 
              サクラソウ科 
              ヤブコウジ亜科 
              ヤブコウジ属 | 
                | 
              茨城県以南~沖縄に分布する常緑小低木。山地の林の中に生える。また、観賞用にも植えられる。赤い実をつけるマンリョウと同属で、シロミノマンリョウは晩秋に白い実をつける。2021.12 | 
            
            
                 
               シクンシ科 Combretaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              コバテイシ 
              (モモタマナ) | 
              シクンシ科 
              モモタマナ属 
                | 
                | 
              沖縄各島と小笠原に分布する半落葉高木コバテイシ(モモタマナ)。5月~7月に穂状花序が葉腋につく。沖縄では街路樹、緑陰樹として多用される。2011.6@沖縄コンベンションセンター | 
            
            
                 
               シソ科 Lamiaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              ローズマリー 
              (迷迭香) 
              別名:マンネンロウ | 
              シソ科 
              アキギリ属 | 
                | 
              地中海沿岸地方原産の常緑低木ローズマリー。縁が厚くなった細長い葉を付け、葉の部分をハーブとして肉料理に使う。生薬や香料としても用いられる。2003.4 | 
            
            
               
                | 
              イブキジャコウソウ 
              (伊吹麝香草) | 
              シソ科 
              イブキジャコウソウ属 | 
                | 
              滋賀県の伊吹山に多く自生する小低木イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)。小さなピンク色の花がびっしりと咲いています。海岸から高山帯までの日当たりの良い岩地に生育する。2008.6 | 
            
            
               
                | 
              クサギ (臭木) | 
              シソ科 
              クサギ属 | 
                | 
              北海道~沖縄に分布する落葉小高木クサギ(臭木)。全国の日当たりのよい原野などに生える。8月頃に白い花が咲き、その後、ピンク色の星形のガクの中心に紺色の種子が付く。2019.10 | 
            
            
               
                | 
              ゲンペイクサギ 
              (源平臭木) | 
              シソ科 
              クサギ属 | 
                | 
              ゲンペイクサギ(源平臭木)。熱帯アフリカ西部が原産の常緑のつる性低木。赤い花冠と白い萼の対比が鮮やかな花をつける。花が美しいので観賞用によく栽培される。2020.9 | 
            
            
               
                | 
              ベニゲンペイカズラ 
              (紅源平葛) | 
              シソ科 
              クサギ属 | 
                | 
              ベニゲンペイカズラ(紅源平葛)。ゲンペイクサギとベニバナクサギの交配でつくられた園芸種。初夏~秋まで淡い紅色の萼から赤い花が咲き続ける非耐寒性の常緑つる性低木。2017.11@新宿御苑 | 
            
            
               
                | 
              ヒギリ 
              (緋桐、唐桐) | 
              シソ科 
              クサギ属 | 
                | 
              東南アジア原産の常緑低木ヒギリ(緋桐)。枝先に大きな円錐状の花序を伸ばし、赤い花を多数つける。大きな葉がキリに似る。古くから栽培され、暖地では庭園にも用いられる。2008.4@ハワイ | 
            
            
               
                | 
              セイヨウニンジンボク (西洋人参木) | 
              シソ科 
              ハマゴウ属 | 
                | 
              南欧から中央アジア原産の耐寒性落葉低木セイヨウニンジンボク。枝先から円錐花序を伸ばし、薄青紫色の小花を多数付けています。ハーブやコショウの代りとして用いられる。掌状複葉で葉縁は全縁。2011.7 | 
            
            
               
                | 
              タイワンニンジンボク 
              (台湾人参木) | 
              シソ科 
              ハマゴウ属 | 
                | 
              タイワンニンジンボク。台湾、中国、東南アジア、インド、マダガスカル島、アフリカに広く分布する落葉低木。7月から8月に青紫色の小さな花を付ける。掌状複葉で葉縁はほとんど全縁。2016.7 | 
            
            
               
                | 
              ニンジンボク 
              (人参木) | 
              シソ科 
              ハマゴウ属 | 
                | 
              中国原産の落葉低木ニンジンボク(人参木)。淡い青紫色の小花を沢山付ける。掌状複葉で葉縁に荒い鋸歯あり。女性ホルモンを整える薬効がある。葉形が朝鮮人参に似ていることから和名が由来。2018.7 | 
            
            
               
                | 
              ハマゴウ 
              (浜栲) | 
              シソ科 
              ハマゴウ属 | 
                | 
              本州から沖縄に分布する常緑小低木ハマゴウ(浜栲)。砂浜に群生する海浜植物。茎は地面を這い、半ば砂に埋もれて伸び、果実は水に浮き海流に流されるといった海浜植物として重要な適応力を有する。2012.8 | 
            
            
               
                | 
              ミツバハマゴウ 
              (三葉浜栲) | 
              シソ科 
              ハマゴウ属 | 
                | 
              トカラ列島、沖縄に分布する落葉低木。海岸近くの低木林の林縁やマングローブ域の陸側、川べりなどに生育する。花期は春〜秋で、淡紫色で唇型の花をつける。庭木や公園樹に用いられる。グリーン植物としても人気あり。2025.10 | 
            
            
               
                
                | 
              ムラサキシキブ 
              (紫式部) | 
              シソ科 
              ムラサキシキブ属 | 
                | 
              北海道から九州、沖縄まで広く分布し、各地の林などに自生する落葉低木ムラサキシキブ(紫式部)。初夏に散房花序になった淡紫色の小花が咲く。秋の紫色の果実が美しい。2018.6 | 
            
            
               
                
               | 
              コムラサキ 
              (小紫) | 
              シソ科 
              ムラサキシキブ属 | 
                | 
              日本各地の山野に分布する落葉低木コムラサキ(小紫)。初夏に淡紫色の小花が咲き、秋に紫色の小粒の実を付ける。同属のムラサキシキブに似るが、全体的に小ぶりで、樹高も低い。
              2021.6 | 
            
            
               
                
               | 
              シマムラサキ 
              (島紫) | 
              シソ科 
              ムラサキシキブ属 
                | 
                | 
              小笠原固有種の常緑低木。父島と兄島にのみ自生し、やや湿性化した林内を好む。集散花序は腋生し、8月~11月頃に淡紅色の花が密生する。花冠は4裂する。果実は紅紫色に熟す。2021.9 | 
            
            
               
                | 
              ラベンダー (Lavender) | 
              シソ科 
              ラベンダー属 | 
                | 
              地中海沿岸などが原産の半木本性植物ラベンダー。6月~7月、主に青紫色の穂状の花が多数咲き、北海道の富良野地方をはじめ各地で美しいラベンダー畑が観光資源となっている。2018.7@富良野 | 
            
            
                 
               ジンチョウゲ科 Thymelaeaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              ジンチョウゲ 
              (沈丁花) | 
              ジンチョウゲ科 
              ジンチョウゲ属 | 
                | 
              中国原産の常緑低木ジンチョウゲ(沈丁花)。わが国では昔から栽培されている。早春に小さな赤紫色の花が手毬状に咲き、いい香りを家の中まで運んでくれる。秋の果実は有毒。2003.2 | 
            
            
               
                | 
              オニシバリ 
              (鬼縛り) 
              別名:ナツボウズ | 
              ジンチョウゲ科 
              ジンチョウゲ属 | 
                | 
              日本固有種の落葉小低木オニシバリ(鬼縛り)。本州、四国、九州に分布し、落葉樹林内に生育する。春に小さな黄緑色の花を付けます。樹皮が丈夫で鬼も縛れるというのが和名の由来。2013.3 | 
            
            
               
                | 
              ナニワズ 
              (難波津) | 
              ジンチョウゲ科 
              ジンチョウゲ属 | 
                | 
              本州、北海道の山地に分布する落葉小低木ナニワズ。黄色の花を枝先に束生状に多数付ける。同属のオニシバリよりやや大きめ。エゾナニワズ、エゾナツボウズの別名あり。2019.3@箱根湿生花園 | 
            
            
               
                | 
              ミツマタ 
              (三椏) | 
              ジンチョウゲ科 
              ミツマタ属 | 
                | 
              中国・ヒマラヤ原産の落葉低木ミツマタ(三椏)の花が満開になっています。三叉になった枝の先に凝集した黄色の花が付く。ミツマタは和紙の原料となる。2008.3 | 
            
            
               
                | 
              アカバナミツマタ 
              (赤花三椏) | 
              ジンチョウゲ科 
              ミツマタ属 | 
                | 
              ミツマタの突然変異種で1960年に愛媛県で発見されたとされる。香りが良く朱色の花をつける。花の色以外の性質はミツマタと同じ。2003.3 | 
            
            
                 
               スイカズラ科 Caprifoliaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              スイカズラ 
              (吸い葛) 
              別名:忍冬 | 
              スイカズラ科 
              スイカズラ属 | 
                | 
              北海道から九州にかけて分布する常緑つる性木本スイカズラ(吸い葛)。平地から山野の林縁や道ばたによく見られる。葉の付け根から細長い筒状の淡黄色の花が2個ずつ並んで咲く。2012.6 | 
            
            
               
                | 
              キンギンボク 
              (金銀木) | 
              スイカズラ科 
              スイカズラ属 | 
                | 
              北海道、東北の日本海側に分布し、山地や海岸沿いに多く見られる落葉低木キンギンボク(金銀木)。花の色が最初は白色で後に黄色になり、一つの枝に白い花と黄色い花が混じって咲く。2010.4 | 
            
            
               
                | 
              ハナヒョウタンボク 
              (花瓢箪木) | 
              スイカズラ科 
              スイカズラ属 | 
                | 
              群馬県や長野県などに自生する落葉低木ハナヒョウタンボク(花瓢箪木)。葉の付け根付近に二輪ずつスイカズラに似た花が咲く。氷河期の生き残りといわれる。2015.5 | 
            
            
               
                | 
              ヤマウグイスカグラ 
              (山鶯神楽) | 
              スイカズラ科 
              スイカズラ属 | 
                | 
              日本固有種で本州中西部~九州に分布し、山地に生育する落葉低木。ウグイスカグラやミヤマウグイスカグラの基本種で、全体に毛が多い。新葉の展開時に花が下垂する。2018.5@山形野草園 | 
            
            
               
                | 
              ウグイスカグラ 
              (鶯神楽) | 
              スイカズラ科 
              スイカズラ属 | 
                | 
              北海道南部~九州に分布する落葉低木。野山の林縁に自生する。3月~4月頃、新葉の展開とともに細いロート型で先が5裂する可憐な花が咲く。基本種のヤマウグイスカグラの変種。2019.3 | 
            
            
               
                | 
              ミヤマウグイスカグラ(深山鶯神楽) | 
              スイカズラ科 
              スイカズラ属 | 
                | 
              本州から九州の主に日本海側に分布する落葉低木。特に奥日光の戦場ヶ原で多く見られる。ヤマウグイスカグラの変種。全体に腺毛が多く、夏に熟す赤い実にも腺毛が付く。2015.7@奥日光 | 
            
            
               
                | 
              ツキヌキニンドウ 
              (突抜忍冬) | 
              スイカズラ科 
              スイカズラ属 | 
                | 
              北米原産の半常緑つる性低木ツキヌキニンドウ(突抜忍冬)。真紅の花が初夏から秋にかけて咲き出す。茎が寄り添っている2枚の葉を突き抜くように見えることから和名が由来。2004.4 | 
            
            
               
                | 
              タニウツギ 
              (谷空木) | 
              スイカズラ科 
              タニウツギ属 | 
                | 
              北海道や本州の日本海側の山野に自生する落葉小低木のタニウツギ(谷空木)。山地の谷沿いや斜面に多く見られる。新緑の中、美しい淡紅色の漏斗状の花を付ける。2004.4 | 
            
            
               
                | 
              オオベニウツギ 
              (大紅空木) | 
              スイカズラ科 
              タニウツギ属 | 
                | 
              九州に自生する落葉低木オオベニウツギ(大紅空木属)。同属のタニウツギの花は上向きに付くが、オオベニウツギの花は下向き。2008.5 | 
            
            
               
                | 
              ニシキウツギ 
              (二色空木) | 
              スイカズラ科 
              タニウツギ属 | 
                | 
              丹沢や箱根の山地に広く自生する落葉低木ニシキウツギ(二色空木)。花の色が白色から薄紅色に変わるので、両方の色の花が交じって咲く。ニシキウツギは太平洋側の山地に分布。2018.5 | 
            
            
               
                | 
              アマギベニウツギ 
              (天城紅空木) | 
              スイカズラ科 
              タニウツギ属 | 
                | 
              伊豆半島にのみ自生する落葉低木アマギベニウツギ(天城紅空木)。初夏に漏斗状の濃紅色の花を付ける。タニウツギ属のニシキウツギ(二色空木)の品種。2017.5 | 
            
            
               
                | 
              ハコネウツギ 
              (箱根空木) | 
              スイカズラ科 
              タニウツギ属 | 
                | 
              関東から東海地方の太平洋側の海岸近くに自生する落葉低木ハコネウツギ(箱根空木)。箱根の名が付くが、箱根にはほとんど自生しない。2019.5 | 
            
            
               
                | 
              コツクバネウツギ 
              (小衝羽根空木) | 
              スイカズラ科 
              ツクバネウツギ属 | 
                | 
              日本固有種の落葉低木コツクバネウツギ(小衝羽根空木)。中部地方以西から九州にかけて分布し、日当たりのよい丘陵の雑木林などに生育。開花期は5~6月だが、10月頃でも花が残っている。2019.10 | 
            
            
               
                | 
              タイワンツクバネウツギ 
              (台湾衝羽根空木) | 
              スイカズラ科 
              ツクバネウツギ属 | 
                | 
              奄美大島、沖縄本島、石垣島の海岸や山地の岩地、石灰岩の岩場に稀に生育する半常緑低木。日本以外では台湾に分布する。7月~9月頃、枝先に密な花序をつけ、漏斗型で先が5裂した小さな白色の花が多数咲く。絶滅危惧IA類
              (CR)。2024.9 | 
            
            
               
                | 
              ハナツクバネウツギ 
              (花衝羽根空木) 
              別名:アベリア | 
              スイカズラ科 
              ツクバネウツギ属 | 
                | 
              園芸品種の常緑低木ハナツクバネウツギ(花衝羽根空木)。花期は初夏~秋と長く、つり鐘状の小さい花を枝先に多数咲かせる。刈り込みに強く、公園や庭の生け垣などによく使われる。2019.7 | 
            
            
               
                | 
              ヘプタコディウム・ジャスミノイドス | 
              スイカズラ科 ヘプタコディウム属 | 
                | 
              落葉小高木ヘプタコディウム・ジャスミノイドス (Heptacodium jasminoides) 。中国原産で高地の崖地などに生える。8月~10月頃に白い唇状の花が木枝に咲きます。中国名は七子花。2020.10 | 
            
            
                 
               ズイナ科 Iteaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              ヒイラギズイナ  
              (柊随菜)  | 
              ズイナ科 
              ズイナ属 | 
                | 
              南西諸島に分布する常緑高木ヒイラギズイナ(柊随菜)。林の中などに自生します。葉腋や枝先から出る花茎に多数の小さな白い花を付ける。若木の頃はヒイラギの葉のような鋸歯がある。2011.6 | 
            
            
                 
               スグリ科 Grossulariaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              ヤブサンザシ 
              (藪山査子) | 
              スグリ科 
              スグリ属 | 
                | 
              中部以西の本州から九州にかけて分布する落葉低木ヤブサンザシ(藪山査子)。春に木枝に小さな黄色の花が咲く。秋には赤く熟した果実を沢山付ける。2015.3
               | 
            
            
                 
               スズカケノキ科 Platanaceae    | 
               | 
            
            
               
                
                | 
              アメリカスズカケノキ | 
              スズカケノキ科 
              スズカケノキ属 | 
                | 
              北米原産の落葉広葉樹で巨木が多い。緑葉に覆われた夏木立や晩秋の黄葉のたたずまいは壮観です。葉の切れ込みが浅く、樹皮は暗褐色で木の根元に縦の割れ目ができる。2012.11 | 
            
            
               
                
                | 
              スズカケノキ 
              (鈴懸の木) | 
              スズカケノキ科 
              スズカケノキ属 | 
                | 
              アジア西部原産の落葉広葉樹。成長が早く街路樹や公園樹、庭園樹として利用される。プラタナスとも呼ばれる。木の幹は灰白色で緑褐色のまだら模様が見られる。
              2021.4 | 
            
            
               
                
                | 
              モミジバスズカケノキ 
              (紅葉葉鈴懸の木) | 
              スズカケノキ科 
              スズカケノキ属 | 
                | 
              スズカケノキとアメリカスズカケノキとの交配種。街路樹や公園樹に用いられることが多い。葉の切れ込みは中程度でカエデの葉に似る。また、木の幹は灰白色で緑褐色のまだら模様が多い。
              2021.4 | 
            
            
                 
               センダン科 Meliaceae    | 
               | 
            
            
               
                
                | 
              センダン 
              (栴檀) | 
              センダン科 
              センダン属 | 
                | 
              本州、伊豆諸島、四国、九州、沖縄に分布する落葉高木センダン(栴檀)。温暖な地域の海岸近くや森林辺縁に多く自生する。夏に淡紫色の小さな花が密集して咲く。2017.5 | 
            
            
                 
               センリョウ科 Chloranthaceae    | 
               | 
            
            
               
                
               | 
              センリョウ 
              (仙蓼、千両) | 
              センリョウ科 
              センリョウ属 | 
                | 
              関東地方~四国、九州、南西諸島に分布する常緑小低木。葉は対生し、葉縁に鋭い鋸歯がある。12月~1月に葉上に赤く熟した果実(核果)をつける。黄色の実をつける品種もある。2021.1 | 
            
            
                 
               ソテツ科 Cycadaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              ソテツ 
              (蘇鉄) | 
              ソテツ科 
              ソテツ属 
                | 
                | 
              裸子植物の落葉低木ソテツ(蘇鉄)。茎の先端に丸くドーム状に膨らんだ雄花を付けています。園入口付近に植えられているこの木でソテツの精子が発見された。2016.7 | 
            
            
               
              
                   
              
                | 
            
            
                 
               タコノキ科 Pandanaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              アダン 
              (阿檀) | 
              タコノキ科 
              タコノキ属 
                | 
                | 
              南西諸島、大東諸島に分布する常緑小高木アダン(阿檀)。海岸近くに生育し、密集した群落を作る。夏季に花序をつくり、パイナップルと同じ集合果の果実ができる。2008.10@沖縄宜野湾海浜公園 | 
            
            
                 
               ツゲ科 Buxaceae  | 
               | 
            
            
               
                | 
              ツゲ 
              (柘植、黄楊) | 
              ツゲ科 
              ツゲ属 | 
                | 
              日本固有種で山形県以南~四国、九州の石灰岩地に自生する常緑低木/小高木。葉柄は非常に短く、葉は倒卵型でやや厚みのある小ぶりの葉が対生し、革質で光沢あり。2022.2 | 
            
            
               
                | 
              ヒメツゲ 
              (姫柘植) | 
              ツゲ科 
              ツゲ属 | 
                | 
              本州~沖縄に分布する常緑低木。ツゲの矮生種。樹皮は灰白色~淡灰褐色で、細い枝がよく分枝する。庭木やグランドカバーなどによく用いられる。2022.2 | 
            
            
               
                | 
              フッキソウ 
              (富貴草) | 
              ツゲ科 
              フッキソウ属 | 
                | 
              北海道から九州に分布する常緑小低木フッキソウ(富貴草)。春に白い花が穂になって咲く。花序の上部が雄花、下部が雌花となっている。地面を這うようにして増え、グランドカバーとして用いられる。2011.3 | 
            
            
                 
               ツツジ科 Ericaceae    | 
               | 
            
            
               
                
                | 
              ツツジ 
              (躑躅) | 
              ツツジ科ツツジ属 
                | 
                | 
              初夏に多くの種類のツツジ(躑躅)の花が燃えるように鮮やかに咲き出します。小石川植物園に咲き出す色々なツツジの花を、「ツツジの花々」として取りまとめています。 | 
            
            
               
                | 
              ヤマツツジ 
              (山躑躅) | 
              ツツジ科ツツジ属 
              ツツジ亜属 
              ヤマツツジ節 
              ヤマツツジ列 | 
                | 
              北海道から九州に広く分布する半落葉低木ヤマツツジ(山躑躅)。山地、林地、草原などに普通に見られる日本の野生ツツジの代表種。別名はエゾヤマツツジ、テリハヤマツツジ。2012.5 
              (ヤマツツジの品種)篝火 | 
            
            
               
                | 
              ヤマツツジ列 
              のツツジ | 
              ツツジ科ツツジ属 
              ツツジ亜属 
              ヤマツツジ節 
              ヤマツツジ列 | 
              
              
               | 
            
            
               | 
               | 
               | 
              
              
               | 
            
            
               
                | 
              キリシマツツジ 
              (霧島躑躅) | 
              ツツジ科ツツジ属 
              ツツジ亜属 
              ヤマツツジ節 | 
                | 
              4月から5月頃に小ぶりの花を開花させる常緑低木のツツジ。霧島山の山中に自生するツツジの中から江戸時代初期に作出された。庭木や公園木などに用いられ、園芸品種も多い。2012.5 | 
            
            
               | 
               | 
               | 
              
              
               | 
            
            
               
                | 
              クルメツツジ 
              (久留米躑躅) | 
              ツツジ科ツツジ属 
              ツツジ亜属 
              ヤマツツジ節 | 
                | 
              キリシマツツジとサタツツジの交雑種。樹姿・花姿が美しく、多くのツツジの園芸品種の親種として用いられ、福岡県の久留米地方で品種改良が進んだ。2012.5 | 
            
            
               | 
               | 
               | 
              
              
               | 
            
            
               
                | 
              ハンノウツツジ 
              (飯能躑躅) | 
              ツツジ科ツツジ属 
              ツツジ亜属 
              ヤマツツジ節 | 
                | 
              飯能市の天覧山付近に自生しているところを発見された。ヤマツツジとサツキの交雑種で双方の特徴を併せ持つ。 2012.5 
              (園芸品種) 関守采 | 
            
            
               
                | 
              ヒラドツツジ 
              (平戸躑躅) | 
              ツツジ科ツツジ属 
              ツツジ亜属 
              ヤマツツジ節 | 
                | 
              ヒラドツツジはケラマツツジやキシツツジなどいくつかのツツジから作出された花や葉が大型の園芸品種群で、主に長崎県の平戸地方で栽培されていた。2024.4 | 
            
            
               | 
               | 
               | 
              
              
               | 
            
            
               
                | 
              リュウキュウツツジ 
              (琉球躑躅) | 
              ツツジ科ツツジ属 
              ツツジ亜属 
              ヤマツツジ節 | 
                | 
              大輪の白い花を咲かせるツツジの代表種とされ、江戸時代から栽培されてきている。キシツツジとモチツツツジの交雑種。花付きがよく、庭木として広く用いられる。また園芸品種が多く、八重咲きや色違いの品種もある。2012.5 | 
            
            
               | 
               | 
               | 
              
              
               | 
            
            
               
                | 
              サツキ 
              (皐月) | 
              ツツジ科ツツジ属 
              ツツジ亜属 
              ヤマツツジ節 
              サツキ列 | 
                | 
              関東以西と九州南部に分布する常緑低木サツキ(皐月)。本来は渓流沿いの岩の上に生育する渓流植物。盆栽などにも多く使われる。日本産の野性サツキ。
              2003.5 | 
            
            
               
                | 
              マルバサツキ 
              (丸葉皐月) | 
              ツツジ科ツツジ属 
              ツツジ亜属 
              ヤマツツジ節 
              サツキ列 | 
                | 
              九州南部、屋久島、種子島に自生し、丘陵地の低地林中に生える半常緑低木。6月~7月にやわらかいピンク色の花が咲く。葉の形状は楕円形。枝は広がり、よく分枝する。2010.6 | 
            
            
               
                | 
              センカクツツジ 
              (尖閣躑躅) | 
              ツツジ科ツツジ属 
              ツツジ亜属 
              ヤマツツジ節 
              サツキ列 
                | 
                | 
              わが国の尖閣諸島魚釣島の固有種で山頂付近の岩地に生育する。同島に生息するヤギの食害により絶滅が危惧されている。3月~4月頃に赤紫色の花が咲き、葉の両面に白い毛が付く。2021.3 | 
            
            
               
                | 
              モチツツジ 
              (黐躑躅) | 
              ツツジ科ツツジ属 
              ツツジ亜属 
              ヤマツツジ節 
              モチツツジ列 | 
                | 
              本州と四国に分布する落葉~半落葉低木モチツツジ(黐躑躅)。通常4~6月に開花するが、新年の頃にも薄赤紫色の美しい花が見られる。花柄の粘りが鳥もちなどに似ることから和名が由来。2004.5 | 
            
            
               
                | 
              アワノモチツツジ 
              (阿波黐躑躅) | 
              ツツジ科ツツジ属 
              ツツジ亜属 
              ヤマツツジ節 
              モチツツジ列 | 
                | 
              モチツツジの変種で徳島県(阿波地方)に自生する。4月~6月頃に漏斗状の花が咲き、母種のモチツツジの雄しべが5本であるのに対して本種は10本。2024.4 | 
            
            
               
                | 
              シロバナモチツツジ 
              (白花黐躑躅) | 
              ツツジ科ツツジ属 
              ツツジ亜属 
              ヤマツツジ節 
              モチツツジ列 | 
                | 
              モチツツジの白花種。4月~6月頃に漏斗状の白花が咲き、萼片には粘毛で覆われ、粘り気が強い。本州西部~四国に分布。2024.4 | 
            
            
               
                | 
              キシツツジ 
              (岸躑躅) | 
              ツツジ科ツツジ属 
              ツツジ亜属 
              ヤマツツジ節 
              モチツツジ列 | 
                | 
              岡山以西の本州、四国、九州に分布するキシツツジ(岸躑躅)の赤紫色の花。2008.5 | 
            
            
               
                | 
              ケラマツツジ 
              (慶良間躑躅) | 
              ツツジ科ツツジ属 
              ツツジ亜属 
              ヤマツツジ節 
              モチツツジ列 
                | 
                | 
              ケラマツツジ(慶良間躑躅)。奄美、沖縄本島北部、慶良間群島の固有種。大きく形の良い赤い花が特徴。公園・民家の庭等に盛んに使われる。本島北部では毎年3月にツツヅ祭りが行われる。2012.5 | 
            
            
               
                | 
              サキシマツツジ 
              (先島躑躅) | 
              ツツジ科ツツジ属 
              ツツジ亜属 
              ヤマツツジ節 
              モチツツジ列 
                | 
                | 
              サキシマツツジ(先島躑躅)。石垣島、西表島に分布する固有種。山地の渓流沿いなどに自生。2021.3 | 
            
            
               
                | 
              ムニンツツジ 
              (無人躑躅) | 
              ツツジ科ツツジ属 
              ツツジ亜属 
              ヤマツツジ節 
              モチツツジ列 | 
                | 
              ムニンツツジ(無人躑躅)。父島の小笠原国立公園内の山間部に生育する固有種。オガサワラツツジとも呼ばれ、小笠原では他のツツジ属の種は自生していない。絶滅危惧ⅠA類。2021.6 | 
            
            
               
                | 
              ウンゼンツツジ 
              (雲仙躑躅) | 
              ツツジ科ツツジ属 
              ツツジ亜属 
              ヤマツツジ節 
              ウンゼンツツジ列 | 
                | 
              伊豆、紀伊半島、四国、九州に分布する半常緑低木ウンゼンツツジ(雲仙躑躅)。小さなピンクの花を付ける。葉もごく小さい。和名と違い、雲仙地方には生育していない。2012.4 | 
            
            
               
                | 
              バイカツツジ 
              (梅花躑躅) | 
              ツツジ科ツツジ属 
              バイカツツジ亜属 | 
                | 
              北海道~九州に分布し、山地の林縁などに生育する常緑低木。初夏に梅の花に似た白色や淡紅色の花をつける。初夏に咲く小さな花や秋の紅葉を観賞するため庭木などに用いられる。2024.4 | 
            
            
               
                | 
              マルババイカツツジ 
              (丸葉梅花躑躅) | 
              ツツジ科ツツジ属 
              バイカツツジ亜属 | 
                | 
              常緑低木のマルババイカツツジ(丸葉梅花躑躅)。4月~5月に梅の花に似た薄紅色の花を付ける。葉の形は卵形。中国、台湾が原産。2012.4 | 
            
            
               
                | 
              ミツバツツジ 
              (三葉躑躅) | 
              ツツジ科ツツジ属 
              ツツジ亜属 
              ミツバツツジ節 | 
                | 
              落葉低木のミツバツツジ(三葉躑躅)。関東地方から近畿地方東部の太平洋側に分布し、山地の尾根や岩場、里山の雑木林などに生育する。花が終わってから枝先に三枚の葉がつく。2018.4 | 
            
            
               
                | 
               
              ミツバツツジ節 
              のツツジ 
                
               | 
               
              ツツジ科ツツジ属 
              ツツジ亜属 
              ミツバツツジ節 
                
                | 
              
              
               | 
            
            
               
                | 
              セイシカ 
              (聖紫花) | 
              ツツジ科ツツジ属 
              セイシカ亜属 
                | 
                | 
              沖縄の石垣島や西表島に自生する常緑小高木セイシカ(聖紫花;ツツジ属セイシカ亜属)。川沿いの林内や林縁の岩上に生育する。2008.5 | 
            
            
               
                | 
              アマミセイシカ 
              (奄美聖紫花) | 
              ツツジ科ツツジ属 
              セイシカ亜属 | 
                | 
              奄美大島に分布し、川岸の岩場や林内に生育するアマミセイシカ(奄美聖紫花)。西表島の秘境に自生するセイシカの近縁種。2007.5 | 
            
            
               
                | 
              ヒカゲツツジ 
              (日陰躑躅) | 
              ツツジ科ツツジ属 
              ヒカゲツツジ亜属 | 
                | 
              関東以西の本州、四国、九州の山地の岩場などに自生する常緑低木ヒカゲツツジ(日陰躑躅)。4月~5月に枝先からふんわりした淡黄色の花が咲く。日当たりの悪い場所に生えることから和名が由来。2012.5 | 
            
            
               
                | 
              ゲンカイツツジ 
              (玄海躑躅) | 
              ツツジ科ツツジ属 
              ヒカゲツツジ亜属 | 
                | 
              九州北部や朝鮮半島に分布する落葉低木のゲンカイツツジ(玄海躑躅)。早春から優雅な赤紫色の花が咲き出します。秋には鮮やかに紅葉する。生育地は花崗岩などの岩礫地。2012.4 | 
            
            
               
                | 
              ランダイヒカゲツツジ(巒大日陰躑躅) | 
              ツツジ科ツツジ属 
              ヒカゲツツジ亜属 | 
                | 
              台湾原産で高雄山などの高山の林地に生える常緑低木のツツジ。4月~5月にかけて赤い斑点が入った淡い赤紫色の花を咲かせ、長い雄しべが5本付く。2024.4 | 
            
            
               
                | 
              シャクナゲ 
              (石楠花) | 
              ツツジ科ツツジ属 
              シャクナゲ亜属 
              シャクナゲ節 | 
                | 
              シャクナゲ(石楠花)。本来、山地や深山の岩場に生える常緑低木。多くの変種や園芸品種がある。大輪のゴージャスな花が特徴。大きく細長い厚めの葉にケイレン毒をもつ。2007.3 | 
            
            
               
                | 
              シャクナゲ節 
              のツツジ | 
              ツツジ科ツツジ属 
              シャクナゲ亜属 
              シャクナゲ節 | 
              
              
               | 
            
            
               
                | 
              レンゲツツジ 
              (蓮華躑躅) | 
              ツツジ科ツツジ属 
              シャクナゲ亜属 
              レンゲツツジ節 | 
                | 
              北海道から九州の日当たりのよい草原に多く自生するレンゲツツジ(蓮華躑躅)。4月~6月に朱色の花が咲く。つぼみの形状が蓮華に似る。全木が有毒。キレンゲツツジは黄花の品種。2012.5 | 
            
            
               
                | 
              アカゲツツジ 
              (赤毛躑躅) | 
              ツツジ科 ツツジ亜科 
              ツツジ属 | 
                | 
              台湾原産で高山の斜面に生える常緑低木のアカゲツツジ(赤毛躑躅)。ちょうど赤い毛が花から吹き出しているようです。地元では紅毛杜鵑と呼ばれる。2007.5 | 
            
            
               
                | 
              シカヨウツツジ 
              (志佳陽躑躅) | 
              ツツジ科 
              ツツジ亜科 
              ツツジ属 | 
                | 
              台湾固有種で中北部の志佳陽大山などに生える常緑小低木。赤紫色の5弁の花が咲き、上部の花弁の芯に近い部位に濃い紫色の斑点がつく。YListでの標準和名はイサオツツジ 。2006.10 | 
            
            
               
                | 
              ナツザキツツジ  
              (夏咲躑躅) | 
              ツツジ科 
              ツツジ亜科 
              ツツジ属 | 
                | 
              米国南東部に自生する落葉低木ナツザキツツジ(夏咲躑躅)。夏に深紅色の落ち着いた感じの花が咲き出します。ツツジは四季折々花が咲きますが、夏のツツジもいいものです。2011.8 | 
            
            
               
                | 
              ロードデンドロン・アウストリヌム | 
              ツツジ科 ツツジ亜科 
              ツツジ属 | 
                | 
              北アメリカ産のロードデンドロン・アウストリヌム(Rhododendron austrinum、和名フロリダ・アザレア)。優雅な感じの黄色の花です。何本もの長いオシベが特徴的。2003.5 | 
            
            
               
                | 
              エリカ・カナリクラータ 
              (蛇の目エリカ) | 
              ツツジ科 ツツジ亜科 
              エリカ属 | 
                | 
              南アフリカ原産の常緑低木エリカの園芸品種。枝先にピンク色の壺型の小さな花を多数つける。雄しべの黒い葯が蛇の目のように見える。観賞用に鉢植え、庭植えなどとして栽培される。2019.2 | 
            
            
               
                | 
              エリカ・ダーリーエンシス | 
              ツツジ科 ツツジ亜科 
              エリカ属 | 
                | 
              南アフリカ原産の常緑低木エリカの園芸品種。気温が下がってくると枝葉が美しく色づき、春先にごく小さな釣鐘型の花を枝先に多数つけます。葉は杉葉に似る。2023.3 | 
            
            
               
                | 
              エリカ・ホワイトディライト | 
              ツツジ科 ツツジ亜科 
              エリカ属 | 
                | 
              南アフリカ原産の常緑低木エリカ(Erica)の園芸品種。筒状の花が特徴的で、咲き進むにつれて花の色が純白から白色と桃色の二色に変化していく。2009.5 | 
            
            
               
                | 
              カルミア 
              (アメリカ石楠花) | 
              ツツジ科 ツツジ亜科 
              カルミア属 | 
                | 
              北米やキューバ原産の常緑低木のカルミア。5月~6月にコンペイトウのような小さなピンク色の花が塊集して華やかに咲く。アメリカ石楠花の別名あり。2011.5 | 
            
            
               
                | 
              イソツツジ 
              (磯躑躅) | 
              ツツジ科 
              イソツツジ属 | 
                | 
              北海道南部、本州の東北地方に分布し、亜高山帯、高山帯の岩礫地や湿地に生育する常緑小低木。6月~7月頃、枝の先端に散房花序を出し、白い花弁を5枚付た小さな可憐な花を咲かせる。2025.4 | 
            
            
               
                | 
              ウメガサソウ 
              (梅笠草) | 
              ツツジ科 
              イチヤクソウ亜科 
              ウメガサソウ属 | 
                | 
              草状の常緑小低木。北海道~九州に分布し、やや乾燥した丘陵、山地の林中などに生育する。6月~7月、茎先に花茎が伸び、小さな白い花が咲く。葉は厚く光沢がある。2023.6@日光植物園 | 
            
            
               
                | 
              イワヒゲ 
              (岩髭) | 
              ツツジ科 
              イワヒゲ亜科 
              イワヒゲ属 | 
                | 
              北海道~本州中部地方に分布し、高山の風当たりの強い岩場の裂け目などに張り付くように生える草本状の常緑小低木。細長い花柄の先に可憐で白く小さな鐘形の花が下向きに咲く。2021.4 | 
            
            
               
                | 
              アガペテス・インクルヴァータ | 
              ツツジ科 スノキ亜科 
              アガペテス属 | 
                | 
              チベット南部原産の常緑小低木。自生地では高地の樹木に付着して自生する。枝の葉柄に散房花序が形成され、ギザギザ模様の入った紅色の可愛らしい筒状の小さな花が垂れ下がります。2024.6 | 
            
            
               
                | 
              アガペテス・グランディフロラ | 
              ツツジ科 スノキ亜科 
              アガペテス属 | 
                | 
              ミャンマー原産の常緑低木。自生地では木の幹等に着生して生長する。枝の葉柄に総状花序が形成され、可愛らしい筒状の小さな花が数多く垂れ下がっています。2024.6 | 
            
            
               
                | 
              アセビ 
              (馬酔木) | 
              ツツジ科 スノキ亜科 
              アセビ属 | 
                | 
              本州から九州の山地に自生する常緑低木アセビ(馬酔木)。早春に枝先に複総状の花序を垂れ、多くのつぼ状の白い花が鈴なりに咲く。薄紅色の花もある。全体に毒性が強いので要注意。2008.3 | 
            
            
               
                | 
              リュウキュウアセビ 
              (琉球馬酔木) | 
              ツツジ科 スノキ亜科 
              アセビ属 
                | 
                | 
              沖縄に分布する常緑低木リュウキュウアセビ(琉球馬酔木)。沖縄本島固有種。葉や花は同属のアセビよりも厚みと光沢がある。乱獲で個体数が減少し、絶滅危惧種に登録されている。2021.3 | 
            
            
               
                | 
              アカモノ 
              (赤物) | 
              ツツジ科 
              スノキ亜科 シラタマノキ属 | 
                | 
              常緑小低木アカモノ(赤物)。北海道、本州、四国の低山帯から亜高山帯の日当たりのよい場所に生える。釣り鐘形の白い小さな花が咲く。イワハゼの別名あり。 2018.7@大雪山黒岳 | 
            
            
               
                | 
              シラタマノキ 
              (白玉の木) | 
              ツツジ科 
              スノキ亜科 シラタマノキ属 | 
                | 
              シラタマノキ(白玉の木)。北海道、本州中部以北などに分布する常緑小低木。同属のアカモノの果実は赤く、本種は白い果実をつけることからシロモノとも呼ばれる。2020.9 | 
            
            
               
                | 
              シャシャンボ 
              (子子ん坊) | 
              ツツジ科 
              スノキ亜科 
              スノキ属 | 
                | 
              本州西部~九州に分布する常緑小高木のシャシャンボ(子子ん坊)。7月頃に多くの白色の壺状の花が咲く。果実は小さい球形の液果で黒紫色に熟し、食べることができる。2021.6 | 
            
            
               
                | 
              ムニンシャシャンボ 
              (無人子子ん坊) | 
              ツツジ科 
              スノキ亜科 
              スノキ属 
                | 
                | 
              ムニンシャシャンボ。花期は1月~4月で、上部の枝の葉腋から総状花序を出し、釣り鐘状の小さな白い花を多数つける。小笠原諸島の固有種で岩場に生育する常緑低木。絶滅危惧Ⅱ類。2021.1 | 
            
            
               
                | 
              ネジキ 
              (捩木) | 
              ツツジ科 
              スノキ亜科 
              ネジキ属 | 
                | 
              本州~九州の低山に分布する落葉小高木。樹皮全体が捩れることから和名が由来。5月~6月頃、近縁のアセビやシャシャンボに似た小さな白い花を咲かせ、秋に紅葉する。2023.6@日光植物園 | 
            
            
               
                | 
              ヒメシャクナゲ 
              (姫石楠花) 
              別名:日光石楠花 | 
              ツツジ科 
              スノキ亜科 
              ヒメシャクナゲ属 | 
                | 
              北海道~本州北部に分布し、亜高山帯~高山帯の湿原に生育する常緑小低木のヒメシャクナゲ(姫石楠花)。ドウダンツツジの花に似た幾つもの小さく可憐な花が下向きに付く。2021.3 | 
            
            
               
                
                | 
              ドウダンツツジ 
              (灯台躑躅) | 
              ツツジ科 ドウダンツツジ亜科 
              ドウダンツツジ属 | 
                | 
              日本原産の落葉性花木ドウダンツツジ(灯台躑躅、満天星)。本州、四国、九州の温暖な岩山に生える。初夏に小さな鈴状の白い花が満天星のように咲き、秋には美しく紅葉します。2015.4 | 
            
            
               
                | 
              ベニサラサドウダン 
              (紅更紗満天星) | 
              ツツジ科 ドウダンツツジ亜科 
              ドウダンツツジ属 | 
                | 
              日本原産で東北地方~中部地方の高地に自生する落葉低木。サラサドウダンの変種。5月~6月頃、葉腋から伸びる総状花序に深紅色の小さな鐘形の花が多数下向きにつく。2023.6@奥日光 | 
            
            
               
                | 
              ホンコンドウダン 
              (香港満天星) | 
              ツツジ科 ドウダンツツジ亜科 
              ドウダンツツジ属 | 
                | 
              中国原産の常緑低木ホンコンドウダン(香港満天星)。香港の山地などに自生。釣り下がる釣鐘形の花が蝋細工のように見え、ピンクシャンデリアの別名あり。
              2014.3 | 
            
            
                 
               ツヅラフジ科 Menispermaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              アオツヅラフジ 
              (青葛藤) | 
              ツヅラフジ科 
              アオツヅラフジ属 | 
                | 
              北海道~沖縄に分布する落葉つる性木本。緑色の細いつるが伸びて絡みつく。花期は7月~8月で目立たない花がつく。秋に青く熟した実(核果)が房状につくが、アルカロイドを含み有毒。2017.9 | 
            
            
               
                | 
              コウモリカズラ 
              (蝙蝠葛) | 
              ツヅラフジ科 
              コウモリカズラ属 | 
                | 
              北海道~九州の山地に生育する落葉つる性木本。他の植物などに絡みついて伸長する。葉の形がコウモリの翼に似ることから和名が由来する。球形の果実(核果)は黒紫色に熟す。2021.12 | 
            
            
               
                | 
              オオツヅラフジ 
              (大葛藤) 
              別名:ツヅラフジ | 
              ツヅラフジ科 
              ツヅラフジ属 | 
                | 
              関東地方~九州、沖縄に分布する落葉つる性木本。山地の林内、石灰岩地帯の林縁などに生育する。茎は伸長して長さ10 m以上になる。葉形は卵円形、角形、円形など様々。別名:ツヅラフジ。2021.12 | 
            
            
               
                | 
              ハスノハカズラ 
              (蓮の葉葛) | 
              ツヅラフジ科 
              ハスノハカズラ属 | 
                | 
              本州西部~九州、沖縄に分布する常緑つる性木本/草本。葉は三角形に近い卵形で先端が少し尖る。葉柄が葉の中央付近に楯状につき、ハスの葉に似ていることから和名が由来。2021.11 | 
            
            
                 
               ツバキ科 Theaceae    | 
               | 
            
            
               
                
                | 
              ツバキ 
              (椿) | 
              ツバキ科 
              ツバキ属 
                | 
                | 
              冬~春遅くまで咲き続ける常緑低木~高木のツバキ科ツバキ属の植物の総称。単にツバキというと狭義には日本のツバキの原種のヤブツバキのことをいうが、園芸品種も含めツバキ属ツバキ節の植物の全体のことをツバキと呼ぶことも多い。 | 
            
            
               
                | 
              ヤブツバキ 
              (藪椿) | 
              ツバキ科 
              ツバキ属 
              ツバキ亜属ツバキ節 | 
                | 
              わが国のツバキの原種のヤブツバキ(藪椿)。本州、四国、九州、南西諸島に分布する常緑高木。単にツバキともいう。様々な園芸品種あり。冬から春に真紅の花が咲き、花の少ない冬の時期によく目立つ。2017.3
               | 
            
            
               
                | 
              シロヤブツバキ 
              (白藪椿) | 
              ツバキ科 
              ツバキ属 
              ツバキ亜属ツバキ節 | 
                | 
              三浦半島や伊豆大島などに自生する常緑高木シロヤブツバキ(白藪椿)。わが国のツバキの原種のヤブツバキの白花種。2019.11 | 
            
            
               
                | 
              ユキツバキ 
              (雪椿) | 
              ツバキ科 
              ツバキ属 
              ツバキ亜属ツバキ節 | 
                | 
              東北地方から北陸地方の日本海側の多雪地帯に分布する常緑低木ユキツバキ(雪椿)。ツバキの野生種の一つで、いろんな園芸種が作られる。雪が解けた4月~6月に赤色の花が咲く。2012.4 | 
            
            
               
                | 
              タロウカジャ 
              (太郎冠者) 
                | 
              ツバキ科 
              ツバキ属 
              ツバキ亜属ツバキ節 | 
                | 
              常緑高木の椿でウラクツバキともいう。また、本種から生まれた系統のツバキは侘助ツバキと呼ばれる。12月~3月頃に濃桃色の花が咲く。花は平開せずに猪口咲きの形状となり、控えめな風情。2025.1 | 
            
            
               
                | 
              タイワンヤマツバキ 
              (台湾山椿) | 
              ツバキ科 
              ツバキ属 
              ツバキ亜属ツバキ節 | 
                | 
              琉球列島から台湾にかけて分布し、発見地名の台湾花蓮県豊山村からホウザンツバキ(豊山椿)とも呼ばれる。ヤブツバキの亜種とされ、ヤブツバキとよく似るが、花はやや小さめ。2022.4 | 
            
            
               
                | 
              ヒイラギバツバキ 
              (柊葉椿) | 
              ツバキ科 
              ツバキ属 
              ツバキ亜属ツバキ節 | 
                | 
              常緑樹のヒイラギバツバキ(柊葉椿)。ヤブツバキ(藪椿)の園芸品種で江戸時代から栽培。2月~4月頃に一重の真紅の花が咲く。縁の鋸歯が荒くヒイラギの葉に似る。2011.2 | 
            
            
               
                | 
              トガリバツバキ 
              (尖葉椿) | 
              ツバキ科 
              ツバキ属 ツバキ亜属ツバキ節 | 
                | 
              中国南部原産の常緑低木。ツバキの野生種の一つで、園芸種の交配などに用いられる。冬~春にかけて枝の葉腋に白い花を咲かせる。光沢ある葉の先端部が尾状に尖り、葉縁の鋸歯がない。2014.12 | 
            
            
               
                | 
              ホンコンツバキ 
              (香港椿) | 
              ツバキ科 
              ツバキ属 
              ツバキ亜属ツバキ節 | 
                | 
              香港原産で香港島の山地に自生する常緑低木のホンコンツバキ(香港椿)。冬に花をつけ、赤色の花が多いが、小石川植物園では白色のものが育てられている。原種ツバキの一つ。2019.11 | 
            
            
               
                
                | 
              サザンカ 
              (山茶花)  | 
              ツバキ科 
              ツバキ属 
              ツバキ亜属 
              サザンカ節 | 
                | 
              山口県、四国南部から九州中南部、南西諸島に分布する常緑広葉樹のサザンカ(山茶花)。晩秋から新年にかけ、多くの園芸種の白色や赤色の花が次々と咲き出します。2007.11 | 
            
            
               
                | 
              カンツバキ 
              (寒椿) | 
              ツバキ科 
              ツバキ属 
              ツバキ亜属 
              サザンカ節 | 
                | 
              サザンカの園芸品種のカンツバキ(寒椿)。12月~2月に淡紅色の八重咲きの花が咲く。 矮小な横広がり傘形の樹形になり、枝葉はよく茂るので、庭木として多く用いられる。2008.1 | 
            
            
               
                | 
              ハルサザンカ 
              (春山茶花) | 
              ツバキ科 
              ツバキ属               ツバキ亜属 
              サザンカ節 | 
                | 
              サザンカの園芸品種のハルサザンカ(春山茶花)。サザンカとヤブツバキとの交雑種。普通のサザンカは秋に咲き出しますが、ハルサザンカは年明け頃から花を付ける。2018.2皇居東御苑 | 
            
            
               
                | 
              タイワンサザンカ 
              (台湾山茶花) | 
              ツバキ科 
              ツバキ属               ツバキ亜属 
              サザンカ節 | 
                | 
              台湾の固有種の常緑小高木タイワンサザンカ(台湾山茶花)。シマサザンカ(島山茶花)ともいう。11月~1月に清楚な感じの小さな白い花が咲く。2013.1 | 
            
            
               
                | 
              トンキンユチャ 
              (越南油茶) | 
              ツバキ科 
              ツバキ属 ツバキ亜属 
              サザンカ節 | 
                | 
              中国、ベトナム原産のトンキンユチャ(越南油茶)。常緑低木。12月~2月に白い花が咲く。種子から油が採れ、化粧液などに用いられる。2008.1 | 
            
            
               
                | 
              トガリバサザンカ 
              (尖葉山茶花) | 
              ツバキ科 
              ツバキ属               ツバキ亜属 
              トガリバサザンカ節 | 
                | 
              南アジアの高地に自生する常緑小高木トガリバサザンカ(尖葉山茶花;ツバキ科)。中国、インド原産。12月~2月に小さめの白い花が咲く。名前のように葉の先が尖っているのが特徴。2008.1 | 
            
            
               
                | 
              キンカチャ 
              (金花茶) | 
              ツバキ科 
              ツバキ属 原始ツバキ亜属 
Archecamellia節 | 
                | 
              中国南部~ベトナムに分布する常緑低木。もともと黄色のツバキはわが国にはなく、1980年頃に導入され、愛好者に親しまれています。葉腋や枝頂にあざやかな黄金色の厚手の花を咲かせる。2022.2 | 
            
            
               
                | 
              グランサムツバキ 
                | 
              ツバキ科 
              ツバキ属 原始ツバキ亜属 
Archecamellia節 | 
                | 
              香港の九竜半島が原産のグランサムツバキ。11月~2月に大輪の白い花が咲く。1955年に香港で発見され、当時の香港総督グランサム卿にちなんでこの名が付けられた。2004.12 | 
            
            
               
                | 
              ウスバヒメサザンカ 
              (薄葉姫山茶花) | 
              ツバキ科 
              ツバキ属 後生ツバキ亜属 
ヒメサザンカ節 | 
                | 
              台湾原産のウスバヒメサザンカ(薄葉姫山茶花)。台湾本島の中部山地に分布する常緑低木。3月~4月に薄葉の間に小さな白い花が咲く。 2015.4 | 
            
            
               
                | 
              ヒメサザンカ 
              (姫山茶花)  | 
              ツバキ科 
              ツバキ属 後生ツバキ亜属 
ヒメサザンカ節 | 
                | 
              琉球列島の固有種の常緑小高木。沖縄本島、久米島、石垣島、西表島などに見られる。冬に小さな白い花をつけ、花には芳香がある。香りのあるツバキを作出する交配親として用いられる。2022.1 | 
            
            
               
                | 
              ヤナギバサザンカ 
              (柳葉山茶花) | 
              ツバキ科 
              ツバキ属 後生ツバキ亜属 
ヤナギバサザンカ節 | 
                | 
              中国南部、香港、台湾原産の常緑小高木ヤナギバサザンカ(柳葉山茶花)。12月~4月にヤナギの葉のような細い葉の下側に小さな白い花が咲く。2016.1 | 
            
            
               
                | 
              ユカリツバキ 
              (緣椿) | 
              ツバキ科 
              ツバキ属 後生ツバキ亜属 
ヤナギバサザンカ節 | 
                | 
              香港原産の常緑低木。香港、広東省、広西省などに分布する。1月~3月頃に白い可憐な小花を木枝に多数つける。葉は互生し、先端部が尾状に尖る。2015.4 | 
            
            
               
                | 
              チャノキ 
              (茶の木) | 
              ツバキ科 
              ツバキ属 チャノキ亜属 
チャノキ節 | 
                | 
              インド、ベトナム、中国南部が原産の常緑樹チャノキ(茶の木)。わが国では各地に茶産地が形成され、茶畑での路地栽培が盛ん。10月~12月に白い花が咲く。2014.11皇居東御苑 | 
            
            
               
                | 
              アッサムチャ (アッサム茶) | 
              ツバキ科 
              ツバキ属 チャノキ亜属 
チャノキ節 | 
                | 
              インドのアッサム地方に自生するアッサムチャ。中国原産の常緑中高木。大きな葉をつけるため茶葉の収量が多い。また、酸化酵素の活性力が非常に強く発酵しやすいため、紅茶作りに適する。2012.12 | 
            
            
               
                | 
              トウチャ 
              (唐茶) | 
              ツバキ科 
              ツバキ属 チャノキ亜属 
チャノキ節 | 
                | 
              わが国の暖地の山地にまれに自生するチャノキの品種の一つ。全体的に大きめ。10月~12月頃、黄色の雄しべが目立つ白い花が咲く。若葉から作る茶には苦味があって緑茶には適さない。2021.10 | 
            
            
               
                | 
              ベニバナチャ 
              (紅花茶) | 
              ツバキ科 
              ツバキ属 チャノキ亜属 
チャノキ節 | 
                | 
              チャノキの園芸品種のベニバナチャ(紅花茶)。10月~12月に淡いピンク色の花を咲かせる。主に観賞用に栽培される。2011.11 | 
            
            
               
                | 
              ナツツバキ 
              (夏椿、沙羅の木) | 
              ツバキ科 
              ナツツバキ属 | 
                | 
              日本から朝鮮半島南部原産の落葉高木ナツツバキ(夏椿)。本州、四国、九州に分布する。6月~7月に白い清楚な花を咲かせる。寺の境内によく植えられています。庭木などにも多用される。2004.7 | 
            
            
               
                | 
              ヒメシャラ 
              (姫沙羅) | 
              ツバキ科 
              ナツツバキ属 | 
                | 
              日本原産の落葉高木ヒメシャラ(姫沙羅)。本州から九州に分布する。花、葉はナツツバキより小さめ。夏にツバキに似た白い小さな5弁の花を咲かせる。2018.6 | 
            
            
               
                | 
              ヒサカキサザンカ 
              (姫榊山茶花) | 
              ツバキ科 
              ヒサカキサザンカ属 
                | 
                | 
              日本固有種で南西諸島に分布する常緑高木ヒサカキサザンカ。初夏に枝先の葉腋に白い5弁花が咲く。葉がヒサカキに似て、花がサザンカに似ることから和名が由来。2021.6 | 
            
            
               
                | 
              イジュ 
              (伊集) | 
              ツバキ科 
              ヒメツバキ属 
                | 
                | 
              東南アジア、東アジアに広く分布し、わが国では奄美地方、南西諸島に生育する。初夏に枝の先端に密集して沢山の花のつぼみができ、夏に小さめの白い花が咲きます。2022.5 | 
            
            
               
                | 
              ムニンヒメツバキ 
              (無人姫椿) | 
              ツバキ科 
              ヒメツバキ属 
                | 
                | 
              小笠原諸島固有種の常緑高木。父島では戦前の畑跡や伐採後の荒廃地などに好んで生えるなど、島のいたるところで見ることができる。5月~6月頃、チャノキの花に似た白い花が咲く。2021.9 | 
            
            
                 
               トウダイグサ科 Euphorbiaceae    | 
               | 
            
            
               
                
               | 
              クスノハガシワ 
              (楠の葉柏) | 
              トウダイグサ科 
              アカメガシワ属 
                | 
                | 
              沖縄~熱帯アジア、オーストラリアに分布する常緑小高木。常緑の葉がクスノキに似る。また、若い枝や葉柄は褐色の毛に覆われる。花期は2月~4月。鮮紅色で扁球形の果実(蒴果)がつく。2022.5 | 
            
            
               
                
               | 
              ベニヒモノキ 
              (紅紐の木) | 
              トウダイグサ科 
              アカリファ属 
              (エノキグサ属) | 
                | 
              マレー半島、西インド諸島などが原産の常緑低木ベニヒモノキ(紅紐の木)。赤く長い紐状の多くの雄しべが集まった花穂が何本も垂下します。独特の形状が印象的です。2019.11 | 
            
            
               
                
               | 
              オオバベニガシワ 
              (大葉紅柏) | 
              トウダイグサ科 
              オオバベニガシワ属 | 
                | 
              中国東南部原産で雌雄同株の落葉低木。春に展開する新葉は真赤で鮮やか。葉に目を奪われがちだが、葉の周りに小さな雄花、雌花がつく。秋の黄葉はあまり目立たない。2009.4 | 
            
            
               
                
               | 
              シラキ 
              (白木) | 
              トウダイグサ科 
              シラキ属 | 
                | 
              本州~九州、沖縄に分布し、丘陵、山地の斜面や谷筋に多く生育する落葉小高木。材や木肌が白いことから和名が由来。雌雄同株で夏に地味な花がつき、秋に美しい黄葉~紅葉が見られる。2003.11 | 
            
            
               
                
               | 
              ショウジョウボク 
              (猩々木) 
              通名:ポインセチア | 
              トウダイグサ科 
              トウダイグサ属 
                | 
                | 
              メキシコ原産の常緑低木ショウジョウボク(猩々木)。年末頃から杯状の花序が形成され、下の苞葉全体が美しく赤く染まる。ポインセチアとして流通し、親しまれている。2013.1@新宿御苑 | 
            
            
               
                
               | 
              ハナキリン 
              (花麒麟) | 
              トウダイグサ科 
              トウダイグサ属 | 
                | 
              マダガスカル原産の常緑低木。茎の先端にオレンジ、白、黄色など鮮やかな色の杯状花序を形成する。茎が多肉で棘が密生しサボテンに似ていて、花が美しいので観賞用に栽培される。2013.1@新宿御苑 | 
            
            
               
                
                | 
              ナンキンハゼ 
              (南京櫨) | 
              トウダイグサ科 
              ナンキンハゼ属 | 
                | 
              中国・台湾原産の落葉高木ナンキンハゼ(南京櫨)。あまり目立たないの花序がツンツンと木枝から飛び出ています。晩秋に美しく紅葉し、庭木、街路樹、公園樹に用いられる。2018.7 | 
            
            
                 
               ドクウツギ科 Coriariaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              ドクウツギ 
              (毒空木) | 
              ドクウツギ科 
              ドクウツギ属 | 
                | 
              北海道・本州の山地、河川敷、海岸の荒地などに自生する落葉低木ドクウツギ(毒空木)。全木が有毒で、トリカブト、ドクゼリと並ぶ三大有毒植物の一つ。2003.5 | 
            
            
                 
               トチュウ科 Eucommiaceae    | 
               | 
            
            
               
                
                | 
              トチュウ 
              (杜仲) | 
              トチュウ科 
              トチュウ属 | 
                | 
              中国固有の落葉高木。葉はニレやケヤキに似た楕円形をしている。樹皮は漢方薬の原料として使われ、また、若葉を煎じた杜仲茶は、血圧の降下や肝機能の機能向上に効果があるとされる。2019.4 | 
            
            
                 
               トベラ科 Pittosporaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              トベラ 
              (扉) | 
              トベラ科 
              トベラ属 | 
                | 
              東北地方以南の海岸地に自生する常緑低木トベラ(扉)。枝先に葉が集まって付いていて、その上部に5月頃に白い花が咲く。つやのある葉を密生する。観賞用、街路樹用などに栽培される。2015.5 | 
            
            
               
                | 
              コバトベラ 
              (小葉扉) | 
              トベラ科 
              トベラ属 
                | 
                | 
              小笠原固有種で父島にのみ生育する常緑小低木のコバトベラ(小葉扉)。10月~11月頃、枝先に長い柄のある花が散形状に咲く。つやのある長円形の葉が枝の先端部に3~5枚輪生状につく。2019.11 | 
            
            
               
              
                   
              
                | 
            
            
                 
               ナス科 Solanaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              アツバクコ 
              (厚葉枸杞) | 
              ナス科 
              クコ属 
                | 
                | 
              沖縄の大東諸島、小笠原諸島、ハワイ諸島に隔離分布する常緑小低木。海岸の波のしぶきがかかるような岩礫地に生え、ハマクコの別名あり。へら形の小さな葉は多肉質で厚みがある。2023.3 | 
            
            
               
                | 
              クコ 
              (枸杞) | 
              ナス科 
              クコ属 | 
                | 
              北海道~沖縄に分布する落葉低木。夏から初秋、小さな薄紫色の花が咲く。果実は液果で9月頃に結実し、橙紅色に熟す。有用植物で、葉や果実が食用や薬用に利用される。2017.10@皇居東御苑 | 
            
            
               
                | 
              フユサンゴ 
              (冬珊瑚 ) | 
              ナス科 
              ナス属 | 
                | 
              アジアからアフリカの熱帯地方原産の常緑小低木のフユサンゴ(冬珊瑚)。初夏に小さな白い花が咲きます。夏から冬の間、プチトマトのようなかわいらしい真丸で橙色の実が付く。2017.5 | 
            
            
               
                | 
              ニオイバンマツリ 
              (匂蕃茉莉) | 
              ナス科 
              バンマツリ属 | 
                | 
              南米原産の常緑低木ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)。初夏から夏にかけて芳香がある濃い紫色や白色の花が入り混じって咲き、株が多くの花で覆われるほどになる。2021.3 | 
            
            
                 
               ナンヨウスギ科 Araucariaceae | 
               | 
            
            
               
                | 
              ブラジルマツ 
              (パラナマツ) | 
              ナンヨウスギ科 
              ナンヨウスギ属 | 
                | 
              ブラジル南東部などに自生する常緑針葉高木。樹皮は赤褐色で古い枝の痕が残り、太い枝が放射状につく。枝葉は縦横無尽に伸び、樹形は整わない。葉の先端は鋭く尖り、チクチクする。2022.1 | 
            
            
                 
               ニガキ科 Simaroubaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              ニガキ 
              (苦木) | 
              ニガキ科 
              ニガキ属 | 
                | 
              北海道~九州、沖縄に分布し、山野の林内に生える落葉高木。初夏に小さい黄緑色の花を多数つけ、 秋には黄葉が見られる。植物の全体に強い苦みがあり、生薬の苦木になる。2021.6 | 
            
            
               
                | 
              ニワウルシ 
              (庭漆) | 
              ニガキ科 
              ニワウルシ属 | 
                | 
              中国原産でわが国には明治初期に渡来。かぶれないことから民家の庭木や街路樹に用いられる。6月頃に緑白色の沢山の小花をつけ、花のアトに実がつく。2024.7@御茶ノ水駅周辺 | 
            
            
                 
               ニシキギ科 Celastraceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              ツルウメモドキ 
              (蔓梅擬) | 
              ニシキギ科 
              ツルウメモドキ属 | 
                | 
              北海道から九州まで分布する落葉つる性木本。5月~6月頃、葉腋のところに集散花序がつくられる。秋に果実が淡黄色に熟し、裂開すると中に種子が現れる。2011.11 | 
            
            
               
                | 
              サワダツ 
              (沢立) | 
              ニシキギ科 
              ニシキギ属 | 
                | 
              本州から九州に分布し、低山の沢沿いや林縁など生える落葉小低木。花期は6月~7月。葉脇から花序を出し、小さな暗紫色の5弁花をつける。葉は対生し、卵形で先端が尖る。2022.6 | 
            
            
               
                | 
              ニシキギ 
              (錦木) | 
              ニシキギ科 
              ニシキギ属 | 
                | 
              北海道~九州に分布し、丘陵や山野に自生する落葉低木。初夏に淡黄緑色で小さな花をつける。枝葉は密に茂り、秋に見事に紅葉し、庭木や生垣、盆栽にされることが多い。2009.11 | 
            
            
               
                | 
              ヒゼンマユミ 
              (肥前真弓) | 
              ニシキギ科 
              ニシキギ属 | 
                | 
              九州や沖縄に分布する常緑高木。4月~6月に新芽が出て、目立たない小さな黄緑色の花がつく。その後つやのある葉が入れ替わる。2021.5 | 
            
            
               
                | 
              マユミ 
              (真弓、山錦木) | 
              ニシキギ科 
              ニシキギ属 | 
                | 
              北海道~九州の山地に分布する落葉低木。初夏に新しい梢の根本近くに小さな4弁の花がつく。秋の紅葉や果実が美しく、庭木として親しまれている。古来より弓の材料として用いられてきた。2010.5 | 
            
            
               
                | 
              ムラサキマユミ 
              (紫真弓) | 
              ニシキギ科 
              ニシキギ属 | 
                | 
              本州日本海側〜九州の温帯林に生える日本固有種の常緑低木。下部が地表近くを這って伸びる。花期は6月~7月。枝の葉腋から直立する花序に暗紫色の5弁花がつく。2022.6 | 
            
            
               
                | 
              ハリツルマサキ 
              (針蔓柾) | 
              ニシキギ科 
              ハリツルマサキ属 
                | 
                | 
              奄美~沖縄に分布する常緑低木。海岸辺りの隆起サンゴ礁の石灰岩上に生える。樹皮は灰白色で細枝にトゲを持つ。倒卵形の葉は厚く光沢がある。花期は4月~8月で小さな白い5弁花をつける。2022.5 | 
            
            
                 
               ニレ科 Ulmaceae    | 
               | 
            
            
               
                
                | 
              ケヤキ 
              (欅) | 
              ニレ科 
              ケヤキ属 | 
                | 
              北海道~九州の山地や丘陵に自生する落葉高木。新緑や紅葉に加えて箒を逆さにしたような冬の樹形が美しい。街路樹や庭木などとしてよく用いられる。2022.4 | 
            
            
               
                
                | 
              日本一の大ケヤキ 
              @山形県東根市 | 
              ニレ科 
              ケヤキ属 | 
                | 
              郷里(山形県東根市)を見守る日本一の大ケヤキ。樹齢千年を超すとみられ、高さ約28mの巨木。この大ケヤキは、今でも昔と変わらず悠然とかつ凛々しくそびえています。2017.5 | 
            
            
               
                | 
              アキニレ 
              (秋楡) | 
              ニレ科 
              ニレ属 | 
                | 
              主に西日本の山野、河原に自生する落葉高木。春に開花する種類が多いニレ属の中でも珍しく秋に開花し、晩秋に実を結ぶ。街路樹などに利用される。2021.11 | 
            
            
               
                
                | 
              ウルムス・プロセア 
              (English elm) | 
              ニレ科 
              ニレ属 | 
                | 
              ヨーロッパ原産の落葉高木ウルムス・プロセア。海外では English elm とも呼ばれ、街路樹や公園樹として利用される。春に花穂、翼果がつく。晩秋には黄葉が見られる。2014.12 | 
            
            
               
                | 
              ウルムス・グラブラ | 
              ニレ科 
              ニレ属 | 
                | 
              アイルランドからウラル山脈に至るヨーロッパに広範囲に分布する落葉高木。ニレの仲間の中では寒さに強い種。セイヨウハルニレ(西洋春楡)とも呼ばれる。2019.6 | 
            
            
                 
               ヌマミズキ科 Nyssaceae    | 
               | 
            
            
               
                
                | 
              キジュ 
              (喜樹) | 
              ヌマミズキ科 
              カンレンボク属 | 
                | 
              中国南部原産の落葉高木。カンレンボクとも呼ばれる。キジュの果実や根には制癌作用を有するカンプトテシンというアルカロイドを含む。わが国では街路樹や庭木などに利用される。2009.10 | 
            
            
               
                
                | 
              ニッサボク 
                | 
              ヌマミズキ科 
              ヌマミズキ属 | 
                | 
              中国原産の落葉小高木ニッサボク。この時期、目立たない雄しべの花穂が付く。紅葉が美しく、ニシキギ、スズランノキと並んで世界三大紅葉樹ともいわれる。2019.4 | 
            
            
               
                
                | 
              ヌマミズキ 
              (沼水木) | 
              ヌマミズキ科 
              ヌマミズキ属 | 
                | 
              北アメリカの東部から南東部に広く分布する落葉高木ヌマミズキ(沼水木)。湿地に生育する。花弁がない地味な緑色の花が付く。秋には美しく紅葉する。2019.4 | 
            
            
               
                
                | 
              ハンカチノキ 
              (鳩子樹) | 
              ヌマミズキ科 
              ハンカチノキ属 | 
                | 
              中国原産の落葉高木ハンカチノキ(鳩子樹)。日本、朝鮮半島、ウスリー、中国東北部に分布する。ヒラヒラとした無数の白いハンカチのような花(大きな苞)が春風に揺れ、たくさんの白鳩が鳥篭から飛び出すように見える。2008.4 | 
            
            
                 
               ノウゼンカズラ科 Bignoniaceae    | 
               | 
            
            
               
                
                | 
              アメリカキササゲ 
              (アメリカ木大角豆) | 
              ノウゼンカズラ科 
              キササゲ属 | 
                | 
              北米原産の落葉高木アメリカキササゲ。日本には明治末年に渡来し、もっぱら観賞用として公園などに栽培されています。6月~7月に白色に濃紫色の筋の入ったふわふわ状の花が枝先の総状花序に多数付く。2011.6 | 
            
            
               
                
                | 
              ハナキササゲ 
              (花木大角豆) | 
              ノウゼンカズラ科 
              キササゲ属 | 
                | 
              北米原産の落葉高木ハナキササゲ(花木大角豆)。別名はオオアメリカキササゲ。初夏に大樹を覆うように多数咲く白い花は、縁が縮れて中に紫の斑点と黄色の筋が入る。初秋に付く果実が細長いササゲに似ている。2011.6 | 
            
            
               
                | 
              ツリガネカズラ 
              (釣鐘葛) | 
              ノウゼンカズラ科 
              ツリガネカズラ属 | 
                | 
              アメリカ中南部原産で常緑蔓性低木ツリガネカズラ(釣鐘葛)。4月~6月にオレンジ色の筒状花を多数つける。壁や塀、樹木など沿って高く這い上がるので、建物や崖などの壁面緑化に利用される。2003.5 | 
            
            
               
                | 
              ニンニクカズラ 
              (大蒜蔓) | 
              ノウゼンカズラ科 
              ニンニクカズラ属 
                | 
                | 
              南米原産の熱帯花木ニンニクカズラ(大蒜蔓)。葉の脇に赤紫色の漏斗状の花がまとまって咲くつる性常緑低木。葉や花をもむとニンニクのような匂いがすることから和名が由来。 2019.11 | 
            
            
               
                | 
              アメリカノウゼンカズラ | 
              ノウゼンカズラ科 
              ノウゼンカズラ属 | 
                | 
              北米原産の落葉蔓性木本。暑い夏に黄橙~紅色の花が咲き続る。花の形がトランペット状の長い筒型で特徴的。蔓は気根を出して壁や樹木などを這い登る。2003.7 | 
            
            
                 
               ノボタン科 Melastomataceae  | 
               | 
            
            
               
                | 
              シコンノボタン 
              (紫紺野牡丹) | 
              ノボタン科 
              シコンノボタン属 | 
                | 
              ブラジル原産の熱帯花木シコンノボタン(紫紺野牡丹)。7月~11月にあざやかな紫色の一日花が咲く。庭木、鉢植えとして親しまれる。花の中の雄しべとその先の葯の部分がクモの足のように見える。2007.7 | 
            
            
               
                | 
              ノボタン 
              (野牡丹) | 
              ノボタン科 
              ノボタン属 
                | 
                | 
              台湾、中国南部、インドシナ半島などの東南アジアが原産の常緑高木ノボタン(野牡丹;ノボタン科ノボタン属)。枝先に赤紫色の5弁の大きな花を咲かせる。2021.4 | 
            
            
               
                | 
              イオウノボタン 
              (硫黄野牡丹) | 
              ノボタン科 
              ノボタン属 
                | 
                | 
              小笠原諸島北硫黄島の固有種のイオウノボタン(硫黄野牡丹)。北硫黄島の標高400-700m程度の雲霧林だけに生育する。6月~8月頃に薄い赤紫色の5弁の花をつける。常緑低木。2009.6 | 
            
            
               
                | 
              ムニンノボタン 
              (無人野牡丹) | 
              ノボタン科 
              ノボタン属 
                | 
                | 
              小笠原諸島父島だけに自生する固有種の常緑小低木ムニンノボタン(無人野牡丹)。4枚の花弁を持つ白い花が咲きます。かつて絶滅寸前だったのが、小石川植物園の施設内で増殖に成功。2016.8 | 
            
            
               
                | 
              サンゴノボタン 
              (珊瑚野牡丹) | 
              ノボタン科 メディニラ属 | 
                | 
              東南アジア原産の常緑小低木サンゴノボタン(珊瑚野牡丹)。茎先に下向きの円錐花序を出し、ピンク色の4~5弁の花が多数つく。広卵形の丸い葉は3~4枚輪生する。2018.6@新宿御苑温室
               | 
            
            
               
                | 
              メディニラ・マグニフィカ 
              (大葉宿野牡丹) | 
              ノボタン科 メディニラ属 | 
                | 
              メディニラ・マグニフィカ(大葉宿野牡丹)。フィリピン原産の熱帯花木で、熱帯雨林に生えるつる性常緑低木。枝先から花序が下垂し、ピンク色の花を多数つける。2011.6@沖縄熱帯ドリームセンター | 
            
            
               
              
                   
              
                | 
            
            
                 
               ハイノキ科 Symplocaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              ウチダシクロキ 
              (打出し黒木) | 
              ハイノキ科 
              ハイノキ属 
                | 
                | 
              小笠原諸島の父島固有の常緑低木。父島の山稜上の低木林、岩石の斜面などに生育する。11月頃に開花し、白い5弁の花が咲く。葉は厚い革質で葉脈のところがが窪む。絶滅危惧ⅠA類。2013.11 | 
            
            
               
                | 
              サワフタギ 
              (沢蓋木) | 
              ハイノキ科 
              ハイノキ属 | 
                | 
              北海道から九州に分布する落葉低木サワフタギ(沢蓋木)。山地の沢や湿地などに生育する。若枝の先端に円錐花序をつけ、多くの白い花が咲く。沢におおいかぶさるように生い茂ることから和名が由来。2011.5 | 
            
            
               
                | 
              クロミノサワフタギ 
              (黒実沢蓋木) | 
              ハイノキ科 
              ハイノキ属 | 
                | 
              本州西部、四国、九州に分布する落葉低木クロミノサワフタギ(黒実沢蓋木)。同属のサワフタギは秋にあざやかな瑠璃色の果実が付くが、クロミノサワフタギは黒い実がなる。2013.5 | 
            
            
               
                | 
              クロキ 
              (黒木) | 
              ハイノキ科 
              ハイノキ属 | 
                | 
              関東地方南部~トカラ列島に分布する常緑小高木。海岸近くの照葉樹林内に生える。3月~4月頃にハイノキに似た花が咲く。枝葉を燃やした後の灰汁を黒の染料に用いる。2022.1 | 
            
            
                 
               パパイア科 Caricaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              パパイア 
              (パパイヤ) | 
              パパイア科 
              パパイア属 | 
                | 
              メキシコ南部~西インド諸島を原産とする常緑小高木。沖縄では未熟な果実(青パパイア)は夏の時期の貴重な野菜として重用されている。熟した果実はフルーツとして宮崎県での生産が多い。2016.10@神代植物公園 | 
            
            
                 
               バラ科 Rosaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              カマツカ 
              (鎌柄) | 
              バラ科 
              カマツカ属 | 
                | 
              北海道から九州の山地に自生する落葉小高木カマツカ(鎌柄)。5月頃に白く小さい花が多数まとまって枝先に咲く。材は丈夫で弾力があり、鎌の柄などに用いらることから和名が由来。2005.5 | 
            
            
               
                | 
              オオカナメモチ 
              (大要黐) | 
              バラ科 
              カナメモチ属 | 
                | 
              中国・台湾・フィリピンに多く分布する常緑高木オオカナメモチ(大要黐)5月頃に小さい白い花が多数集まったお椀状の大きな花序を作る。秋にはたくさんの赤い実がつく。2006.5 | 
            
            
               
                | 
              カナメモチ 
              (要黐) | 
              バラ科 
              カナメモチ属 | 
                | 
              本州中部以南の暖地に生育する常緑小高木カナメモチ(要黐)。5月頃に開花し、枝先の半球状の集散花序に小さな白色の花が多数付く。扇の要に使われ、モチノキ(黐)に似ることから和名が由来。2019.5 | 
            
            
               
                | 
              シマカナメモチ 
              (島要黐) | 
              バラ科 
              カナメモチ属 
                | 
                | 
              日本固有の常緑小高木で琉球列島、小笠原諸島に自生する。5月~6月頃、花が枝先の散房花序につき、白い小さな5弁花が密集して咲く。葉は枝先に互生し、葉の縁には細かい鋸歯あり。2021.9 | 
            
            
               
                | 
              セイヨウカナメモチ 
              (西洋要黐) 
              (レッドロビン) | 
              バラ科 
              カナメモチ属 
               | 
                | 
              カナメモチとベニカナメモチを掛け合わせて作出された園芸品種で、レッドロビンの名前で流通する。新芽・新葉が鮮やかな赤色をして美しく、生垣に用いられることが多い。2021.5 | 
            
            
               
                | 
              カリン 
              (花梨) | 
              バラ科 
              カリン属 | 
                | 
              中国原産の落葉高木のカリン(花梨)。春に薄紅色の小さな花が木枝に多く咲き出します。秋になると、かなり大きな果実を沢山付けるようになり、果実酒などに用いられる。2015.4 | 
            
            
               
                | 
              クサイチゴ 
              (草苺) | 
              バラ科 
              キイチゴ属 | 
                | 
              この時期、小石川植物園の散歩道のあちこちに野イチゴの花が目に付きます。この白い花は本州から九州の林地に生える落葉小低木クサイチゴ(草苺)。2019.4 | 
            
            
               
                | 
              ハチジョウクサイチゴ(八丈草苺) | 
              バラ科 
              キイチゴ属 | 
                | 
              ハチジョウクサイチゴ(八丈草苺)。伊豆諸島、八丈島、小笠原父島のほか関東地方南部、四国、九州などに分布し、海岸近くに生える落葉小低木。カジイチゴとクサイチゴの自然交雑種。2021.4 | 
            
            
               
                | 
              ヒメカジイチゴ 
              (姫梶苺) | 
              バラ科 
              キイチゴ属 | 
                | 
              関東南部、高知県に分布する落葉低木ヒメカジイチゴ(姫梶苺)。カジイチゴ(梶苺)とニガイチゴ(苦苺)の交雑種。葉の形がカジノキに似ていて、小振りなことから和名が由来。2012.4 | 
            
            
               
                | 
              モミジイチゴ 
              (紅葉苺) | 
              バラ科 
              キイチゴ属 | 
                | 
              東日本の山野に生える落葉低木モミジイチゴ(紅葉苺)。春に白い花が木枝から下向きに咲く。いわゆる野イチゴの一種で、葉の形がモミジに似る。2011.3 | 
            
            
               
                | 
              キンロバイ (金露梅) | 
              バラ科 
              キンロバイ属 | 
                | 
              落葉小低木キンロバイ(金露梅)。北海道から四国に分布し、山地の岩礫地に生育する。枝先にしっとりと落ち着いた黄色の花が6月~8月に咲く。花が黄色で梅の花に似ることから和名が由来。2005.6 | 
            
            
               
                | 
              ハクロバイ 
              (白露梅、銀露梅) | 
              バラ科 
              キンロバイ属 | 
                | 
              落葉低木ハクロバイ(白露梅、銀露梅)。キンロバイの白花の品種。本州中部、四国の山地に分布し、高山の岩地に生える。6月~8月に落ち着いた白色の花が咲く。2007.6 | 
            
            
               
                | 
              カナウツギ 
              (金空木) | 
              バラ科 
              コゴメウツギ属 | 
                | 
              富士山周辺や箱根、丹沢などの山地に自生する落葉低木カナウツギ(金空木)。枝の先端または葉腋から花序が伸び、多くの白い細かい花を付ける。花はコゴメウツギに似るが、葉が大きめ。
              2010.6 | 
            
            
               
                | 
              コゴメウツギ 
              (小米空木) | 
              バラ科 
              コゴメウツギ属 | 
                | 
              北海道から九州に分布する落葉低木コゴメウツギ(小米空木)。枝の先端または葉腋から伸びた花序に細かい白い花が多数咲く。花序の形状が米が砕けた小米に見立てたことから和名が由来。2010.5 | 
            
            
               
                | 
              コトネアスター 
                | 
              バラ科 
              コトネアスター属 | 
                | 
              常緑低木コトネアスター。50種近くの品種の多くはインド北部、チベットが原産。5月~6月に白い花が盛んに咲き、晩秋に赤い実が付く。葉の部分に鋸歯がない、枝に棘が生えないなどが特徴。2018.6 | 
            
            
               
                | 
              ジューンベリー 
              別名:アメリカザイフリボク  | 
              バラ科 
              ザイフリボク属 | 
                | 
              北米原産の落葉木のジューンベリー。早春、葉が展開する前に白い5弁の花を多数咲かせる。その後、6月頃に黒紫色の果実が熟し、生食やジャムに利用される。2018.5 | 
            
            
               
                | 
              シモツケ 
              (下野) | 
              バラ科 
              シモツケ属 | 
                | 
              日本、朝鮮半島、中国に分布する落葉低木シモツケ(下野)。山地の日当たりの良い草地や岩礫地に生育する。ふっくらとした感じのピンク色や白色の花を付ける。2007.6 | 
            
            
               
                | 
              イワシモツケ 
              (岩下野) | 
              バラ科 
              シモツケ属 | 
                | 
              近畿地方以北に分布する落葉低木イワシモツケ(岩下野)。高い山地の蛇紋岩地や石灰岩地に生育する。枝の先端にふんわりした感じの白い花を付ける。2010.5 | 
            
            
               
                | 
              エゾノシロバナシモツケ   | 
              バラ科 
              シモツケ属 | 
                | 
              北海道、本州北部に分布する落葉低木エゾノシロバナシモツケ(蝦夷白花下野)。山地の岩場や斜面などに生える。6月~7月に散房花序が付き、小さな白い花が多数咲く。2018.7@摩周湖 | 
            
            
               
                | 
              トサシモツケ 
              (土佐下野) | 
              バラ科 
              シモツケ属 | 
                | 
              四国に分布する落葉低木トサシモツケ(土佐下野)。日当たりのいい川岸の岩場などに生え、庭木としても植えられる。初夏に枝から直立する花序に小花がまとまって咲く。2014.5 | 
            
            
               
                | 
              ホザキシモツケ 
              (穂咲下野) | 
              バラ科 
              シモツケ属 | 
                | 
              涼しい気候の湿地帯に分布する落葉低木ホザキシモツケ(穂咲下野)。夏の釧路湿原で、長い花穂の先に付いた赤紫色の花を木道沿いの林間地の随所で見かけます。2018.7@釧路湿原 | 
            
            
               
                | 
              マルバシモツケ 
              (丸葉下野) | 
              バラ科 
              シモツケ属 | 
                | 
              落葉低木マルバシモツケ(丸葉下野)。北海道、本州中北部に分布し、亜高山から高山の日当たりのよい岩礫地に生育する。2018.7@大雪山黒岳 | 
            
            
               
                | 
              コデマリ 
              (小手毬) | 
              バラ科 
              シモツケ属 | 
                | 
              中国原産の落葉低木コデマリ(小手毬)。白い花が新葉とともに小さな手毬のように密生して咲き、それが枝上に連なり円弧状に枝垂れる。2011.5 | 
            
            
               
                | 
              シジミバナ  
              (蜆花) | 
              バラ科 
              シモツケ属 | 
                | 
              中国原産の落葉低木シジミバナ(蜆花)。春に八重咲きの白い花が枝に群がって咲きます。小さな花がシジミの身に似る。コゴメバナ(小米花)の別名あり。2012.4 | 
            
            
               
                | 
              ユキヤナギ 
              (雪柳) | 
              バラ科 
              シモツケ属 | 
                | 
              日本原産の落葉低木ユキヤナギ(雪柳)。春に白い花が枝いっぱいに連綿と咲き、円弧状に枝垂れています。白雪が枝にかかっているようです。公園や庭先でよく見かける。2015.3 | 
            
            
               
                | 
              シャリンバイ 
              (車輪梅) | 
              バラ科 
              シャリンバイ属 | 
                | 
              本州から九州の海岸に自生する常緑低木シャリンバイ(車輪梅)。5月頃にウメに似た小さく可憐な花が咲き、晩秋に黒紫色に熟した実を付ける。庭木や公園樹として多く用いられる。2019.5 | 
            
            
               
                | 
              シロヤマブキ 
              (白山吹) | 
              バラ科 
              シロヤマブキ属 | 
                | 
              本州の中国地方に分布するシロヤマブキ(白山吹)。白い花で花弁が4枚。黄色の花のヤマブキと似ているが、ヤマブキは花弁の数が5枚で異なる種。2012.5 | 
            
            
               
                | 
              ストランヴェシア 
              学名:Stranvaesia Davidiana | 
              バラ科 
              ストランヴェシア属 | 
                | 
              中国原産の常緑低木。高地の湿った樹林内に自生する。5月頃、散房花序に丸みを帯びた白い5弁花を咲かせる。長楕円形の厚い葉は互生し、葉縁が波打つ。秋になると赤い実をつける。2022.5 | 
            
            
               
                
                | 
              イヌザクラ 
              (犬桜) | 
              バラ科 
              スモモ属 
              ウワミズザクラ亜属 | 
                | 
              本州、四国、九州に分布し、山地に生育する落葉高木イヌザクラ(犬桜)。5月頃に枝先のブラシ状の総状花序に多くの白い花を付ける。サクラ(桜)の仲間とは花の形状が異なります。2017.5 | 
            
            
               
                
                | 
              ウワミズザクラ 
              (上溝桜) | 
              バラ科 
              スモモ属 
              ウワミズザクラ亜属 | 
                | 
              北海道、本州、四国、九州の山野に自生する落葉高木ウワミズザクラ(上溝桜)。日当たりが良く小川沿いなどの湿潤した環境を好む。4月にブラシのように見える白い総状花序を付ける。2012.4 | 
            
            
               
                | 
              アンズ 
              (杏) | 
              バラ科 
              スモモ属 
              スモモ亜属 | 
                | 
              落葉小高木のアンズ(杏)。3月頃にウメの花によく似た白い花が咲く。アンズの熟した果実は甘みが生じ、種と果肉が離れる。瀬戸内地方、青森県津軽地方が果樹のアンズの古くからの産地。2020.3 | 
            
            
               
                
                | 
              ウメ 
              (梅) | 
              バラ科 
              スモモ属 
              スモモ亜属 
                | 
                | 
              中国原産の落葉小高木のウメ(梅)。日本でも昔から親しまれている鑑賞用の花木。和歌にも多く詠われています。数多くの品種の紅梅、白梅の花が新年から早春にかけて次々に咲き出す。2008.2 | 
            
            
               
                | 
              スモモ 
              (李) | 
              バラ科 
              スモモ属 
              スモモ亜属 | 
                | 
              落葉小高木のスモモ(李)。初春にウメに似た白い花が咲く。古えに日本に伝来し、和歌などにも詠まれる。食用になる果実は酸味が強い。この品種名はメスレー。2020.3 | 
            
            
               
                | 
              ニワウメ 
              (庭梅) | 
              バラ科 
              スモモ属 
              ニワウメ亜属 | 
                | 
              中国の山地に自生する落葉低木ニワウメ(庭梅)。わが国へは江戸時代に渡来し、観賞用に広く栽培されている。葉の展開前に桃色の小花が枝いっぱいに咲く。2021.3 | 
            
            
               
                | 
              ニワザクラ 
              (庭桜) | 
              バラ科 
              スモモ属 
              ニワウメ亜属 | 
                | 
              中国原産の落葉低木ニワザクラ(庭桜)。4月にしっとりとした白い八重咲きの花が咲く。葉は細長い。2012.4 | 
            
            
               
                | 
              ユスラウメ 
              (山桜桃梅) | 
              バラ科 
              スモモ属 
              ニワウメ亜属 | 
                | 
              中国北西部、朝鮮半島などが原産の落葉低木ユスラウメ(山桜桃梅)。春にウメに似た白色~淡紅色の花が葉腋に1つずつ咲く。その後、赤い小さな実を付け、果実酒などに用いられる。2019.4 | 
            
            
               
                | 
              セイヨウバクチノキ 
              (西洋博打の木) | 
              バラ科 
              スモモ属 
              バクチノキ亜属 | 
                | 
              ヨーロッパ東南部から西アジア原産の常緑木のセイヨウバクチノキ(西洋博打の木)。4月~5月、葉の脇から直立するブラシのような形の総状花序が伸び、白い小さな花が多数咲く。2006.4 | 
            
            
               
                | 
              バクチノキ 
              (博打の木) | 
              バラ科 
              スモモ属 
              バクチノキ亜属 | 
                | 
              関東地方~九州、沖縄の暖地に分布する常緑高木。絶えず古い灰白色の樹皮がうろこ状に剥がれ落ち、黄赤色の幹肌が現れる。この様子を博打に負けて衣を剥がれることに例え、和名が由来。2022.1 | 
            
            
               
                | 
              ハナモモ 
              (花桃) | 
              バラ科 
              スモモ属 
              モモ亜属 
                | 
                | 
              中国原産の落葉低木のハナモモ(花桃)。ハナモモは花を観賞するため、モモ(桃)から品種改良され、庭木などに多く利用される。3月~4月に華やかな桃色の花が満開になって咲き出す。2013.3 | 
            
            
               
                | 
              モモ 
              (桃) | 
              バラ科 
              スモモ属 
              モモ亜属 | 
                | 
              郷里の東根市はモモ(桃)の栽培も盛んです。あでやかな桃色の花を付けたモモの木々を所々で見かけます。後背の青々とした雪渓が少し残る山並みと美しく調和した風景になっている。2019.5@山形 | 
            
            
               
                | 
              チングルマ 
              (珍車、稚児車) | 
              バラ科 
              ダイコンソウ属 
              or チングルマ属 | 
                | 
              本州中部以北、北海道などに分布する落葉小低木チングルマ。高山の雪渓周辺の草地や砂礫地に生える。初夏に花茎の先に小さな白いウメの花に似た5弁花が一つ咲く。2019.5@上三依水生植物園 | 
            
            
               
                | 
              シセンテンノウメ 
              (四川天の梅) | 
              バラ科 
              テンノウメ属 | 
                | 
              中国南部、台湾が原産の常緑低木シセンテンノウメ(四川天の梅)。山地の岩場に生育する。ウメに似た白い花が咲くが、鳥の羽毛のような葉が付く。点々と咲く花が天空の星のように見える。2003.5 | 
            
            
               
                | 
              シラゲテンノウメ 
              (白毛天の梅) | 
              バラ科 
              テンノウメ属 
                | 
                | 
              小笠原固有種の常緑小低木 シラゲテンノウメ(白毛天の梅)。枝先の葉腋にウメの花に白い似た5弁の花をつける。若葉が白い軟毛に覆われている。2021.2 | 
            
            
               
                | 
              タチテンノウメ 
              (立天の梅) | 
              バラ科 
              テンノウメ属 
                | 
                | 
              小笠原諸島に分布するタチテンノウメ(立天の梅)。山地の林縁、岩場などに生える。丸みを帯びた小判形の小葉が多数つく。3月~5月頃に梅花に似た小さな白い花が咲く。2022.2 | 
            
            
               
                | 
              ピラカンサ 
              (ローズデール) | 
              バラ科 
              トキワサンザシ属 
              or ピラカンサ属 | 
                | 
              南ヨーロッパ、西アジアが原産の常緑低木ピラカンサ(品種名:ローズデール)。散房状の花序に多数の白い花が盛んに咲く。この花の後、秋になると無数の塊状になった赤い実を付ける。2012.5 | 
            
            
               
                | 
              アオナシ 
              (青梨) | 
              バラ科 
              ナシ属 | 
                | 
              八ヶ岳を中心とする山梨・長野両県に自生する落葉樹アオナシ(青梨)。枝先の総状花序に白い花がまとまって咲く。野生のナシの一種で、個体数の減少が危惧されている。2010.4 | 
            
            
               
                | 
              ヤマナシ 
              (山梨) | 
              バラ科 
              ナシ属 | 
                | 
              中部以南の本州、四国、九州に自生する落葉高木ヤマナシ(山梨)。果実を食用とする和ナシの野生種。葉の展開と同時に白色の花が咲く。秋にナシ果状の果実が付くが、生食には向かない。2012.4 | 
            
            
               
                | 
              ナナカマド 
              (七竈) | 
              バラ科 
              ナナカマド属 | 
                | 
              北海道から九州の亜高山帯の林地に自生する落葉高木ナナカマド(七竈)。初夏に複散房花序を付け、小さな白い花が多数咲く。秋になると見事に紅葉し、真っ赤な球状の実をたわわに付ける。2011.5 | 
            
            
               
                | 
              ナンキンナナカマド 
              (南京七竈) | 
              バラ科 
              ナナカマド属 | 
                | 
              日本固有種で本州(関東以西)、四国、九州に分布する落葉低木。盆栽や庭木などに用いられる。5月頃に黄白色の花が咲き、10月頃に果実が赤く熟す。別名はコバノナナカマド。2025.5 | 
            
            
               
                | 
              ビワ 
              (枇杷) | 
              バラ科 
              ビワ属 | 
                | 
              四国、九州に自生する常緑高木。果樹としては和歌山県、千葉県等で栽培される。初夏に黄橙色に熟す果実が食用となる。花期は晩秋~冬。2011.6 | 
            
            
               
                | 
              ボケ 
              (木瓜) | 
              バラ科 
              ボケ属 
                | 
                | 
              中国原産の落葉低木ボケ(木瓜)。日本へは平安時代に渡来、観賞用に栽培された帰化植物。3月~4月、葉が芽吹く前に朱色の5弁花が咲き出す。本州から四国、九州にかけて自生。2013.3 | 
            
            
               
                | 
              カンボケ 
              (寒木瓜) | 
              バラ科 
              ボケ属 | 
                | 
              中国原産のカンボケ(寒木瓜)。花や樹姿がよく似るボケ(木瓜)は春に花が咲き出すが、カンボケは晩秋から冬に咲き出し、春になるとさらに盛んに咲き葉も出揃う。ボケの園芸品種。2021.3 | 
            
            
               
                | 
              クサボケ 
              (草木瓜) | 
              バラ科 
              ボケ属 | 
                | 
              日本固有の落葉低木クサボケ(草木瓜)。本州中南部、四国及び九州の日当たりの良い斜面などに分布。ボケの野生種。葉の展開とともに朱色の5弁花が咲く。ボケと比べて全体的に小振り。2012.4 | 
            
            
               
                | 
              リキュウバイ 
              (利休梅) | 
              バラ科 
              ヤナギザクラ属 | 
                | 
              中国原産の落葉低木のリキュウバイ(利休梅)。4月~5月頃、枝先の総状花序に白い花を咲かせる。茶花としてよく利用されたことから和名が由来。2018.4@大柿花山 | 
            
            
               
                | 
              オオリキュウバイ 
              (大利休梅) | 
              バラ科 
              ヤナギザクラ属 | 
                | 
              中国原産の落葉低木オオリキュウバイ(大利休梅)。4月頃に枝先に総状花序を出し、白い5弁花をつける。リキュウバイ(利休梅)より花が大きめ。リキュウバイの交雑種または変種。2012.4 | 
            
            
               
                | 
              ヤマブキ 
              (山吹) | 
              バラ科 
              ヤマブキ属 | 
                | 
              本州から九州にかけて分布する落葉低木ヤマブキ(山吹)。本州の丘陵、山地に自生する。低山の林地の木陰などに群生する。晩春に絵の具のヤマブキイロと同じ鮮やかな黄色の花を咲かせる。
              2010.4 | 
            
            
               
                | 
              ヤエヤマブキ 
              (八重山吹) | 
              バラ科 
              ヤマブキ属 | 
                | 
              ヤマブキの八重咲品種のヤエヤマブキ(八重山吹)。華やかな山吹色の花を咲かせる。ヤマブキよりも生育旺盛で樹高も高くなり、株は直立する。2008.4 | 
            
            
               
                | 
              ズミ 
              (酸実) | 
              バラ科 
              リンゴ属 | 
                | 
              北海道から九州にかけて自生する落葉小高木ズミ(酸実)。山地の日のあたる湿地などを好む。5月頃リンゴに似た白い花が咲く。リンゴの台木としてズミが使われる。2018.5@山形野草園 | 
            
            
               
                
                | 
              ツクシカイドウ 
              (筑紫海棠) | 
              バラ科 
              リンゴ属 | 
                | 
              中国湖北省などが原産の落葉小高木。初夏に美しい白い花が咲き、秋に小さな可愛らしい実が付く。わが国では熊本、大分に分布する。絶滅危惧種。別名はコホクカイドウ(湖北海棠)。2019.11 | 
            
            
               
                | 
              ニュートンのリンゴ 
              (ケントの花) | 
              バラ科 
              リンゴ属 | 
                | 
              ニュートンが万有引力の法則を発見するきっかけになったというニュートンのリンゴの木の後裔の木(ケントの花)が園内で公開されている。2008.4 | 
            
            
               
                | 
              ハナカイドウ 
              (花海棠) | 
              バラ科 
              リンゴ属 | 
                | 
              中国原産の落葉低木ハナカイドウ(花海棠)。北海道南部から九州にかけて栽培される。春の庭で美しい花を咲かせる。中国では昔から海棠を美人の例えに使う。2011.4 | 
            
            
               
                | 
              ヒメリンゴ 
              (姫林檎) | 
              バラ科 
              リンゴ属 | 
                | 
              春に白い花が咲き、秋に小さなかわいらしい赤い実が沢山付く。主に観賞用樹木や盆栽として利用される。別名はイヌリンゴ。2014.11@皇居東御苑 | 
            
            
               
                
                | 
              ホンカイドウ 
              (本海棠) | 
              バラ科 
              リンゴ属 | 
                | 
              中国原産の落葉中高木ホンカイドウ(本海棠)。園芸用に流通するハナカイドウの原種。初夏に多くの小さな5弁花を咲かせ、年末にサクランボに似た小さな実を沢山付ける。2015.4 | 
            
            
               
                | 
              ヒマヤラズミ 
              (ヒマラヤ酸実) | 
              バラ科 
              リンゴ属 | 
                | 
              中国からヒマラヤ地方にかけての山地に分布する落葉高木のヒマラヤズミ。4月から5月頃に白色または淡紅の5弁花を咲かせる。2013.4 | 
            
            
               
                | 
              リンゴ 
              (林檎) | 
              バラ科 
              リンゴ属 | 
                | 
              秋に収穫される代表的な果樹のリンゴ(林檎)。植物名はセイヨウリンゴ。晩春に数多くの白い5弁花が咲き、秋には真赤にリンゴが熟す。山形ではフジの品種が多く栽培される。2017.5@山形 | 
            
            
                 
               バラ科(サクラ属)  Rosaceae(Cerasus) | 
            
            
               
                
                | 
              サクラ 
              (桜) | 
              バラ科 
              サクラ属 
              サクラ節 
                | 
                | 
              わが国では各地で主に2月から4月にかけて多くのサクラ(桜;バラ科サクラ属サクラ節)の花が咲き出します。 小石川植物園でもソメイヨシノをはじめ数多くのサクラの花を楽しむことができます。 | 
            
            
               
                | 
              ヤマザクラ 
              (山桜) | 
              バラ科 
              サクラ属 
              サクラ節 ヤマザクラ群 | 
                | 
              ヤマザクラ(山桜)。日本、台湾などに分布する落葉高木。日本のサクラの基本野生種の一つ。サクラの仲間では長寿で大木も多い。開花のときは、葉と花が同時に展開する。2018.3 | 
            
            
               
                | 
              ヤマザクラ 
              の品種のサクラ | 
              バラ科 
              サクラ属 
              サクラ節 ヤマザクラ群 | 
              
              
               | 
            
            
               
                | 
              オオシマザクラ (大島桜) | 
              バラ科 
              サクラ属 
              サクラ節 
              ヤマザクラ群 | 
                | 
              伊豆大島などに多く自生するオオシマザクラ(大島桜)。基本野生種のサクラの一つ。春に緑色の若葉と同時に白色の花を多数つけます。2019.4 | 
            
            
               
                | 
              ヤエノオオシマザクラ(八重大島桜) | 
              バラ科 
              サクラ属 
              サクラ節 
              ヤマザクラ群 | 
                | 
              ヤエノオオシマザクラ(八重の大島桜)。オオシマザクラの八重咲種で伊豆大島に自生する。2013.4 | 
            
            
               
                | 
              寒咲大島 
              @オオシマザクラ | 
              バラ科 
              サクラ属 
              サクラ節 
              ヤマザクラ群 | 
                | 
              オオシマザクラの園芸品種の寒咲大島(かんざきおおしま)。早春に開花する早咲きのサクラです。2011.3 | 
            
            
               
                | 
              オオヤマザクラ (大山桜) | 
              バラ科 
              サクラ属 
              サクラ節 
              ヤマザクラ群 | 
                | 
              オオヤマザクラ(大山桜)。日本の基本野生種のサクラの一つ。北海道、本州(中部以北)などの寒冷地に分布する。4月頃、薄紅色の花と大きめの赤紫色の葉が同時期に付く。2019.4 | 
            
            
               
                | 
              カスミザクラ (霞桜) | 
              バラ科 
              サクラ属 
              サクラ節 
              ヤマザクラ群 | 
                | 
              カスミザクラ(霞桜)は北海道や本州、四国の山地などに分布する基本野生種のサクラの一つ。花柄に短い毛が生える。遠方から霞がかかっているように見えることから和名が由来。2013.4 | 
            
            
               
                | 
              ミヤマカスミザクラ 
              (深山霞桜) | 
              バラ科 
              サクラ属 
              サクラ節 ヤマザクラ群 | 
                | 
              カスミザクラとミヤマザクラが自然交配した新種のミヤマカスミザクラ。開花時期や花びらの形、花のつき方などで両母種の形質を受け継ぐ。山形野草園にのみ自生する。2018.5@山形野草園 | 
            
            
               
                | 
              エドヒガン (江戸彼岸) | 
              バラ科 
              サクラ属 サクラ節 
              エドヒガン群 | 
                | 
              本州に分布するエドヒガン(江戸彼岸)。サクラの基本野生種の一つ。彼岸の頃に美しく満開になる。葉が展開するより先に小さな白い花が無数に咲く。ヤマザクラとともに長寿。2009.3 | 
            
            
               
                | 
              シダレザクラ 
              (枝垂桜) | 
              バラ科 
              サクラ属 
              サクラ節 エドヒガン群 | 
                | 
              シダレザクラ(枝垂れ桜)。エドヒガンから作られた栽培品種。3月頃に天空を覆わんばかりの上品な白い花が美しく枝垂れます。日本各地にシダレザクラの古木が存在する。2016.3 | 
            
            
               
                | 
              ベニシダレ 
              (紅枝垂) 
              @シダレザクラ | 
              バラ科 
              サクラ属 
              サクラ節 エドヒガン群 | 
                | 
               ベニシダレ(紅枝垂)はシダレザクラ(枝垂れ桜)の淡紅色の品種。2016.4 | 
            
            
               
                
                
                | 
              ソメイヨシノ 
              (染井吉野) | 
              バラ科 
              サクラ属 
              サクラ節 
              エドヒガン群 | 
                | 
              ソメイヨシノ(染井吉野)。毎年春になると、日本列島を縦走する桜前線の動きが話題になる。ソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンとの交雑種でエドヒガン系の園芸品種。2005.4 | 
            
            
               
                | 
              ソメイヨシノ 
              の品種のサクラ | 
              バラ科 
              サクラ属 
              サクラ節 
              エドヒガン群 | 
              
              
               | 
            
            
               
                | 
              ジュウガツザクラ 
              (十月桜) | 
              バラ科 
              サクラ属 
              サクラ節 
              エドヒガン群 | 
                | 
              ジュウガツザクラ(十月桜)。エドヒガン系の園芸種で野山に自生しない。春と秋に年2回静かに白い花が咲く。2011.10@皇居東御苑 | 
            
            
               
                | 
              マメザクラ 
              (豆桜、富士桜) | 
              バラ科 
              サクラ属 
              サクラ節 
              マメザクラ群 | 
                | 
              富士山や箱根などの山地に分布するマメザクラ(豆桜)。日本のサクラの基本野生種の一つ。マメザクラは樹高が大きくなく、一重の5弁花も小さめ。2014.4@箱根湿生花園 | 
            
            
               
                | 
              フユザクラ 
              (冬桜) | 
              バラ科 
              サクラ属 
              サクラ節 
              マメザクラ群 | 
                | 
              フユザクラ(冬桜)。マメザクラとオオシマザクラとの交雑によりできたマメザクラ系の栽培品種。冬と春の年2回開花し、冬は白い花だけが咲き、春は新葉とともに花を付ける。2014.11@皇居東御苑 | 
            
            
               
                | 
              ヤブザクラ 
              (藪桜) | 
              バラ科 
              サクラ属 
              サクラ節 
              マメザクラ群 | 
                | 
              ヤブザクラ(藪桜)。多摩丘陵周辺を中心とする関東西南部の低山や丘陵地に局所分布する固有のサクラ。マメザクラとエドヒガンの自然交雑種とされる。絶滅危惧IB類(EN)。2003.3 | 
            
            
               
                | 
              チョウジザクラ 
              (丁字桜) | 
              バラ科 
              サクラ属 
              サクラ節 
              チョウジザクラ群 | 
                | 
              チョウジザクラ(丁字桜;別名メジロザクラ)。日本のサクラの基本野生種の一つ。東北の太平洋側、関東、中部の山地などに多く分布する。花を横から見ると丁字や丁子のように見える。2016.4 | 
            
            
               
                | 
              カンヒザクラ 
              (寒緋桜) | 
              バラ科 
              サクラ属 
              サクラ節 
              カンヒザクラ群 
                | 
                | 
              沖縄に自生するカンヒザクラ(寒緋桜)。日本のサクラの基本野生種の一つ。満開になった濃い紅色の鐘状の花が強烈な印象を与える。カンヒザクラを片親とする多くの栽培品種がある。2015.3 | 
            
            
               
                | 
              オオカンザクラ 
              (大寒桜) | 
              バラ科 
              サクラ属 
              サクラ節 
              カンヒザクラ群 | 
                | 
              川口市安行の地から広められたことから安行寒緋(あんぎょうかんひ)とも呼ばれる。3月下旬頃に丸く大きい薄紅色の花を咲かせる。花の大きさはカンザクラより大きい。カンヒザクラとオオシマザクラの交雑種と考えられている。2012.4 | 
            
            
               
                | 
              オカメザクラ 
              (阿亀桜) | 
              バラ科 
              サクラ属 
              サクラ節 
              カンヒザクラ群 | 
                | 
              早春にあざやかなピンク色の小さな花を一斉に低木全体に下向きに咲かせ、華やいだ雰囲気を醸し出すオカメザクラ(阿亀桜)。 英国でカンヒザクラとマメザクラを交配して作出。わが国では各地の街路樹や庭木などに用いられている。2021.3 | 
            
            
               
                | 
              カンザクラ 
              (寒桜) | 
              バラ科 
              サクラ属 
              サクラ節 カンヒザクラ群 | 
                | 
              カンザクラ(寒桜)。日本のサクラの基本野生種の一つ。オオシマザクラとカンヒザクラの自然交配種でカンヒザクラ系の品種。早春に咲く。暖地の庭木に多く用いられる。
              2009.2 | 
            
            
               
                | 
              カワズザクラ 
              (河津桜) | 
              バラ科 
              サクラ属 
              サクラ節 カンヒザクラ群 | 
                | 
              カワズザクラ(河津桜)。オオシマザクラとカンヒザクラの自然交配で生まれた栽培品種。静岡県河津町では、河津川の堤防に立ち並ぶカワズザクラが早春に満開になる。2012.3@河津町 | 
            
            
               
                | 
              ヒマラヤザクラ 
              (ヒマラヤ桜) | 
              バラ科 
              サクラ属 
              サクラ節 カンヒザクラ群 | 
                | 
              インド、中国、ビルマなどのヒマラヤ付近の高地に分布するヒマラヤザクラ。サクラの野生種の一つ。わが国にはネパール王室から贈られ、熱海市に植樹された。年末に可憐な花が咲き出す。2010.12 | 
            
            
               
                | 
              ヨウコウ 
              (陽光) | 
              バラ科 
              サクラ属 
              サクラ節 カンヒザクラ群 | 
                | 
              ヨウコウ(陽光)。愛媛県在住の高岡正明氏が長年かけてアマギヨシノとカンヒザクラを交雑させて作出した栽培品種。3月頃にヨウコウの濃いピンク色の花が華やかに咲く。2019.3@松山城 | 
            
            
               
                | 
              サトザクラ (里桜) | 
              バラ科 
              サクラ属 
              サクラ節 
              サトザクラ群 | 
                | 
              サトザクラ(里桜)は主に観賞用にオオシマザクラを基にしてヤマザクラ、エドヒガン、カスミザクラ、マメザクラなどを掛け合わされた園芸品種の総称で種類が多い。2019.4 | 
            
            
               
                | 
              サトザクラ群 
              のサクラ | 
              バラ科 
              サクラ属 
              サクラ節 
              サトザクラ群 | 
              
              
               | 
            
            
               
                | 
              シナミザクラ (支那実桜) | 
              バラ科 
              サクラ属 
              ロボペタルム節 
              シナミザクラ群 | 
                | 
              中国原産のシナミザクラ(支那実桜)。実は食用になる。3月頃にひそやかな落ち着いた感じのウメに似た花が咲く。関東以南の暖地で、早咲きのサクラとして植えられている。2020.3 | 
            
            
               
                | 
              コブクザクラ 
              (子福桜) | 
              バラ科 
              サクラ属 
              ロボペタルム節 
              シナミザクラ群 | 
                | 
              コブクザクラ(子福桜)。白い八重咲の花が秋から冬、早春にかけて咲きます。シナミザクラとエドヒガンの交雑種。花びらのふちに切れ込みがある。2017.11@新宿御苑 | 
            
            
               
                | 
              サクランボ 
              (桜桃、西洋実桜) | 
              バラ科 
              サクラ属 
              ミザクラ節 
              ミザクラ群 | 
                | 
              果樹サクランボ。初夏の木枝に白い花がぎっしりと付きます。その後、真赤な果実が収穫される。郷里の山形の東根市で多く生産されている品種はサクランボの王者といわれる佐藤錦です。2019.5@山形 | 
            
            
               
                | 
              プシリフローラ 
              (細花桜) | 
              バラ科 
              サクラ属 
              Pseudomahaleb節 | 
                | 
              中国・雲南省原産で、高山の山林に生育する。苞が非常に小さく、雄花が長い美しい花が咲く。花弁が細長く中国では細花桜と呼ばれる。2013.3 | 
            
            
                 
               バラ科(バラ属)  Rosaceae(Rosa) | 
               | 
            
            
               
                | 
              バラ 
              (薔薇、園芸バラ) | 
              バラ科 
              バラ属 | 
                | 
              園芸バラの総称。バラは花の女王として愛好され、多くの種類や品種がある。鉢植え、庭植えに用いられることが多い。また、各地の公園などでバラの造園が行われている。2012.5@旧古河庭園 | 
            
            
               
                | 
              原種バラ 
                | 
              バラ科 
              バラ属 
                | 
                | 
              山野に自生する原種・野生種のバラは北半球のみに分布し、約150~200種あるとされる。楚々とした佇まいの原種バラは強健で病害虫にも強く、庭植えされることも多い。 | 
            
            
               
                | 
              オオタカネバラ 
              (大高嶺薔薇) | 
              バラ科 
              バラ属 
                | 
                | 
              落葉低木オオタカネバラ(大高嶺薔薇)。北海道、本州中北部の日本海側に分布し、高山帯、亜高山などに生育。海辺に咲くハマナスによく似た美しい花を咲かせる。2018.7@大雪山黒岳 | 
            
            
               
                | 
              コウシンバラ 
              (庚申薔薇) | 
              バラ科 
              バラ属 
                | 
                | 
              中国四川省原産の落葉低木コウシンバラ(庚申薔薇)。四季咲きで枝先に1個から数個の花を付け、重要な近現代バラの原種の一つ(野生種は一重咲き)。2017.5@皇居東御苑 | 
            
            
               
                | 
              サクラバラ 
              (桜薔薇) | 
              バラ科 
              バラ属 
                | 
                | 
              日本に自生する落葉低木のサクラバラ(桜薔薇)。コウシンバラ と ノイバラ との自然交雑の自生種。サクラの花に似た薄紅色の大きめの花から甘い香りが漂ってきます。2008.5 | 
            
            
               
                | 
              サンショウバラ 
              (山椒薔薇) | 
              バラ科 
              バラ属 
                | 
                | 
              日本固有種で富士山付近に自生する落葉小高木サンショウバラ(山椒薔薇)。別名はハコネバラ(箱根薔薇)。葉の形が山椒によく似ることから和名が由来。日本の原種バラの一つ 。2010.5 | 
            
            
               
                | 
              ナニワイバラ 
              (難波茨) | 
              バラ科 
              バラ属 
                | 
                | 
              常緑つる性低木ナニワイバラ(難波茨)。 中国原産の原種バラ。1700年頃日本に渡来し、四国、九州で野生化している。純白色の平開する大輪の花が咲く。主に庭木に用いられる。2008.5 | 
            
            
               
                | 
              ノイバラ 
              (野茨) | 
              バラ科 
              バラ属 
                | 
                | 
              北海道から九州にかけての山野に自生する落葉低木のノイバラ(野茨)。いわゆる野バラです。房状になって白い花が多数咲く。園芸品種に房咲き性をもたらした日本のバラの代表的な原種。2010.5 | 
            
            
               
                | 
              ハマナス 
              (浜茄子、浜梨) | 
              バラ科 
              バラ属 
                | 
                | 
              北海道に多く自生する落葉低木のハマナス(浜梨)。主に海岸の砂地に自生する。日本の原種バラの一つ。初夏に鮮やかな赤紫色の大きな5弁花の花を咲かせる。白花種もある。2012.5 | 
            
            
               
                | 
              モッコウバラ 
              (木香薔薇) | 
              バラ科 
              バラ属 
                | 
                | 
              中国原産のモッコウバラ(木香薔薇)。常緑つる性低木。白い花を大量に咲かせ、圧巻の眺めです。黄色の花を付けるキモッコウバラ(黄木香薔薇)もあります。原種バラの一つ。2017.5@皇居東御苑 | 
            
            
                 
               ヒノキ科 Cupressaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              コウヨウザン 
              (広葉杉) | 
              ヒノキ科 
              コウヨウザン亜科 
              コウヨウザン属 | 
                | 
              中国南部原産の常緑針葉高木。江戸末期に日本に渡来し、寺社の境内に多く植えられた。スギに似た幅広い葉を持つことから和名の広葉杉が由来。大きく長い葉は光沢がある。2021.12 | 
            
            
               
                | 
              セコイア 
              別名:レッドウッド 
                セコイアメスギ | 
              ヒノキ科 
              セコイア亜科 
              セコイア属 | 
                | 
              米国西海岸の沿岸一帯に自生する常緑針葉樹のセコイア。数百年~数千年も生き続け、高さ100m近くにもなる世界有数の大高木。耐朽性が非常に高く、建材としての利用価値が高い。2021.12 | 
            
            
               
                
                
                | 
              メタセコイア 
              (曙杉) | 
              ヒノキ科 
              セコイア亜科 
              メタセコイア属 | 
                | 
              スギの先祖のメタセコイヤ。戦後、中国四川省で生息が確認され、その後わが国にも伝来。現在では各地の公園などで使用されている。凛として天に伸びるような見事な樹形が目を引きます。2010.4 | 
            
            
               
                | 
              コノテガシワ 
              (側柏) | 
              ヒノキ科 
              ヒノキ亜科 
              コノテガシワ属 | 
                | 
              中国北部原産の常緑針葉樹。幹はほぼ直立し、木枝を密につける。枝葉の形状はヒノキによく似るが、手のひらを立てたようにつく。葉は表も裏も同じ緑色。開花期は3月~4月頃。2022.1 | 
            
            
               
                | 
              ヒノキ 
              (檜、桧) | 
              ヒノキ科 
              ヒノキ亜科 
              ヒノキ属 | 
                | 
              東北地方以南の太平洋側の造林地に多く見られる常緑針葉高木。スギ、アカマツ、カラマツと並んでわが国の主要な林業用の針葉樹。木幹は直伸し、樹皮は赤褐色で帯状に剥がれる。2021.12 | 
            
            
               
                | 
              イトヒバ 
              (糸檜葉) | 
              ヒノキ科 
              ヒノキ亜科 
              ヒノキ属 | 
                | 
              常緑の針葉樹。細枝や葉先が糸のように垂れ下がることから和名が由来。優美な円錐形の樹形になり、庭園や寺院の樹木、観賞用の樹木として用いられる。同属のサワラの園芸品種。2022.1 | 
            
            
               
                | 
              カマクラヒバ 
              (鎌倉檜葉) | 
              ヒノキ科 
              ヒノキ亜科 
              ヒノキ属 | 
                | 
              北海道~九州に分布する常緑針葉樹。ヒノキの矮性園芸品種。短い枝が水平に伸び、上下に重なり、樹形は狭円錐形にまとまる。ヒノキより小さい葉は柔らかく、扇状に密生する。2022.1 | 
            
            
               
                | 
              サワラ 
              (椹、花粕) | 
              ヒノキ科 
              ヒノキ亜科 
              ヒノキ属 | 
                | 
              日本固有の常緑針葉樹。岩手県早池峰山から長崎県島原半島にかけての山地に自生する。形態的に同属のヒノキとよく似るが、枝はヒノキほど茂らず、枝と枝の間隔が広くなる。2022.1 | 
            
            
               
                | 
              ヒムロ 
              (檜榁、姫榁) | 
              ヒノキ科 
              ヒノキ亜科 
              ヒノキ属 | 
                | 
              常緑の針葉樹。公園樹や庭園樹などに利用される。葉色が全体的に白色を帯びた青緑色をしている。針葉に触れてもチクチク感がなく柔らかい。同属のサワラの園芸品種。2022.1 | 
            
            
               
                | 
              オキナワハイネズ 
              (沖縄這杜松) | 
              ヒノキ科 
              ヒノキ亜科 
              ビャクシン属 | 
                | 
              日本固有種で本州太平洋側、伊豆諸島、南西諸島に分布する匍匐性の常緑低木。海岸沿いの砂浜や岩場、原野に生育する。樹木は地表を覆うように横に這って伸びる。2022.1 | 
            
            
               
                | 
              エンピツビャクシン 
              (鉛筆柏槇) | 
              ヒノキ科 
              ヒノキ亜科 
              ビャクシン属 | 
                | 
              北アメリカ東部に分布する常緑針葉高木。幹は直立し、樹形は円錐形。葉は針葉と鱗葉が混生する。公園樹、庭園樹、庭木として植えられ、木材は装飾材や鉛筆の材料として用いられる。2022.1 | 
            
            
               
                | 
              カイヅカイブキ 
              (貝塚伊吹) | 
              ヒノキ科 
              ヒノキ亜科 
              ビャクシン属 | 
                | 
              日本、中国が原産で日当たりの良い砂地などに生える常緑針葉小高木。海辺などに自生するイブキの栽培品種/変種。枝が巻き上がるように生育し、樹形が巻貝のようになる。2021.12 | 
            
            
               
                | 
              タマイブキ 
              (玉伊吹) | 
              ヒノキ科 
              ヒノキ亜科 
              ビャクシン属 | 
                | 
              本州~四国、九州に植栽される常緑針葉樹。イブキの園芸種で樹形が球状になることから和名が由来。公園や庭園に多く用いられる。鱗状の葉は指で容易に折れる。枝はよく分枝して密生する。2023.4 | 
            
            
                 
               ヒノキ科(スギ亜科) Cupressaceae(Taxodiaceae)    | 
            
            
               
                | 
              スギ 
              (杉) | 
              ヒノキ科 
              スギ亜科 
              スギ属 | 
                | 
              日本原産の常緑針葉樹。日本固有種で本種のみでスギ属を形成し、本州北端から屋久島まで自生する。各地の神社・寺院では参道や境内にスギの大樹や並木を見ることが多い。2003.8 | 
            
            
               
                | 
              小杉の大杉 
              (トトロの木) | 
              ヒノキ科 
              スギ亜科 
              スギ属 | 
                | 
              山形県鮭川村小杉地区に生えるスギの巨樹。この大杉はアニメのトトロの木のように見える。また、2本の木が寄り添っているようにも見え、地元では夫婦杉、縁結びの杉と言われる。2003.8 | 
            
            
               
                | 
              スイショウ 
              (水松) | 
              ヒノキ科 
              スギ亜科 
              スイショウ属 | 
                | 
              中国南部原産の落葉針葉樹。川、沼、沢の岸辺などに自生する。水辺を好み、葉がマツに似ることから和名が由来。3月~4月頃、枝先に目立たない花をつける。秋に黄葉し、冬に落葉する。2022.2 | 
            
            
               
                
                | 
              ラクウショウ 
              (落羽松、沼杉) | 
              ヒノキ科 
              スギ亜科 
              ヌマスギ属 | 
                | 
              水湿地に生育し気根を有する北米原産の落葉針葉樹。木元が少し水につかった状態で自生することが多く、ヌマスギとも呼ばれます。幹の周りに呼吸のための気根が地表に飛び出る。2012.12 | 
            
            
               
                
               | 
              メキシコラクウショウ 
              (メキシコ落羽松) | 
              ヒノキ科 
              スギ亜科 
              ヌマスギ属 | 
                | 
              米国南部、メキシコなどに分布する常緑針葉樹。河岸や湿地などに生える。樹皮は褐色で縦の裂け目がある。枝は横に伸び、広い樹冠を形成する。小枝は下垂し、羽状の葉は互生する。2022.1 | 
            
            
                 
               ビャクダン科 Santalaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              ヤドリギ 
              (宿り木) | 
              ビャクダン科 
              ヤドリギ属 | 
                | 
              ヨーロッパおよび西部・南部アジア原産の寄生植物。地面には根を張らず、他の樹木の枝の上に生育する常緑小低木。他の樹木の幹や枝に根を食い込ませて成長する。2017.1 | 
            
            
                 
               フウ科 Altingiaceae    | 
               | 
            
            
               
                
                | 
              フウ 
              (楓) 
              別名:タイワンフウ | 
              フウ科 
              フウ属 | 
                | 
              台湾、中国南部原産の落葉高木で、わが国へは江戸時代に渡来。葉は掌状に3裂し、秋に紅葉する。木の葉の形が同じ漢字名をもつカエデに似る。庭木、街路樹、公園樹として利用される。2011.5 | 
            
            
               
                
                | 
              モミジバフウ 
              (紅葉葉楓) 
              別名:アメリカフウ | 
              フウ科 
              フウ属 | 
                | 
              北米~中南米原産の落葉高木で、秋に美しく紅葉する。葉は掌状に5~7つに裂け、葉の形がモミジに似る。同属のフウの葉の3つに裂ける。公園木や街路樹として使われることが多い。
              2014.11 | 
            
            
                 
               フドウ科 Vitaceae    | 
               | 
            
            
               
                
               | 
              ナツヅタ 
              (夏蔦) | 
              ブドウ科 
              ツタ属 | 
                | 
              日本原産で北海道~九州に自生するつる性落葉木本。葉は秋に紅葉して落葉し、葉の形はブドウの葉に似る。吸盤のついた巻きひげが他の木や壁に絡みながら密着し、生長する。2021.5 | 
            
            
               
                
               | 
              ノブドウ 
              (野葡萄) | 
              ブドウ科 
              ノブドウ属 | 
                | 
              北海道〜沖縄の山野に生えるつる性落葉低木ノブドウ(野葡萄)。巻きひげで他の植物に絡みつく。6月~8月頃、葉と対生して集散花序をだし、小さな花を多数つける。2021.6 | 
            
            
               
                
               | 
              エビヅル 
              (蝦蔓) | 
              ブドウ科 
              ブドウ属 | 
                | 
              北海道~沖縄に分布するつる性落葉木本エビヅル(蝦蔓)。巻きひげを出して他の木本などに絡み、上に伸びる。巻きひげを付けた形状が海老に似ている。初夏に小さな花が咲く。2021.6 | 
            
            
               
                
               | 
              ヤマブドウ 
              (山葡萄) | 
              ブドウ科 
              ブドウ属 | 
                | 
              北海道、本州、四国に分布するつる性落葉低木のヤマブドウ(山葡萄)。巻きひげで他の植物等に巻き付き、高く上る。初夏に開花し、葉に対生する花柄に小さな花がつく。2021.6 | 
            
            
               
                
               | 
              メンデルのブドウ 
                 | 
              ブドウ科 
              ブドウ属 | 
                | 
              遺伝学の基礎を築いたメンデルが実験に用いた由緒あるブドウの分株のメンデルのブドウ。大正3年、メンデルが在職した修道院から旧実験園に残っていたブドウの分譲をを受ける。2010.9 | 
            
            
                 
               フトモモ科 Myrtaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              ギョリュウバイ 
              (御柳梅) | 
              フトモモ科 
              ギョリュウバイ属 | 
                | 
              オーストラリア、ニュージーランド原産の落葉低木ギョリュウバイ(御柳梅)。密に生える細い枝に梅の花に似た小さなピンク色の花を多数付けます。2012.6 | 
            
            
               
                | 
              テンニンカ 
              (天人花) | 
              フトモモ科 
              テンニンカ属 
                | 
                | 
              東南アジアの熱帯・亜熱帯地方原産の常緑低木テンニンカ(天人花)。春~夏、芳香のある赤紫色や紫色の花を付ける。わが国では温室で栽培されるが、沖縄では野生化している。2021.3 | 
            
            
               
                | 
              ヒメフトモモ 
              (姫蒲桃) | 
              フトモモ科 
              フトモモ属 
                | 
                | 
              小笠原固有種で父島列島と母島に分布する常緑小低木。枝先に集散花序を出し、淡いピンク色の花をつける。対生する葉は厚みがあり、全縁。葉の表面には光沢がある。絶滅危惧Ⅱ類。2021.4 | 
            
            
               
                | 
              ブラシノキ 
              別名:ハナマキ | 
              フトモモ科 
              ブラシノキ属 | 
                | 
              オーストラリア原産の常緑小高木ブラシノキ。観賞用に栽培される。5月~6月に開花し、総状の花序全体がブラシのように見える。比較的寒さに強く庭植えに向く。2003.5 | 
            
            
               
                | 
              ユーカリ 
              (Eucalyptus) | 
              フトモモ科 
              ユーカリ属 | 
                | 
              オーストラリア原産でオーストラリア南東部や南西部、タスマニア島などに分布する常緑樹。500種類も存在する。葉から取れる精油は有用。コアラの食物としてよく知られている。2015.1
               | 
            
            
                 
               フサザクラ科 Eupteleaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              フサザクラ 
              (房桜) | 
              フサザクラ科 
              フサザクラ属 | 
                | 
              本州から九州に自生する落葉高木フサザクラ(房桜)。花は両性で、葉が展開する前に紅色の雄しべの葯が房状になって木枝から垂下する。雌しべは雄しべより短い。2021.3 | 
            
            
                 
               ブナ科 Fagaceae    | 
               | 
            
            
               
                
               | 
              クリ 
              (栗) | 
              ブナ科 
              クリ属 | 
                | 
              日本・朝鮮半島原産で北海道~九州、屋久島に分布するクリ(栗)。雌雄同株、雌雄異花で、6月頃に開花する。秋に実が茶色に熟し、イガの中から栗の実が現れる。
              2021.6 | 
            
            
               
                
                | 
              コナラ 
              (小楢) | 
              ブナ科 
              コナラ属 
              (ナラ類) | 
                | 
              全国の雑木林に生育する落葉広葉樹。樹皮は灰色で、縦に裂け目ができる。樹液に昆虫が集まり、秋にはどんぐりの実がなります。また、木炭の原料やシイタケの原木に用いられる。2019.5 | 
            
            
               
                
               | 
              アカガシワ 
              (赤柏) | 
              ブナ科 
              コナラ属 (ナラ類) | 
                | 
              北米原産の落葉高木。わが国では北海道を中心に街路樹や公園樹などに植栽されている。葉の形状が日本のカシワに似て、紅葉が美しいことから和名が由来。別名は
              レッドオーク、アカナラ。2021.11 | 
            
            
               
                
                | 
              アベマキ 
              (棈) | 
              ブナ科 
              コナラ属 (ナラ類) | 
                | 
              関東地方から四国・九州の山地に自生する落葉高木アベマキ(棈)。黄緑色の雄花が新枝の葉の付け根から房状に垂れ下がる。葉の裏が灰白色の毛で覆われ白っぽく見える。2019.4 | 
            
            
               
                
                | 
              カシワ 
              (柏) | 
              ブナ科 
              コナラ属 (ナラ類) | 
                | 
              日本、朝鮮半島、台湾、中国に分布する落葉中高木。葉が大きく、縁に沿って丸く大きな鋸歯があるのが特徴。端午の節句で食べる柏餅を包むのに用いられる。2021.4 | 
            
            
               
                
                | 
              クヌギ 
              (橡、櫟、椚) | 
              ブナ科 
              コナラ属 (ナラ類) | 
                | 
              岩手県・山形県以南の各地に広く分布する落葉樹。互生する葉は長楕円形で周囲に鋭い鋸歯が並ぶ。建築材や器具材などに使われるほか、薪や椎茸栽培の榾木として用いられる。2021.4 | 
            
            
               
                
               | 
              ナラガシワ 
              (楢柏) | 
              ブナ科 
              コナラ属 (ナラ類) | 
                | 
              岩手・秋田県~九州に分布する落葉高木。樹皮にはクヌギと同じような裂け目があり、樹液にクワガタやカブトムシが集まる。先端が尖った楕円形の葉の縁は波打ったようになる。2019.12 | 
            
            
               
                
               | 
              ミズナラ 
              (水楢) 
              別名:オオナラ | 
              ブナ科 
              コナラ属 (ナラ類) | 
                | 
              北海道~九州に分布し、山地から亜高山帯にかけて自生する落葉高木。葉は大きく波打つような鋸歯を有する。木材は柾目の模様が美しく、高級家具、建築材、洋酒樽などに利用される。2023.6@奥日光 | 
            
            
               
                
               | 
              アカガシ 
              (赤樫) | 
              ブナ科 
              コナラ属 
              (カシ類) | 
                | 
              宮城県以南~九州に分布する常緑広葉樹アカガシ(赤樫)。雌雄同株で5月~6月頃に開花する。雌花の後にドングリになる若い実がつく。樫の仲間では木材の赤みが強い。2021.6 | 
            
            
               
                
               | 
              アラカシ 
              (粗樫) | 
              ブナ科 
              コナラ属 
              (カシ類) | 
                | 
              宮城県以南・石川県以西~四国、九州、沖縄に分布する常緑広葉樹の高木。革質で硬い葉は互生し、長楕円形で先端が尖り、葉縁に粗い鋸歯がある。秋に堅果(ドングリ)が熟す。2022.2 | 
            
            
               
                
               | 
              イチイガシ 
              (一位樫) | 
              ブナ科 
              コナラ属 
              (カシ類) | 
                | 
              関東以西~四国、九州に分布する常緑高木。神社に植栽されることが多い。葉は先端が尖り、上半分に鋭い鋸歯が並ぶ。カシ類の中では例外的に果実をあく抜きなし食することができる。2022.2 | 
            
            
               
                
               | 
              ウバメガシ 
              (姥目樫) | 
              ブナ科 
              コナラ属 (カシ類) | 
                | 
              房総半島~九州、沖縄に分布する日本原産の常緑広葉樹で海岸林の重要な構成樹種の一つ。海岸や岩場に多く自生する。4月~5月頃に花が咲き、秋にドングリの実(堅果)がつく。2021.6 | 
            
            
               
                
               | 
              シラカシ 
              (白樫) | 
              ブナ科 
              コナラ属 (カシ類) | 
                | 
              福島・新潟県〜九州の山地に生える常緑高木。関東地方の照葉樹林帯に多くみられる。初夏に枝から多数の花穂が垂れ下がり、秋にはドングリの実(堅果)がつく。2019.5 | 
            
            
               
                
               | 
              ツクバネガシ 
              (衝羽根樫) | 
              ブナ科 
              コナラ属 (カシ類) | 
                | 
              宮城県・富山県以西の本州~九州に分布する暖地性の常緑高木。山地の沢沿いの急斜面などに多く見られる。枝の先端につく葉の様子が衝羽根(つくばね)に似ることから和名が由来。2022.1 | 
            
            
               
                
               | 
              ヒマラヤウラジロガシ 
                 | 
              ブナ科 
              コナラ属 (カシ類) | 
                | 
              ヒマラヤ地方に分布する常緑高木。耐寒性が高く、標高の高い山地に自生する。樹皮は茶色で幹は直立する。革質の葉の表面には光沢があり、裏面は蝋質で白みを帯びる。2022.1 | 
            
            
               
                | 
              スダジイ 
              (椎の木) | 
              ブナ科 
              シイ属 | 
                | 
              福島県以西の日本全国に分布する常緑広葉樹スダジイ。初夏に大樹がうっそうと緑に覆われ、雄花が枝先にたくさん付く。雄花は強い香りを放つ。秋にはドングリの椎の実が付く。2017.5 | 
            
            
               
                
                | 
              ブナ 
              (橅) | 
              ブナ科 
              ブナ属 | 
                | 
              温帯性落葉広葉樹林の主要構成種で、日本の温帯林を代表する樹木。北海道南部、本州、四国、九州に広く分布する落葉高木。5月頃に新葉の展開と同時に開花する。2018.4@白神山地ビジターセンター | 
            
            
               
                
                | 
              イヌブナ 
              (犬橅、クロブナ) | 
              ブナ科 
              ブナ属 | 
                | 
              日本の山野に自生する落葉高木。ブナよりも温暖で雪の少ない土地を好む。イヌブナの和名は材質がブナより劣ることから由来。ブナの樹皮は白色だが、イヌブナは暗褐色。2019.4 | 
            
            
               
                | 
              マテバシイ 
              (馬刀葉椎) | 
              ブナ科 
              マテバシイ属 | 
                | 
              日本固有種で九州から南西諸島の温暖な地に自生する常緑高木マテバシイ(馬刀葉椎)。現在では房総半島から沖縄まで広い範囲に分布する。5月~6月、長い穂状の雄花が多数付く。2018.6 | 
            
            
                 
               ボタン科 Paeoniaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              ボタン 
              (牡丹) | 
              ボタン科 
              ボタン属 
                | 
                | 
              中国原産の落葉小低木ボタン(牡丹)。昔から、美人の形容に「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と言われているように、美しい花を付ける。観賞用に栽培される。2011.5 | 
            
            
               
                | 
              フユボタン 
              (冬牡丹) | 
              ボタン科 
              ボタン属 | 
                | 
              フユボタン(冬牡丹)はボタン(牡丹)の園芸品種。花の少ない冬にお正月の縁起花として抑制栽培の技術を駆使して開花させた品種です。霜よけの藁囲いに包まれています。2014.1@上野東照宮 | 
            
            
               
              
                   
              
                | 
            
            
                 
               マオウ科 Ephedraceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              マオウ 
              (麻黄) | 
              マオウ科 
              マオウ属 | 
                | 
              中央アジア、インドなどの乾燥地帯に分布する常緑小低木の裸子植物。シナマオウ、エフェドラなどとも呼ばれる。雌雄異株で黄色い花を5月頃につける。生薬の麻黄に用いられる。2024.5 | 
            
            
                 
               マキ科 Podocarpaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              ナギ 
              (梛、竹柏) | 
              マキ科 
              ナギ属 | 
                | 
              紀伊半島、八丈島、四国、九州などの温暖地方に分布する常緑針葉高木。葉は表面がつやつやした肉厚な楕円形で針葉樹には見えない。熊野神社及び熊野三山系の神社では神木とされる。2022.2 | 
            
            
               
                | 
              イヌマキ 
              (犬槇) | 
              マキ科 
              マキ属 | 
                | 
              関東〜四国、九州、沖縄など比較的暖かい地域に分布する常緑針葉高木。幹は真っ直ぐに伸び、樹皮は白っぽい褐色。葉は細長い扁平な形状。生垣や防風林、庭木などに用いられる。2022.2 | 
            
            
               
                | 
              ポドカルプス・ネリイフォリウス | 
              マキ科 
              マキ属 | 
                | 
              中国、ニューギニア原産で標高の高い丘陵や山地に自生する常緑針葉高木。葉は細長い竹のような全縁の線状披針形をなす。開花期は5月頃。庭園木、家具材、道具材などに用いられる。2022.2 | 
            
            
                 
               マタタビ科 Actinidiaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              サルナシ 
              (猿梨) | 
              マタタビ科 
              マタタビ属 | 
                | 
              北海道~九州の分布し、山地の沢沿いや林内に生えるつる性落葉樹。花期は初夏で、白色の5弁花が葉の付け根に下向きに垂れて咲く。花のアト、秋にキウイに似た果実(液果)が実る。2025.5 | 
            
            
               
                | 
              シナサルナシ 
              (支那猿梨) | 
              マタタビ科 
              マタタビ属 | 
                | 
              中国原産のつる性落葉樹。オニマタタビの別名あり。原産国の中国からニュージーランドに渡り、キウイフルーツとして品種改良が行われる。5月~6月頃、葉腋に小さな白い花が下向きにつき、卵形の果実11月に熟す。2025.5 | 
            
            
               
                | 
              シマサルナシ 
              (島猿梨) | 
              マタタビ科 
              マタタビ属 | 
                | 
              本州紀伊半島から沖縄にかけて分布するつる性落葉木本シマサルナシ(島猿梨)。海岸近くの林に生える。ナシカズラともいう。初夏に開花し、淡黄色の傘状の花が付く。2012.5 | 
            
            
               
                | 
              マタタビ 
              (木天蓼) | 
              マタタビ科 
              マタタビ属 | 
                | 
              北海道~九州に分布し、湿気のある山地の沢沿いや林縁に自生するつる性落葉木本。夏に白い花が咲き、芳香あり。夏の花期の頃、細かい鋸歯がある枝先の葉が白くなる。2023.6@日光植物園 | 
            
            
                 
               マツ科 Pinaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              アブラスギ 
              (油杉) 
              別名:ユサン | 
              マツ科 
              アブラスギ属 | 
                | 
              台湾、中国、インドシナ原産の常緑針葉高木。材に油分が多いことから和名が由来。同じマツ科のモミなどとよく似た円錐状の樹形。針葉は扁平な線形で表面に光沢がある。2021.12 | 
            
            
               
                | 
              カナダツガ 
              (カナダ栂) | 
              マツ科 
              ツガ属 | 
                | 
              カナダの西沿岸(ブリティッシュコロンビア州)を原産とする常緑針葉高木。日本では関東大震災直後の急激な需要に応じて大量に輸入され、以降主要木材として流通する。2021.12 | 
            
            
               
                | 
              トウヒ 
              (唐桧) | 
              マツ科 
              トウヒ属 | 
                | 
              日本原産で本州の亜高山帯に分布する常緑針葉高木。特に尾瀬沼、大台ケ原や中部地方及び紀伊半島の深山に多く生え、北海道に分布するエゾマツの変種とされる。2022.1 | 
            
            
               
                | 
              ヒメバラモミ 
                | 
              マツ科 
              トウヒ属 | 
                | 
              日本固有種の常緑針葉高木。八ヶ岳、南アルプス北部、秩父山地に分布し、特に多くが南アルプスの石灰岩地に見られる。樹形はクリスマスツリー型で樹高45mにも達する。2022.1 | 
            
            
               
                | 
              ヒマラヤスギ 
              (ヒマラヤ杉) | 
              マツ科 
              ヒマラヤスギ属 | 
                | 
              ヒマラヤ地方原産の常緑針葉樹。樹冠は円錐形で、地面に水平・垂直な枝をつける。樽形をした雌花の松かさは成熟すると翼状の種子を落とす。雄花の松かさは秋に花粉を放出する。2013.8 | 
            
            
               
                | 
              マツ 
              (松) | 
              マツ科 
              マツ属 | 
                | 
              マツ科マツ属の木本の総称。マツは約100種が北半球に分布し、針葉樹で針のような形態の葉と、松かさとよばれる実が特徴。マツの花は雌雄同株。風媒花で花粉が風で運ばれて受粉する。2024.5 | 
            
            
               
                | 
              アイグロマツ 
              (間黒松) | 
              マツ科 
              マツ属 | 
                | 
              アカマツとクロマツの交雑種で、両者の中間的な形態をしている。両者が混成する地域に見られる。赤褐色の樹皮はアカマツに、濃緑色で硬直な葉はクロマツに似る。常緑針葉高木。2022.1 | 
            
            
               
                | 
              アカマツ 
              (赤松) | 
              マツ科 
              マツ属 | 
                | 
              本州、四国、九州に分布する常緑針葉樹。山地や山野に生えることが多い。アカマツはマツタケと相利共生の関係を有し、アカマツ林はマツタケの生産林でもある。2021.11 | 
            
            
               
                | 
              アレッポマツ 
                 | 
              マツ科 
              マツ属 | 
                | 
              地中海地方を原産とする常緑高木のマツ。松の実は細い円錐状で、はじめの緑色から2年ほど経つと熟し、茶色に変化する。現地では庭園木や木材等に用いられている。2024.5 | 
            
            
               
                | 
              カイガンショウ 
              (海岸松) | 
              マツ科 
              マツ属 | 
                | 
              ヨーロッパ南西部からアフリカ北部に分布する常緑針葉高木。フランスカイガンショウともいう。幹の樹皮は褐色、不規則な深い裂け目がある。針状の葉(松葉)は長めで垂れ下がる。2022.1 | 
            
            
               
                | 
              クロマツ 
              (黒松) | 
              マツ科 
              マツ属 | 
                | 
              本州、四国、九州に分布し、海岸に多く自生する常緑針葉樹。砂浜のクロマツ林は白砂青松と呼ばれ、美しい景観を呈する。樹皮は名の通り黒みを帯び、樹齢を重ねると亀甲状に剥離する。2021.11 | 
            
            
               
                | 
              シロマツ 
              (白松) | 
              マツ科 
              マツ属 | 
                | 
              中国北西部が原産の常緑高木。樹皮に特徴があり、他のマツの仲間とは違って滑らか。成長とともにスズカケノキのような斑模様になり、やがて老木になると光沢のある淡い灰色になる。2021.12 | 
            
            
               
                | 
              ストローブマツ 
                 | 
              マツ科 
              マツ属 | 
                | 
              北米東部原産の針葉樹。アメリカやカナダでは最も普通に見られるマツ。水はけのよい土壌と冷涼かつ多湿な環境を好み、日本では北海道を中心に植林されている。2024.5 | 
            
            
               
                | 
              スラッシュマツ 
              (カリビアマツ) | 
              マツ科 
              マツ属 | 
                | 
              北アメリカ東海岸南部を中心に分布する常緑高木の針葉樹。樹高は30メートルほどまで成長し、日本のマツよりも早い速度で成長する。屈曲することなく、まっすぐに伸長する。2025.2 | 
            
            
               
                | 
              タイワンアカマツ 
              (台湾赤松) | 
              マツ科 
              マツ属 | 
                | 
              台湾、中国南部に広く分布する常緑針葉樹。日本の アカマツに似て幹が赤っぽい。針状の葉が長く、ウマの尾を連想させることからバビショウ(馬尾松)とも呼ばれる。花期は4月~5月頃。2022.1 | 
            
            
               
                | 
              タカネゴヨウ 
              (高嶺五葉) | 
              マツ科 
              マツ属 | 
                | 
              台湾、中国原産の常緑針葉高木。標高1200m~3500mの高山に自生する。五葉松系なので、線形の葉が1ケ所から5本束生し、長く枝垂れる。4月~5月頃目立たない花をつける。2022.1 | 
            
            
               
                | 
              チョウセンゴヨウ 
              (朝鮮五葉) | 
              マツ科 
              マツ属 | 
                | 
              北東アジア原産の常緑針葉高木。日本では福島県南部から岐阜県、四国の東赤石岳に隔離分布する。五葉松系で、短枝に5本が束生する。庭園木、盆栽に使われる。2022.2 | 
            
            
               
                | 
              テーダマツ 
              (タエダ松) 
              Loblolly Pine | 
              マツ科 
              マツ属 | 
                | 
              米国南東部に広く分布する常緑針葉樹。針葉は3枚が束生する三針葉マツの一種。雌雄同株で、2月以降花粉を放出する。細長い球果 (松かさ)は熟すと淡い黄褐色になる。2020.6 | 
            
            
               
                | 
              ヨーロッパアカマツ 
              (欧州赤松) | 
              マツ科 
              マツ属 | 
                | 
              ヨーロッパ~シベリアに分布する常緑針葉高木のヨーロッパアカマツ(マツ科マツ属)。北ヨーロッパに自生する唯一のマツ。わが国では関東以北~北海道に植えられている。2022.2 | 
            
            
               
                | 
              ヨーロッパクロマツ 
              (欧州黒松) | 
              マツ科 
              マツ属 | 
                | 
              ヨーロッパ原産の常緑針葉高木。幹は真っ直ぐに伸び、枝は輪生し、太くてよく分岐する。耐寒性、耐乾性、耐陰性あり。わが国ではクロマツが生えない北海道・北東北地方に生育する。2021.11 | 
            
            
               
                | 
              モミ 
              (樅) | 
              マツ科 
              モミ属 | 
                | 
              秋田県~屋久島の山地に生育する常緑針葉高木。直立する幹から枝が四方八方に伸びる(輪生)。葉は大きくて硬く、先端が2つに割れる。樹皮は茶色がかっていて鱗状に裂ける。2021.12 | 
            
            
               
                | 
              ヨーロッパモミ 
              (欧州樅) | 
              マツ科 
              モミ属 | 
                | 
              ヨーロッパ中央部などに広く分布する常緑針葉高木。幹はまっすぐに伸び、樹形は円錐形。樹皮は暗灰色で鱗片状にはがれる。日本のモミと比べて大きく、木目が細かいのが特徴。2021.12 | 
            
            
                 
               マツブサ科 Schisandraceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              サネカズラ 
              (実葛) | 
              マツブサ科 
              サネカズラ属 | 
                | 
              関東~沖縄に分布し、広葉樹林の林縁、林床などで見られる常緑つる性木本。7月~8月頃、枝から垂れ下がる花柄の先端に淡黄色の小さな花を下向きにつけ、晩秋に集合果が赤く実る。2021.9 | 
            
            
               
                | 
              シキミ 
              (樒) | 
              マツブサ科 
              シキミ属 | 
                | 
              本州から沖縄にかけて分布する常緑小高木シキミ(樒)。葉の付け根から淡黄色で細長い多くの花弁が付いた花が春に咲く。仏事に用いるため、寺院に多く栽培されている。2012.4 | 
            
            
               
                | 
              チョウセンゴミン 
              (朝鮮五味子) | 
              マツブサ科 
              マツブサ属 | 
                | 
              北海道、本州北部に分布する落葉つる性木本のチョウセンゴミン(朝鮮五味子)。6月~7月頃に淡黄白色の花が咲く。赤く熟す果実は生薬(五味子)として用いられる。2021.4 | 
            
            
                 
               マメ科 Fabaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              イタチハギ 
              (鼬萩) | 
              マメ科 
              マメ亜科 
              イタチハギ属 | 
                | 
              北米・メキシコ原産の落葉低木イタチハギ(鼬萩)。初夏から夏に黒紫色の穂状花序を付ける。根の土壌固定力が強く、道路の法面の緑化や砂防用に植栽されている。クロバナエンジュの別名あり。2017.5 | 
            
            
               
                
                | 
              エンジュ (槐) | 
              マメ科 マメ亜科 
              エンジュ属 | 
                | 
              中国原産の落葉高木エンジュ(槐)。古くから台湾、日本、韓国などに生育する。蕾を乾燥させたものは、槐花という生薬で止血作用あり。2009.7 | 
            
            
               
                | 
              イヌムレスズメ 
              (犬群雀) | 
              マメ科 
              マメ亜科 
              クララ属 | 
                | 
              朝鮮半島原産の落葉低木。4月~5月頃、枝先に総状花序を形成し、鮮やかな黄色の蝶形の花を数個ずつまとめてつける。葉は鳥の羽のような小葉がつき互生する。朝鮮半島に固有で絶滅危惧種とされている。2012.4 | 
            
            
               
                | 
              コマツナギ 
              (駒繋ぎ) | 
              マメ科 
              マメ亜科 
              コマツナギ属 | 
                | 
              本州から九州に分布する草本状の小低木コマツナギ(駒繋ぎ)。夏に葉腋から花柄を出し、総状花序に蝶形の薄赤紫色の花が咲く。茎は細いものの馬を繋げるほど丈夫なことから和名が由来。2011.7 | 
            
            
               
                | 
              デイゴ 
              (梯梧) | 
              マメ科 
              マメ亜科 
              デイゴ属 
                | 
                | 
              インドやマレー半島が原産の落葉高木デイゴ(梯梧)。沖縄、奄美群島、小笠原諸島に自生する。原色の燃えるような真赤な色の花が枝先に咲く。沖縄では県花として親しまれている。2021.2 | 
            
            
               
                | 
              ブラジルデイゴ 
              (ブラジル梯梧) 
              別名:采配梯梧 | 
              マメ科 
              マメ亜科 
              デイゴ属 
                | 
                | 
              ブラジル原産の 葉低木/小高木。花期は1月~4月頃。昔の武将が使った采配に似た総状花序が頂生し、真紅のペンシル形の花が上向きに多数束生する。2022.1 | 
            
            
               
                
               | 
              ハギ 
              (萩) | 
              マメ科 マメ亜科 
              ハギ属 
                | 
                | 
              全国の秋の山野に分布する落葉低木。万葉集にも多く詠まれていて、古くから日本人に親しまれてきた。秋の野に紅紫色の小さな蝶型の花を細い枝に多数つけて咲く。秋の七草の一つ。2007.10 | 
            
            
               
                | 
              マルバハギ 
              (丸葉萩) | 
              マメ科 マメ亜科 
              ハギ属 | 
                | 
              全国の山地に分布するマルバハギ(丸葉萩)。秋に赤紫色の蝶形の花を付ける。丸い葉が特徴。ミヤマハギ(深山萩)ともいう。2012.9 | 
            
            
               
                | 
              ミヤギノハギ 
              (宮城野萩) | 
              マメ科 
              マメ亜科 
              ハギ属 | 
                | 
              宮城県に多く自生する落葉低木ミヤギノハギ(宮城野萩)。夏の頃から枝垂れた枝に多くの赤紫色の蝶形の花をつけ、夏萩の別名あり。2014.9 | 
            
            
               
                | 
              シロバナハギ 
              (白花萩) | 
              マメ科 マメ亜科 
              ハギ属 | 
                | 
              珍しい白い花を咲かせる萩のシロバナハギ(白花萩)。ミヤギノハギの変種。葉の脇から長い総状花序を出し、7月~9月に多くの白い蝶形の花を付ける。株立ちとなり、枝が垂れる。2014.9 | 
            
            
               
                | 
              ヤマハギ 
              (山萩) | 
              マメ科 マメ亜科 
              ハギ属 | 
                | 
              北海道~九州に分布し、各地の山野に生える落葉半低木。6月~9月に赤紫色の小さな蝶型の花が多数咲く。日本に分布する8種類のハギの仲間のうちヤマハギが最も一般的。2017.9 | 
            
            
               
                | 
              ハリエニシダ (針金雀枝) | 
              マメ科 マメ亜科 
              ハリエニシダ属 | 
                | 
              地中海沿岸原産の常緑低木ハリエニシダ(針金雀枝)。四方にのびた枝に黄色い蝶形の花が付く。枝は痛そうな棘でびっしり覆われている。2007.3 | 
            
            
               
                | 
              ハリエンジュ 
              (針槐) 
              別名:ニセアカシア | 
              マメ科 マメ亜科 
              ハリエンジュ属 | 
                | 
              北米原産の落葉高木ハリエンジュ(針槐)。初夏に強い芳香のある多数の白い蝶形の花が房状に咲く。花穂や新芽は食用になり、花から上質な蜂蜜が採れる。別名はニセアカシア。2012.5@国見PA | 
            
            
               
                | 
              ヒスイカズラ 
              (翡翠葛) | 
              マメ科 
              マメ亜科 
              ヒスイカズラ属 
                | 
                | 
              フィリピン諸島が原産の常緑つる性木本ヒスイカズラ(翡翠葛)。フィリピンの限られた熱帯雨林に自生する。長い花房が垂れ下がり、翡翠色の花を多数つける。2013.5@神代植物公園 | 
            
            
               
                
                | 
              フジ 
              (藤) | 
              マメ科 
              マメ亜科 
              フジ属 
                | 
                | 
              つる性樹木のフジ(藤)の紫色の花が葡萄の房のように垂れています。よく藤棚として植えられます。フジの花序はヤマフジより長め。日本固有種・2008.4 | 
            
            
               
                
               | 
              シナフジ 
              (支那藤) | 
              マメ科 
              マメ亜科 
              フジ属 | 
                | 
              中国原産のつる性落葉小高木シナフジ(支那藤)。わが国へは昭和に入って渡来。4月~5月に枝先に紫色の総状花序が下垂し、多数の蝶形の花がつく。日本固有のフジ、ヤマフジによく似る。2021.4 | 
            
            
               
                | 
              ヤマフジ 
              (山藤) | 
              マメ科 
              マメ亜科 
              フジ属 | 
                | 
              近畿地方以西の中国・四国・九州に分布する木本性つる植物のヤマフジ(山藤)。藤色や白色の花序はフジより短め。ヤマフジはつるが左巻き(上から見て反時計回り)。日本固有種。2008.4 | 
            
            
               
                | 
              ミヤマトベラ 
              (深山扉木) | 
              マメ科 
              マメ亜科 
              ミヤマトベラ属 | 
                | 
              関東地方以西~九州の山林中に希に生える常緑小低木のミヤマトベラ(深山扉木)。深山に生え、葉の色や光沢がトベラに似ることから和名が由来。2021.6 | 
            
            
               
                | 
              ムレスズメ 
              (群雀) | 
              マメ科 
              マメ亜科 
              ムレスズメ属 | 
                | 
              中国原産の落葉低木ムレスズメ(群雀)。観賞用に多く庭園に栽培される。葉腋に小さな黄色の蝶形花が下向きに付く。まるで雀が群れているように見える。枝に鋭いトゲ(托葉)が付く。2012.4 | 
            
            
               
                | 
              サイカチ 
              (皀莢) | 
              マメ科 
              ジャケツイバラ亜科 
              サイカチ属 | 
                | 
              日本固有種で本州から九州の山野や川原に自生する落葉高木サイカチ(皀莢)。幹に大きな棘がつくのが特徴。5月~6月頃、若葉の間から総状花序を出し、淡黄緑色の小花を多数つける。2021.6 | 
            
            
               
                | 
              スコティア・カピタータ | 
              マメ科 
              ジャケツイバラ亜科 
              スコティア属 | 
                | 
              南熱帯地方、アフリカ南部が原産の常緑低木。乾燥した熱帯バイオームで生育する。早春から真夏にかけて木枝に花序を形成し、蜜が豊富で鮮やかな緋色の花を咲かせる。2022.5 | 
            
            
               
                | 
              コバノセンナ 
                | 
              マメ科 
              ジャケツイバラ亜科 
              センナ属 
                | 
                | 
              南アメリカ原産の耐寒性常緑低木。鹿児島県南部、奄美、沖縄に分布する。10月~12月頃、枝先に多くの鮮やかな黄色の花がまとまって咲く。2008.10@沖縄宜野湾海浜公園 | 
            
            
               
                | 
              ハナセンナ 
              (花センナ) | 
              マメ科 
              ジャケツイバラ亜科 
              センナ属 
               | 
                | 
              南米原産の常緑低木。わが国では、観賞用に暖地の公園や庭園、鉢植えなどで利用される。8月~10月頃、チョウに似た美しい鮮黄色の花が咲く。流通名はアンデスの乙女。2003.9@わが家 | 
            
            
               
                | 
              モクセンナ (キダチセンナ) | 
              マメ科 
              ジャケツイバラ亜科 
              センナ属 
                | 
                | 
              熱帯アジア原産の常緑低木。沖縄では各島の庭園で栽培されている。葉はマメ科特有の羽状の形。初夏と秋、枝の先端に花序がつき、次々と黄色の花を咲かせる。2022.1 | 
            
            
               
                
               | 
              ソシンカ 
              (蘇芯花) 
              別名:ヨウテイボク | 
              マメ科 
              ジャケツイバラ亜科 
              ハカマカズラ属 
                | 
                | 
              中国、インドなどが原産の落葉小高木ソシンカ(蘇芯花;マメ科ハカマカズラ属)。奄美、沖縄で広く栽培されている。3月~4月に赤紫色の5弁の大きな花が咲く。白花のものもある。2021.3 | 
            
            
               
                
                | 
              ハナズオウ 
              (花蘇芳) | 
              マメ科 ジャケツイバラ亜科 
              ハナズオウ属 | 
                | 
              中国原産の落葉低木ハナズオウ(花蘇芳)。4月頃に咲く密生した赤紫色の花が鮮やかで美しい。花は葉が付く前に枝から吹く出すような感じになる。2006.4 | 
            
            
               
                | 
              ギンヨウアカシア 
              (銀葉金合歓) | 
              マメ科 
              ネムノキ亜科 
              アカシア属 | 
                | 
              オーストラリア原産の常緑高木。早春に小さな球状の山吹色の花が樹木全体に花がつくので壮観な眺めになる。葉は銀色を帯びていて、和名が由来。ミモザ(mimoza)ともいう。2023.3@蔵前神社 | 
            
            
               
                | 
              ネムノキ 
              (合歓木) | 
              マメ科 
              ネムノキ亜科 
              ネムノキ属 | 
                | 
              本州から沖縄にかけて分布する落葉高木ネムノキ(合歓木)。見上げる樹上に咲く花は幻想的な美しさを醸し出す。夜には、葉が眠ったように閉じてしまうことから和名が由来。2005.6 | 
            
            
               
                | 
              オオベニゴウカン 
              (大紅合歓) | 
              マメ科 ネムノキ亜科 
              ベニゴウカン属 
                | 
                | 
              オオベニゴウカン(大紅合歓)。ボリビア、ペルー、ブラジル原産の熱帯性常緑低木。12月~4月頃、糸状の長い雄しべが数多く集まって形成される大きな赤い毬のような花が咲く。2013.1 | 
            
            
               
                | 
              白花オオベニゴウカン 
                | 
              マメ科 ネムノキ亜科 
              ベニゴウカン属 | 
                | 
              オオベニゴウカン(大紅合歓)の白花の園芸種。2013.1 | 
            
            
                 
               マンサク科 Hamamelidaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              イスノキ 
              (柞の木) | 
              マンサク科 
              イスノキ属 | 
                | 
              静岡県以西~四国、九州、沖縄に分布する常緑高木。暖地の山地に自生する。花期は3月~4月。葉腋に総状花序を出し、赤い小花がつく。葉面にしばしば虫こぶ(虫えい)がつく。2022.4 | 
            
            
               
                | 
              タイワンイスノキ 
              (台湾柞の木) 
              別名:サイコプシス・シネンシス | 
              マンサク科 
              タイワンイスノキ属 | 
                | 
              台湾、中国原産で高地に自生する常緑高木タイワンイスノキ。多数の房状になった雄花が盛んに咲いています。房の基部は黄緑色で、房の先端の花葯が橙色になっています。2019.3 | 
            
            
               
                | 
              トキワマンサク 
              (常磐満作) | 
              マンサク科 
              トキワマンサク属 | 
                | 
              日本、中国などが原産の常緑高木トキワマンサク(常磐満作)。4月~5月、大樹がひも状の白色、淡黄色の無数の小さな4弁花に覆われます。庭木、花木などに多く用いられる。2011.4 | 
            
            
               
                
                | 
              キリシマミズキ 
              (霧島水木) | 
              マンサク科 
              トサミズキ属 | 
                | 
              九州の霧島山系に自生する落葉低木キリシマミズキ(霧島水木)。霧島の春を代表する名花木です。4月頃に開花し、木枝に垂れる穂状花序に黄緑色の小さな花が点々と付く。
              2006.4 | 
            
            
               
                
                | 
              トサミズキ 
              (土佐水木) | 
              マンサク科 
              トサミズキ属 | 
                | 
              高知県原産で蛇紋岩地帯や石灰岩地帯などに生育する落葉低木トサミズキ(土佐水木)。3月頃、無数の黄緑色の花が一斉に枝から咲き出す。晩秋に美しく紅葉する。
              2012.3 | 
            
            
               
                | 
              ヒュウガミズキ 
              (日向水木) | 
              マンサク科 
              トサミズキ属 | 
                | 
              近畿北部から北陸の日本海岸沿いを原産とする落葉低木ヒュウガミズキ(日向水木)。春に青空を満開になった無数の黄色の花が点描します。2008.3 | 
            
            
               
                
                | 
              シナミズキ 
              (支那水木) | 
              マンサク科 
              トサミズキ属 | 
                | 
              中国原産の落葉低木シナミズキ(支那水木)。細い枝がよく分枝し株立ち樹形を成す。3月頃、青空の下に無数の黄色の花が点描されるかのように一斉に咲き出す。2008.3 | 
            
            
               
                | 
              アテツマンサク 
              (阿哲満作) | 
              マンサク科 
              マンサク属 | 
                | 
              岡山県阿哲地方で最初に発見されたアテツマンサク(阿哲満作)。早春の冬木の多い林間部の一角で、無数の黄色の花びらが大空に精一杯背伸びするかのように咲いています。2006.2 | 
            
            
               
                
                | 
              シナマンサク 
              (支那満作) | 
              マンサク科 
              マンサク属 | 
                | 
              中国原産の落葉小高木シナマンサク(支那満作)。早春に満開になった無数の黄色のリボン状の4弁花が青空に広がります。前年の枯葉を枝に残した状態で開花する。2013.2 | 
            
            
               
                | 
              ニシキマンサク 
              (錦満作) | 
              マンサク科 
              マンサク属 | 
                | 
              日本固有種で北海道西南部から本州の日本海側の山地に自生する落葉小高木ニシキマンサク(錦満作)。山地に生える。早春に葉の展開に先立ってリボン状の4弁花を咲かせる。2011.2 | 
            
            
               
                | 
              ハヤザキマンサク 
              (早咲き満作) | 
              マンサク科 
              マンサク属 | 
                | 
              北米原産の落葉小高木ハヤザキマンサク(早咲き満作)。同属のシナマンサクと比べ花は少し橙色が強く、小さくまとまって咲く。2010.2 | 
            
            
                 
               ミカン科 Rutaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              カラタチ 
              (枸橘) | 
              ミカン科 
              カラタチ属 | 
                | 
              中国原産の落葉低木のカラタチ(枸橘)。春に葉が出る前に5弁の白い花が咲く。枝に鋭い刺があり、かつては外敵の侵入を防ぐ生け垣に多く用いられた。2012.4 | 
            
            
               
                | 
              キンカン 
              (金柑) | 
              ミカン科 
              キンカン属 | 
                | 
              中国原産の常緑低木で、わが国では和歌山、高知、宮崎、鹿児島などの暖地で栽培されている。夏から秋にかけて白い五弁の花をつけ、10~11月頃に熟した果実が収穫される。ミカン科の果実の中で果皮のまま食べられるのが特徴。2003.9@わが家 | 
            
            
               
                | 
              マメキンカン 
              (豆金柑) | 
              ミカン科 
              キンカン属 | 
                | 
              中国原産の常緑低木。キンカンの矮小品種。初夏に小さな白い花を咲かせ、秋に黄橙色の小さな実が熟す。実の中はほとんどが種子で食用には不向き。わが国では盆栽や庭木などに用いられる。2014.1 | 
            
            
               
                | 
              コクサギ 
              (小臭木) | 
              ミカン科 
              コクサギ属  | 
                | 
              本州~九州に分布する落葉低木のコクサギ(小臭木)。山地の沢沿いなどのやや湿った林内に生育する。4月~5月に木枝に10数個の黄緑色の小花がつく。全体に臭気がある。2021.4 | 
            
            
               
                | 
              ゴシュユ 
              (呉茱萸) | 
              ミカン科 
              ゴシュユ属 | 
                | 
              中国中南部に自生する落葉高木。わが国へは享保年間に導入された。4月~6月頃、淡い緑色の花が枝先に円錐状に咲く。果実は独特の匂いと強い苦みを有し、漢方薬に用いられる。コホクゴシュユは湖北省に生える変種。2022.4 | 
            
            
               
                | 
              サンショウ 
              (山椒) | 
              ミカン科 
              サンショウ属 | 
                | 
              北海道~屋久島の丘陵や山地に分布し、落葉樹林に自生する落葉低木。葉と球果に独特な香りを有し、香辛料として使われる。4月~5月頃に開花し、秋に緑がかった球果が次第に赤く熟す。2022.4 | 
            
            
               
                | 
              ウンシュウミカン 
              (温州蜜柑) | 
              ミカン科 
              ミカン属 
              (カンキツ属) | 
                | 
              常緑低木で様々な栽培品種があり、果実が食用にされる。単にミカンともいう。関東以南の暖地で栽培されている。5月頃に白い5花弁の花を咲かせ、秋にミカンとして収穫される。2013.12@伊豆 | 
            
            
               
                | 
              タチバナ 
              (橘) | 
              ミカン科 
              ミカン属 
              (カンキツ属) | 
                | 
              日本に古くから自生していた常緑小高木の柑橘類(野生のミカン)。今では和歌山県~四国、九州に細々と自生する。普通のミカンより小さめの実がつく。2021.11 | 
            
            
               
                | 
              ナツミカン 
              (夏蜜柑) | 
              ミカン科 
              ミカン属 
              (カンキツ属) | 
                | 
              東地方~沖縄で植栽される常緑果樹の柑橘類。大部分は生食用だが、加工品にも用いられる。晩秋に熟す果実が冬を越して翌年の夏が食べ頃になることから和名が由来。2008.1 | 
            
            
               
                | 
              ブンタン 
              (文旦) | 
              ミカン科 
              ミカン属 
              (カンキツ属) | 
                | 
              常緑果樹で最も大きな果実をつける柑橘類。皮の厚さが果実の半分を占めているのが特徴。ウチムラサキとも呼ばれる。東南アジア原産で、江戸時代に渡来。現在、大半は高知県で生産される。2018.11 | 
            
            
               
                | 
              ベルガモット 
              (Bergamotto) | 
              ミカン科 
              ミカン属 
              (カンキツ属) | 
                | 
              イタリアが主産地の柑橘類の常緑小高木。5月~6月頃、芳香ある5弁の白い花が咲く。果皮から採取する精油がフレッシュな香りをもつため、オーデコロンを中心に香水に使用される。2022.2 | 
            
            
               
                | 
              ユズ 
              (柚子) | 
              ミカン科 
              ミカン属 
              (カンキツ属) | 
                | 
              常緑小高木の柑橘類。中国原産で平安時代にわが国へ渡来。現在、消費量・生産量ともに日本が最大。果実は大きめで果皮の表面はでこぼこ。酸味が強く、独特の爽やかな芳香を放つ。2019.11 | 
            
            
               
                | 
              ハナユ 
              (花柚) | 
              ミカン科 
              ミカン属 
              (カンキツ属) | 
                | 
              ユズの品種。ユズと比べて成長が早く、小型で実付きがいい柑橘類。5月~6月に白い花が咲き、10月~12月に果実が熟す。花の香りが強く、かつ料理に利用できることから和名が由来。2016.11 | 
            
            
               
                | 
              ミヤマシキミ 
              (深山樒) | 
              ミカン科 
              ミヤマシキミ属 | 
                | 
              本州~九州に分布する常緑低木。低山地の林内に生育する。葉は多く茎の上部に集まって互生する。3月~5月、枝先に円錐花序をつける。果実は球形の核果で年末~新春に赤く熟す。2021.11 | 
            
            
               
                | 
              ウチダシミヤマシキミ(打出し深山樒) | 
              ミカン科 
              ミヤマシキミ属 | 
                | 
              本州~九州の山地に分布する常緑低木。葉の裏側に葉脈がくっきりと打ち出る。開花時期は4月~5月頃。晩秋~冬に熟した赤い実(球形の核果)がつく。ミヤマシキミの下位の品種。2021.11 | 
            
            
                 
               ミズキ科 Cornaceae    | 
               | 
            
            
               
                
               | 
              シナウリノキ 
              (支那瓜の木) | 
              ミズキ科 
              ウリノキ属 | 
                | 
              中国、台湾などが原産の落葉高木シナウリノキ(支那瓜の木)。 初夏、反り返った花弁をもつ細長い白い花が多く下垂する。葉は掌状で互生し、浅く5~7裂する。2021.6 | 
            
            
               
                
                | 
              ミズキ 
              (水木) | 
              ミズキ科 
              ミズキ属 | 
                | 
              北海道から九州までの各地に広く分布する落葉高木ミズキ(水木)。春の新緑の後、新しい枝先に白い細かい花が盛んに咲き出し、高木が粉雪に覆われているかのように見える。
              2019.5 | 
            
            
               
                | 
              ガビハナミズキ 
              (峨眉花水木) | 
              ミズキ科 
              ミズキ属 | 
                | 
              中国原産の常緑樹ガビハナミズキ(峨眉花水木;ミズキ科ヤマボウシ亜属)。木全体をびっしりと白い花が覆う。同属のヤマボウシとよく似た花です。2007.6 | 
            
            
               
                
                | 
              サンシュユ 
              (山茱萸) | 
              ミズキ科 
              ミズキ属 | 
                | 
              中国及び朝鮮半島を原産とする落葉小高木サンシュユ(山茱萸)。3月に無数の黄金色の花が大空に吹き出すように広がり、ハルコガネバナとも呼ばれる。
              2012.3 | 
            
            
               
                
                | 
              ハナミズキ 
              (花水木) | 
              ミズキ科 
              ミズキ属 | 
                | 
              北米原産の落葉高木ハナミズキ(花水木)。初夏には紅白の花、秋には紅葉を楽しむことが出来る。花は葉が展開する前に咲き、花弁のように見える総苞の中央部に花が付く。2010.4 | 
            
            
               
                
                | 
              ヤマボウシ 
              (山法師) | 
              ミズキ科 
              ミズキ属 | 
                | 
              本州から九州の山地に生える落葉高木のヤマボウシ(山法師)。緑葉の枝の上に白い花が沢山付く。淡黄色の小さな球状の花の周りに花弁のような白色の4枚の総包片が付く。2005.6 | 
            
            
                 
               ミソハギ科 Lythraceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              キバナミソハギ 
              (黄花禊萩) | 
              ミソハギ科 
              キバナミソハギ属 | 
                | 
              ブラジル原産の落葉灌木キバナミソハギ(黄花禊萩)。明治時代に渡来し、観賞用に栽培される。夏に株立ちする枝(茎)の葉腋から短い花柄を出し、小さな黄色の6弁花を付ける。2006.7 | 
            
            
               
                | 
              ザクロ  
              (柘榴) | 
              ミソハギ科 
              ザクロ属 
                | 
                | 
              地中海沿岸、ヒマラヤが原産の落葉小高木ザクロ(柘榴)。初夏に鮮やかな赤い花が咲く。秋になると実が熟し、やがて弾ける。酸っぱい果実です。日本では東北以南の各地で栽培される。2009.6 | 
            
            
               
                | 
              ヒメザクロ 
              (姫柘榴) | 
              ミソハギ科 
              ザクロ属 | 
                | 
              ザクロの栽培品種のヒメザクロ(姫石榴)。鮮やかな赤い花を観賞する花ザクロとして江戸時代から栽培されてきている。矮性をもち、花も実も小さめで鉢植え、盆栽用に向く。2007.6 | 
            
            
               
                
                | 
              サルスベリ 
              (百日紅) | 
              ミソハギ科 
              サルスベリ属 | 
                | 
              中国原産の落葉中高木サルスベリ(百日紅)。代表的な夏の花木で花期が長い。炎暑下の強い日差しの下であざやかな深紅の花が咲き続けます。薄紫色や白色の花もある。2007.8 | 
            
            
               
                | 
              八重咲サルスベリ 
                | 
              ミソハギ科 
              サルスベリ属 | 
                | 
              珍しい八重咲サルスベリ。通常のサルスベリのC遺伝子が欠損する変異種で、サルスベリの花の雄しべが付く部分が花弁となり、2次花から5次花まで形成され八重咲の形状になる。2020.9 | 
            
            
               
                
                | 
              シマサルスベリ 
              (島百日紅) | 
              ミソハギ科 
              サルスベリ属 
                | 
                | 
              沖縄、奄美諸島などの亜熱帯地方に分布する落葉高木シマサルスベリ(島百日紅)。初夏に白い滑らかな木肌の幹の上方に若葉が生い茂る。夏には高木の木頂付近に白い花が咲く。2019.9 | 
            
            
                 
               ミツバウツギ科 Staphyleaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              ゴンズイ 
              (権萃) | 
              ミツバウツギ科 
              ゴンズイ属 | 
                | 
              茨城県以西の本州、四国、九州、琉球列島に分布する落葉小高木ゴンズイ(権萃)。5月~6月、枝先に円錐花序が付き、地味で目立たない淡黄緑色の花が多数咲く。秋に赤い袋果の果実が付く。2012.5 | 
            
            
                 
               ムクロジ科 Sapindaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              カエデ、モミジ 
              (楓、紅葉) 
               | 
              ムクロジ科 
              カエデ属 
                | 
                | 
              ムクロジ科カエデ属の落葉高木を総称してカエデ(楓)と呼ぶ。モミジ(紅葉)とも呼ぶが、葉の切れ込みが浅いものをカエデといい、深いものをモミジという。日本にはイロハモミジをはじめ26種類のカエデが自生する。 | 
            
            
               
                
                
                | 
              イロハモミジ 
              (いろは紅葉) | 
              ムクロジ科 
              カエデ属 | 
                | 
              東アジアに自生し、わが国では本州以南に分布する落葉高木イロハモミジ。4月~5月、新録に覆われた木枝に暗紫色の小さな花が咲く。風媒花で5弁花。2011.4 | 
            
            
               
                
                | 
              イタヤカエデ 
              (板屋楓) | 
              ムクロジ科 
              カエデ属 | 
                | 
              各地の山地に生える秋を彩る落葉高木。建材、スキー用材などに利用される。大きな五角形の葉が空を覆う様子を板葺きの屋根に見立てて和名が付けられた。2021.4 | 
            
            
               
                
               | 
              ウラゲエンコウカエデ(裏毛猿猴楓) | 
              ムクロジ科 
              カエデ属 | 
                | 
              本州~九州の山地に自生する落葉高木。イタヤカエデの亜種エンコウカエデの品種。エンコウカエデは葉が深く切れ込むことが特徴で、本種は葉の裏面の葉脈に沿って毛がつく。2008.12 | 
            
            
               
                | 
              ウリカエデ 
              (瓜楓) | 
              ムクロジ科 
              カエデ属 | 
                | 
              日本固有種で、本州の福島県以南、四国および九州に分布する 落葉小高木ウリカエデ(瓜楓)。4月~5月、総状花序が木枝の先端から下垂する。2019.4@森林公園 | 
            
            
               
                
               | 
              オオイタヤメイゲツ 
              (大板屋名月) | 
              ムクロジ科 
              カエデ属 | 
                | 
              日本固有種で本州(福島県以南)、四国に分布する落葉高木。対生する葉は円心形で10個前後に中裂し、各裂片の縁は細かい重鋸歯を有する。秋には橙色に紅葉する。2023.6@日光植物園 | 
            
            
               
                
                | 
              カジカエデ 
              (梶楓) 
              別名:オニモミジ | 
              ムクロジ科 
              カエデ属 | 
                | 
              本州の宮城県以南、四国および九州の山地に分布する落葉高木カジカエデ(梶楓)。木の葉は大きく、オニモミジともいう。大きめの散房花序が木枝に点々と垂れ下がる。2013.4 | 
            
            
               
                | 
              タムケヤマ 
              (手向け山) | 
              ムクロジ科 
              カエデ属 | 
                | 
              イロハモミジの変種のヤマモミジ系の紅枝垂の代表的な園芸品種。葉に細かい切れ込みがあるのが特徴。美しく真赤に紅葉する。和名は古今和歌集のに由来。2017.11@新宿御苑 | 
            
            
               
                | 
              チドリノキ 
              (千鳥の木) | 
              ムクロジ科 
              カエデ属 | 
                | 
              日本固有種で岩手県以南~四国、九州に分布し、山地の沢沿いに生育する落葉小高木。開花時期は4月~5月頃。春の新緑と秋の紅葉が美しい。ヤマシバカエデの別名あり。2021.4 | 
            
            
               
                
                | 
              トウカエデ 
              (唐楓) | 
              ムクロジ科 
              カエデ属 | 
                | 
              中国原産で、北海道から九州まで幅広く分布する落葉高木。葉は浅く三つに裂けた形状を有する。紅葉が美しく大気汚染などの公害に強いことから、公園や街路樹などに用いられている。2021.4 | 
            
            
               
                | 
              ノムラモミジ 
              (濃紫紅葉) | 
              ムクロジ科 
              カエデ属 | 
                | 
              イロハモミジの変種の落葉小高木。葉の色は環境によって変化するが、多くは春先の新緑から晩秋の紅葉まで、濃紫色~紅色の葉をつける。庭木として愛用される。2015.5@皇居東御苑 | 
            
            
               
                
                | 
              ハナノキ 
              (花の木) | 
              ムクロジ科 
              カエデ属 | 
                | 
              紅葉が美しい日本固有種の落葉高木。長野県と岐阜県の境にある恵那山付近に自生する。葉の展開に先立って開花し、紅色の雌雄の花が早春の里山を美しく彩る。秋は美しく紅葉する。2021.4 | 
            
            
               
                | 
              ヒナウチワカエデ 
              (雛団扇楓) | 
              ムクロジ科 
              カエデ属 | 
                | 
              日本固有種で福島以南の本州、四国、九州に分布し、低山の沢沿いに自生する落葉高木。葉がハウチワカエデに似ていて、全体に小振りなことから和名が由来。2018.7@日光植物園 | 
            
            
               
                
                | 
              メグスリノキ 
              (目薬の木) | 
              ムクロジ科 
              カエデ属 | 
                | 
              日本固有種で東北地方中部以南に自生する落葉高木の紅葉樹。晩秋の真赤に燃えるような紅葉は見事です。新葉の展開とともに小さな淡黄色の花がつく。眼病に薬効あり。2021.4 | 
            
            
               
                | 
              ヤクシマオナガカエデ(屋久島尾長楓) | 
              ムクロジ科 
              カエデ属 | 
                | 
              日本固有種で屋久島に分布し、低地〜山地の生える落葉高木。葉はあまり分裂しないで、3~5浅裂する。葉の先端部が尾状に少し突き出ているのが特徴。2021.12 | 
            
            
               
                
                | 
              ヨーロッパカエデ 
              (ノルウェ-楓) | 
              ムクロジ科 
              カエデ属 | 
                | 
              ヨーロッパから西アジアに分布する落葉高木。欧州の街路樹に多く見られる。ノルウェ-カエデとも呼ばれます。2016.12 | 
            
            
               
                
                | 
              トチノキ 
              (栃の木) | 
              ムクロジ科 
              トチノキ属 | 
                | 
              温帯の落葉広葉樹林を構成する落葉高木トチノキ(栃の木)。枝先に円錐状の白い花序が多数直立しています。東日本を中心に分布し、特に東北地方に多く見られる。2020.5 | 
            
            
               
                | 
              アカバナトチノキ 
              (赤花栃の木) | 
              ムクロジ科 
              トチノキ属 | 
                | 
              米国東部原産の落葉高木アカバナトチノキ(赤花栃の木)。5月~6月鮮やかな真紅色の円錐状の花序を付ける。矮小種で花も葉も小さめ。2012.5 | 
            
            
               
                | 
              セイヨウトチノキ 
              (西洋栃の木) 
              別名:マロニエ | 
              ムクロジ科 
              トチノキ属 | 
                | 
              バルカン半島からトルコの森林地帯が原産地とされる落葉高木セイヨウトチノキ(西洋栃の木)。マロニエとも呼ばれる。ヨーロッパでは公園木や街路樹によく使われる。2021.5 | 
            
            
               
                | 
              ベニバナトチノキ 
              (紅花栃の木) | 
              ムクロジ科 
              トチノキ属 | 
                | 
              落葉高木ベニバナトチノキ(紅花栃の木)。北米原産のアカバナトチノキと欧州原産のセイヨウトチノキ(マロニエ)との交配種。5月~6月、多くの薄紅色の円錐状の花序が立ち並ぶ。2020.5 | 
            
            
               
                | 
              ムクロジ 
              (無患子) | 
              ムクロジ科 
              ムクロジ属 | 
                | 
              新潟県・茨城県以西~四国、九州に分布し、山地に自生する落葉高木。6月頃、枝先に大きな円錐花序がつき、淡緑色の花が多数咲く。葉は互生し、羽状複葉の形状。晩秋に黄葉が見られる。2021.4 | 
            
            
               
                | 
              モクゲンジ 
              (木欒子) | 
              ムクロジ科 
              モクゲンジ属 | 
                | 
              中国、朝鮮半島などを原産とする落葉高木モクゲンジ(木欒子)。本州中部以西に自生する。夏に枝先に円錐花序を直立させ、細かい黄色の花が多数咲く。2013.6@皇居東御苑 | 
            
            
               
                
                | 
              フクロミモクゲンジ 
              (袋実木欒子) | 
              ムクロジ科 
              モクゲンジ属 | 
                | 
              秋口に細かい花を盛んに付ける落葉高木フクロミモクゲンジ(袋実木欒子)。木の下の地面は黄金色のオガクズを敷き詰めたようになる。晩秋に真丸の種子が入った袋果が付く。2014.9 | 
            
            
                 
               ムラサキ科 Boraginaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              チシャノキ 
              (萵苣の木) | 
              ムラサキ科 
              チシャノキ属 | 
                | 
              中国地方から沖縄の川沿いの林内などに生える落葉高木チシャノキ(萵苣の木)。6月~7月、枝先に円錐花序を出し、多くの白い小さな花をつける。若葉の味がチシャ(レタス)に似る。2018.6 | 
            
            
               
                | 
              マルバチシャノキ 
              (丸葉萵苣の木) | 
              ムラサキ科 
              チシャノキ属 | 
                | 
              関東以西の本州、四国、九州及び沖縄に自生する落葉小高木。チシャノキの変種。秋に多くの黄色の実が塊状になって木枝の随所に付く。この実はバナナような風味があり、食用になる。2007.10 | 
            
            
                 
               メギ科 Berberidaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              ナンテン 
              (南天) | 
              メギ科 
              ナンテン属 
                | 
                | 
              中国原産の常緑低木ナンテン(南天)。6月頃、枝先に白い花が点々と咲き出し、晩秋には赤い実を付ける。ナンテンは難を転ずる縁起が良い木と言われ、庭木に多く用いられる。2018.6 | 
            
            
               
                | 
              ヒイラギナンテン 
              (柊南天) 
              別名:トウナンテン | 
              メギ科 
              メギ属 | 
                | 
              中国原産の常緑低木ヒイラギナンテン(柊南天)。早春に黄色の花を房状に付ける。硬い小葉はヒイラギの葉に似てギザギザの鋸歯はとげ状になっている。庭や公園などに用いられる。2013.3 | 
            
            
               
                | 
              ホソバヒイラギナンテン(細葉柊南天) | 
              メギ科 
              メギ属 | 
                | 
              中国原産の常緑低木ホソバヒイラギナンテン(細葉柊南天)。わが国には明治時代に渡来。秋、総状花序に小さな6弁の花が多数つく。ヒイラギナンテンよりも葉が細長で鋸歯が少なめ。2009.10 | 
            
            
                 
               モクセイ科 Oleaceae  | 
               | 
            
            
               
                | 
              イボタノキ 
              (水蝋樹) | 
              モクセイ科 
              イボタノキ属 | 
                | 
              北海道から九州にかけて分布し、各地の山野に自生する落葉低木イボタノキ(水蝋樹)。初夏、小枝につく総状花序に筒状で先の四裂した白い小さな花が密集して咲く。2019.5 | 
            
            
               
                | 
              トウネズミモチ 
              (唐鼠黐) | 
              モクセイ科 
              イボタノキ属 | 
                | 
              中国原産の常緑高木で、わが国には明治時代に渡来。楕円形の葉は光沢があり、近縁のネズミモチよりも大きい。6月~7月頃、円錐形の花序を形成し、黄白色の花が多数咲く。2024.6 | 
            
            
               
                | 
              ネズミモチ 
              (鼠黐)  
              別名:タマツバキ | 
              モクセイ科 
              イボタノキ属 | 
                | 
              本州中部以南~沖縄に広く分布する常緑小高木ネズミモチ(鼠黐;モクセイ科イボタノキ属)。5月~6月頃、新枝の先に円錐花序を出し、白色の小さな花を多数つける。2005.6@東根 | 
            
            
               
                | 
              ムニンネズミモチ 
              (無人鼠黐) | 
              モクセイ科 
              イボタノキ属 
                | 
                | 
              小笠原固有種で、各島の海岸に近い岩場から山の中まで広く生える。3月~4月頃に白色の多くの小花が密集して咲きます。全縁の葉は対生し、厚みがある葉の表面は光沢がある。2021.4 | 
            
            
               
                | 
              ウチワノキ 
              (団扇の木) | 
              モクセイ科 
              ウチワノキ属 | 
                | 
              朝鮮半島原産の落葉低木ウチワノキ(団扇の木)。1属1種。葉の展開に先立って開花し、枝中に白い花が密生して咲く。レンギョウの花と似ているのでシロレンギョウの別名がある。2013.3 | 
            
            
               
                | 
              ウンナンオウバイ 
              (雲南黄梅) | 
              モクセイ科 
              ソケイ属 | 
                | 
              中国原産の常緑低木ウンナンオウバイ(雲南黄梅)。茎が根元から多数分枝し上部で枝垂れ、早春に鮮やかな黄色の花が枝に連綿と連なって咲き出す。2008.3 | 
            
            
               
                | 
              オウバイ 
              (黄梅) | 
              モクセイ科 
              ソケイ属 | 
                | 
              中国原産の半つる性落葉低木オウバイ(黄梅;モクセイ科ソケイ属)。葉が展開する前に、梅に似た6弁の黄色い花が枝垂れる細長いつる状の枝に咲く。花に香りがほとんど無い。2013.3 | 
            
            
               
                | 
              オオバナソケイ 
              (大花素馨) | 
              モクセイ科 
              ソケイ属 | 
                | 
              インド、ネパールなどが原産の常緑つる性低木。世界各地で庭木や観賞植物として広く栽培されている。8月~10月頃、芳香ある白い花が咲く。花からとれる香油は香料として使用される。2021.9 | 
            
            
               
                | 
              キソケイ 
              (黄素馨) | 
              モクセイ科 
              ソケイ属 | 
                | 
              ヒマラヤ原産の常緑低木キソケイ(黄素馨)。5月頃小さな黄色の花が枝中に沢山咲き出す。ヒマラヤジャスミンとも呼ばれるが、香りはほとんどない。2005.5 | 
            
            
               
                | 
              ハゴロモジャスミン 
              (羽衣素馨) | 
              モクセイ科 
              ソケイ属 | 
                | 
              中国原産のつる性常緑灌木ハゴロモジャスミン(羽衣素馨)。五芒星のような形の美しい白い花が枝から一斉に咲き出し、芳香が周囲にたち込める。繁殖力が強く傍の樹木に絡みながら繁茂する。2008.5@わが家 | 
            
            
               
                | 
              アオダモ(青梻) 
              別名:コバノトネリコ、アオタゴ | 
              モクセイ科 
              トネリコ属 | 
                | 
              北海道から九州までの山地に広く分布する落葉広葉樹アオダモ。4月~5月、円錐花序に沢山の白い小さな花を付ける。遠くから見ると、新緑の樹木が白い綿を被ったように見える。2017.5@山形野草園 | 
            
            
               
                | 
              シマトネリコ 
              (島十練子) | 
              モクセイ科 
              トネリコ属 | 
                | 
              沖縄、台湾などが原産で、熱帯~亜熱帯の山地に生育する常緑小高木。つやのある美しい小葉や風になびく軽やかな樹姿が魅力的で庭木や観葉植物として人気がある。2024.7@わが家 | 
            
            
               
                | 
              ハシドイ 
              (丁香花、端集) | 
              モクセイ科 
              ハシドイ属 | 
                | 
              東アジア原産の落葉高木ハシドイ(端集)。初夏に開花し、枝先の円錐花序に白い花が多数つく。主に北海道で栽培され、釧路市の木とされている。2005.6 | 
            
            
               
                | 
              コバノハシドイ 
              (小葉の端集) | 
              モクセイ科 
              ハシドイ属 | 
                | 
              中国原産の落葉小高木コバノハシドイ(小葉の端集)。初夏、赤紫色の花を円錐花序につける。筑波山に分布する。矮性をもち、チャボハシドイ、ヒメライラックなどの別名あり。2005.5 | 
            
            
               
                
                | 
              ヒトツバタゴ 
              (一つ葉タゴ) | 
              モクセイ科 
              ヒトツバタゴ属 | 
                | 
              対馬地方、木曽川流域、岐阜県東濃地方などに限定的に自生する落葉高木ヒトツバタゴ。春に新緑が木枝に芽生え、その後初夏に開花し、満開時には高木の全体が白雪に覆われたようになる。2008.5 | 
            
            
               
                | 
              アメリカヒトツバタゴ 
                | 
              モクセイ科 
              ヒトツバタゴ属 | 
                | 
              アメリカ東南部が原産の落葉小高木アメリカヒトツバタゴ。ヒトツバタゴよりも樹高がやや低い。初夏に開花し、花序が腋芽からのびて垂れ下がり、細長いリボン状の花弁がひらひらする。
              2013.5 | 
            
            
               
                | 
              キンモクセイ 
              (金木犀) | 
              モクセイ科 
              モクセイ属 | 
                | 
              中国南部原産の常緑小高木キンモクセイ(金木犀)。10月頃、橙黄色の花が満開になったキンモクセイの周りには甘くいい香りが漂い広がる。秋の季節の香りです。2012.10 | 
            
            
               
                | 
              ウスギモクセイ 
              (薄黄木犀) | 
              モクセイ科 
              モクセイ属 | 
                | 
              中国、インドが原産の常緑小高木ウスギモクセイ(薄黄木犀)。花の色は淡黄色で橙黄色のキンモクセイより薄く、香りも乏しい。西日本を中心に庭木、垣根などに多用される。
              2013.10 | 
            
            
               
                | 
              ヒイラギ 
              (柊木) | 
              モクセイ科 
              モクセイ属 | 
                | 
              福島県以南の本州、四国及び九州に分布する常緑小高木ヒイラギ(柊木)。11月~12月、葉腋に白色の小花が密生して咲く。葉の縁には先が鋭いトゲとなった鋭鋸歯があるが、木の上部や老木にはトゲがない。2020.11 | 
            
            
               
                | 
              オオモクセイ 
              (大木犀) | 
              モクセイ科 
              モクセイ属 | 
                | 
              日本固有種で九州南部に分布する常緑低木オオモクセイ(大木犀)。10月~11月、静かに白い花を咲かせる。小振りで白花のキンモクセイといった感じで、殆ど香りがない。
              2019.11 | 
            
            
               
                | 
              シナレンギョウ 
              (支那連翹) | 
              モクセイ科 
              レンギョウ属 | 
                | 
              中国原産の落葉低木シナレンギョウ(支那連翹)。チョウセンレンギョウと違って枝が直立し、葉の展開と同時に株立ちの枝先に黄色の小さめの花が咲く。2010.4@箱根湿生花園 | 
            
            
               
                | 
              ショウドシマレンギョウ(小豆島連翹) | 
              モクセイ科 
              レンギョウ属 | 
                | 
              香川県小豆島に固有の落葉低木ショウドシマレンギョウ(小豆島連翹)。4月~5月、葉の展開とともに先が4裂した黄花が小豆島の崖を這うように枝垂れて咲く。2021.4 | 
            
            
               
                | 
              チョウセンレンギョウ 
              (朝鮮連翹) | 
              モクセイ科 
              レンギョウ属 | 
                | 
              朝鮮半島原産の落葉低木チョウセンレンギョウ(朝鮮連翹)。北海道から九州にかけて分布。シナレンギョウの変種。葉が展開する前に鮮やかな黄金色の花が枝垂れた枝に多数咲く。2006.3 | 
            
            
                 
               モクマオウ科 Casuarinaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              カンニンガムモクマオウ | 
              モクマオウ科 
              モクマオウ属 
                | 
                | 
              豪州原産で沖縄の海岸にも多く見られる。灰色がかった緑色の針様群葉を持つ常緑高木。雌雄異株で秋に開花し、小さな球果がつく。川岸や沼沢地の日当たりのよい場所で見られる。2022.1 | 
            
            
                 
               モクレン科 Magnoliaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              オガタマノキ 
              (招霊木) | 
              モクレン科 
              モクレン属 
              オガタマノキ節 | 
                | 
              関東南部~九州、沖縄に自生する常緑高木オガタマノキ(招霊木)。日本に自生するモクレン科の仲間では唯一の常緑性で、暖地の海辺に近い山林に育つ。開花時期は3月~4月頃。2021.11 | 
            
            
               
                | 
              ウンナンオガタマ 
              (雲南招霊) | 
              モクレン科               モクレン属 
              オガタマノキ節 | 
                | 
              中国雲南省原産の常緑小高木ウンナンオガタマ(雲南招霊)。山地に自生する。4月頃、良く伸びる細い枝に多数の白い大きめの花がびっしりと咲く。神社などによく植えられている。2010.4 | 
            
            
               
                | 
              ミヤマガンショウ 
              (深山含笑) | 
              モクレン科               モクレン属 
              オガタマノキ節 | 
                | 
              中国湖南省原産の常緑中高木ミヤマガンショウ(深山含笑)。早春にハクモクレンに似た白い花が枝中に盛んに咲く。革質で常緑の葉は長楕円形で互生する。2020.3 | 
            
            
               
                
                | 
              コブシ 
              (辛夷) | 
              モクレン科 
              モクレン属 
              シモクレン節 | 
                | 
              北海道から九州まで広く分布する落葉高木コブシ(辛夷)。早春に白い花が咲き出し、春の訪れを謳歌するかのように青空の中で花が乱舞する。2013.3 | 
            
            
               
                | 
              コブシモドキ 
              (辛夷擬、這辛夷) | 
              モクレン科 
              モクレン属 
              シモクレン節 | 
                | 
              日本固有種の落葉低木コブシモドキ(辛夷擬)。4月頃、葉の展開に先立って大きめの白い花を咲かせる。コブシが2倍体であるのに対し、コブシモドキは3倍体で結実しない。野生絶滅(EW)。2024.4 | 
            
            
               
                | 
              シデコブシ 
              (四手辛夷) | 
              モクレン科 
              モクレン属 シモクレン節 | 
                | 
              日本固有種で愛知県、岐阜県、三重県に分布する落葉小高木シデコブシ(四手辛夷)。優雅な白い花が大きく広がって咲いています。花には多数のリボン状の花被片が付く。2004.3 | 
            
            
               
                | 
              ヒメシデコブシ 
              (ベニコブシ) | 
              モクレン科 
              モクレン属 シモクレン節 | 
                | 
              本州の愛知県、岐阜県、三重県にのみ分布する落葉小高木シデコブシの変種。3月~4月、葉の展開に先立って淡紅色の花が咲き、細長いリボン状の花被片を多く外向きにつける。2010.4@箱根湿生花園 | 
            
            
               
                | 
              ベニコブシ 
              (紅辛夷) | 
              モクレン科 
              モクレン属 シモクレン節 | 
                | 
              北海道から九州までかけて広く分布する落葉小高木のコブシの淡紅色品種(栽培種)。3月~4月、葉の展開に先立って枝先に淡紅色の6弁花をつける。2016.4 | 
            
            
               
                | 
              シモクレン 
              (紫木蓮) | 
              モクレン科 
              モクレン属 シモクレン節 | 
                | 
              中国南西部の落葉低木シモクレン(紫木蓮)。単にモクレンともいう。4月~5月に高貴な感じの赤紫色の花が咲く。同属のハクモクレンに比べて木が小振り。庭木、公園樹として多用される。2007.4 | 
            
            
               
                | 
              ハクモクレン 
              (白木蓮) | 
              モクレン科 
              モクレン属 シモクレン節 | 
                | 
              中国原産の落葉高木ハクモクレン(白木蓮)。春、葉に先立って大形で白色の花が多数咲く。北国の庭先や公園などで多く見かける。2004.3 | 
            
            
               
                | 
              タイサンボク 
              (泰山木) | 
              モクレン科 
              モクレン属 
              ヒメタイサンボク節 | 
                | 
              北米原産の常緑高木タイサンボク(泰山木)。6月頃、大木の樹上に威風堂々の白い大きな花が咲く。高所に神々しく咲く花は王者の風格がある。見上げると気持ちが鼓舞され清々しくなります。2008.6 | 
            
            
               
                | 
              ヒメタイサンボク 
              (姫泰山木) | 
              モクレン科 
              モクレン属 ヒメタイサンボク節 | 
                | 
              北米原産の半落葉小高木ヒメタイサンボク(姫泰山木)。初夏に芳香のある乳白色の花が樹中に咲く。秋に赤い実(袋果)を付け、熟すと割れて、中から赤い種子が出る。2021.6 | 
            
            
               
                
                | 
              ホオノキ 
              (朴木) | 
              モクレン科 
              モクレン属 
              ホオノキ節 | 
                | 
              北海道から九州まで分布する落葉高木。新葉の展開後、大きな輪生状の葉の真ん中から淡黄色の大きな花が上向きに咲く。大きい朴葉は香りも良く、昔から食物を盛る器として用いられてきた。2021.4 | 
            
            
               
                
               | 
              ヤハズホオノキ 
              (矢筈朴木) | 
              モクレン科 
              モクレン属 
              ホオノキ節 | 
                | 
              中国原産の落葉高木。5月頃に新葉の展開と同時に葉に囲まれるように細身の花がつきます。葉先がくぼんでいて矢筈(矢の上端の弦を受ける部分)に似ることから和名が由来。2024.4 | 
            
            
               
                
                | 
              ユリノキ 
              (百合の木) | 
              モクレン科 
              ユリノキ属 | 
                | 
              北米中部原産の落葉高木ユリノキ(百合の木)。春に新緑が芽吹き、その後初夏になって、大樹のかなりの高所の枝中に形がチューリップに似たクリーム色の花が咲き出す。2015.5 | 
            
            
               
                
                | 
              シナユリノキ 
              (支那百合の木) | 
              モクレン科 
              ユリノキ属 | 
                | 
              中国中南部からベトナム高地に自生する落葉高木シナユリノキ(支那百合の木)。初夏に咲く花はユリノキの花に似ているが、小さめ。2015.5 | 
            
            
                 
               モチノキ科 Aquifoliaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              モチノキ 
              (黐の木) | 
              モチノキ科 
              モチノキ属 | 
                | 
              東北地方南部~沖縄まで分布する常緑高木モチノキ(黐の木)。春、短い枝に黄緑色の花が束になって咲き、晩秋には赤い実を付ける。モッコク、モクセイと共に庭木の三大名木とされる。2022.4 | 
            
            
               
                | 
              アメリカヒイラギ 
                | 
              モチノキ科 
              モチノキ属 | 
                | 
              北米原産の常緑高木アメリカヒイラギ。初夏に小さな白い花が多数咲く。葉縁には粗く棘状の鋸歯がつく。晩秋に熟す赤い実(核果)は美しく、アメリカではクリスマスの装飾に用いられる。2021.5 | 
            
            
               
                | 
              ウメモドキ 
              (梅擬) | 
              モチノキ科 
              モチノキ属 | 
                | 
              本州~九州の落葉広葉樹林内に分布する落葉小高木。開花期は5月~7月で、淡紫色の花が葉の付け根に咲く。秋~晩秋に赤く熟した多くの実が木枝に残り、小鳥の好物となる。2011.9@新宿御苑 | 
            
            
               
                | 
              クロガネモチ 
              (黒鉄黐) | 
              モチノキ科 
              モチノキ属 | 
                | 
              関東以西~沖縄の山野に生える常緑高木。花期は5月~6月。枝の葉腋から花序をつくる。晩秋に赤い実が樹木全体にたわわにつく。公園樹、街路樹として用いられる。2013.1 | 
            
            
               
                | 
              シナヒイラギ 
              (支那柊) | 
              モチノキ科 
              モチノキ属 | 
                | 
              中国、朝鮮半島などが原産の常緑小高木。花期は4月~5月。葉腋に多数の小さな緑色の花がつく。秋から冬にかけて実が赤く熟す。英名はクリスマス・ホーリー。2008.1 | 
            
            
               
                | 
              タラヨウ 
              (多羅葉) | 
              モチノキ科 
              モチノキ属 | 
                | 
              静岡県以西~四国、九州に分布する常緑高木タラヨウ(多羅葉)。雌雄異株。4~5月頃に小さな淡黄緑色の花が群れて咲き、秋には雌株に小さな球形の赤い実が付く。2021.4 | 
            
            
                 
               モッコク科 Pentaphylacaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              サカキ 
              (榊) | 
              モッコク科 
              サカキ属 | 
                | 
              茨城・石川県以西~四国、九州に分布する常緑小高木サカキ(榊)。6月頃、側枝の基部の葉腋から白い小さな花が下向きに咲く。わが国では古くから神事に用いられる植物。2021.6 | 
            
            
               
                | 
              ヒサカキ 
              (柃、姫榊) | 
              モッコク科 
              ヒサカキ属 | 
                | 
              常緑小高木のヒサカキ(柃、姫榊)。本州~沖縄に分布し、照葉樹林に多く生える。3月~4月、枝の下側に短くぶら下がるように白色の壺状の花がびっしりと並んで咲く。2021.3 | 
            
            
               
                | 
              アマミヒサカキ 
              (奄美姫榊) | 
              モッコク科 
              ヒサカキ属 
                | 
                | 
              アマミヒサカキ(奄美姫榊)。奄美大島、徳之島、沖縄本島、石垣島、西表島の固有種。山地林に生える常緑小高木。小花がびっしりと枝につく。葉柄が短く、ヒサカキと比べ葉が細長い。2022.3 | 
            
            
               
                | 
              ヤエヤマヒサカキ 
              (八重山姫榊) | 
              モッコク科 
              ヒサカキ属 
                | 
                | 
              ヤエヤマヒサカキ(八重山姫榊)。琉球固有種で石垣島と西表島に分布する常緑低木。全体に無毛で枝には稜がある。葉は革質で形状は長楕円形。葉腋に小さな白い4弁花がびっしりとつく。2022.4 | 
            
            
               
                | 
              モッコク 
              (木斛) | 
              モッコク科 
              モッコク属 | 
                | 
              常緑高木モッコク(木斛;モッコク科モッコク属)。千葉県以西~九州、南西諸島に分布する。6~7月頃に花をつけ、秋になると卵状球形の果実が実り、赤く熟す。2013.10 | 
            
            
               
              
                   
              
                | 
            
            
                 
               ヤシ科 Arecaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              ココヤシ 
              (ココ椰子、椰子) | 
              ヤシ科 
              ココヤシ属 | 
                | 
              ポリネシア~熱帯アジアが原産の常緑高木。単にヤシ(椰子)ともいう。樹高は約30メートルにまで成長するが、幹は直立せずやや斜めに伸びる。果実の椰子の実はココナツ。2008.4@ハワイ | 
            
            
               
                | 
              シュロ 
              (棕櫚) | 
              ヤシ科 
              シュロ属 | 
                | 
              九州地方に自生する常緑高木シュロ(棕櫚)。微細な粒状の黄色い花を密集して咲かせる。シュロの木は庭園の装飾樹として用いられる。2011.5 | 
            
            
               
                | 
              トウジュロ 
              (唐棕櫚) | 
              ヤシ科 
              シュロ属 | 
                | 
              中国原産の常緑小高木。円柱形の幹が分岐せずに垂直に伸びる。幹の先端に扇状に葉柄が広がり、深く裂けたまっすぐの葉を多数つける。2021.12 | 
            
            
               
                | 
              チャボトウジュロ 
              (矮鶏唐棕櫚) | 
              ヤシ科 
              チャボトウジュロ属 | 
                | 
              地中海沿岸地方原産の常緑小低木チャボトウジュロ(矮鶏唐棕櫚)。初夏に頂上近くの葉の基部から円錐花序を出し、 淡黄色の小さな花を多数つける。2012.5 | 
            
            
               
                | 
              フェニックス 
              (カナリーヤシ) | 
              ヤシ科 
              ナツメヤシ属 | 
                | 
              アフリカ西海岸、カナリア諸島などが原産の常緑高木でカナリーヤシとも呼ばれる。耐寒性があり、関東南部以南で生育する。トロピカルな雰囲気を醸し出す大型のヤシ類の観葉植物。
              2019.3@足摺岬 | 
            
            
               
                | 
              ビロウ  
              ( 蒲葵、檳榔) | 
              ヤシ科 
              ビロウ属 | 
                | 
              四国南部、九州~沖縄に分布する常緑高木。薩摩半島、五島列島などに多く自生するが、四国の足摺岬でもビロウ自生地が広がる。葉は掌状に広がり、葉先が細かく裂けて垂れ下がる。2019.3@足摺岬 | 
            
            
               
                | 
              オキナヤシ 
              (翁椰子) | 
              ヤシ科 
              ワシントンヤシ属 | 
                | 
              米国南西部が原産の常緑高木。幹は直立し、基部はややふくれる。 葉は幹の先端部に放射線状に広がる木枝に群生し、掌状に深裂する。葉からは裂けた白い繊維の房が垂れ下がる。2012.2 | 
            
            
                 
               ヤナギ科 Salicaceae    | 
               | 
            
            
               
                
                | 
              イイギリ 
              (飯桐) | 
              ヤナギ科 
              イイギリ属 | 
                | 
              東アジアに分布する落葉高木。秋になると木枝から赤い実がブドウのように房状に垂れ下がってきます。和名の由来は、かつて葉で飯を包んだためといわれる。2021.4 | 
            
            
               
                | 
              イヌコリヤナギ 
              (犬行李柳) | 
              ヤナギ科 
              ヤナギ属 | 
                | 
              北海道~九州に広く分布する落葉低木。川沿いに多く生える。開花期は3月頃で雌雄別株。真直ぐ上方に伸びる枝に付く雄花は黄色が目立つ。行李(かご)を編むコリヤナギに似る。2021.3 | 
            
            
               
                
                | 
              シダレヤナギ 
              (枝垂柳) | 
              ヤナギ科 
              ヤナギ属 | 
                | 
              北半球の温帯に分布する落葉木。細かい木枝がしだれ、細長い葉が風に揺れます。普通にヤナギというとシダレヤナギのことを指す。皇居の周りや銀座の通りなどの街路樹のヤナギが有名です。2019.3 | 
            
            
               
                
               | 
              シバヤナギ 
              (柴柳) | 
              ヤナギ科 
              ヤナギ属 | 
                | 
              東北地方南部~東海地方に分布する落葉低木。低い山地や丘陵に生える。3月~4月頃、新葉の展開とともに細長い尾状花序をつける。かつて柴にして薪や垣根に利用したことから和名が由来。2022.4 | 
            
            
               
                
               | 
              ネコヤナギ 
              (猫柳) | 
              ヤナギ科 
              ヤナギ属 | 
                | 
              全国の河辺で自生する落葉低木ネコヤナギ(猫柳)。早春にふっくらとした銀白色の毛で目立つ花穂が付く。花穂をよく観察すると葯が紅色で花粉が黄色の雄しべが見える。2011.2 | 
            
            
               
                
                | 
              イタリアヤマナラシ 
              (西洋箱柳、ポプラ) | 
              ヤナギ科 
              ヤマナラシ属 | 
                | 
              ヨーロッパ原産の落葉高木。セイヨウハコヤナギやポプラとも呼ばれます。美しい樹形が特徴的で、わが国では街路樹、庭園木、防風林などに多く用いられる。018.12 | 
            
            
                 
               ヤマゴボウ科 Phytolaccaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              メキシコヤマゴボウ 
              (オンブノキ) | 
              ヤマゴボウ科 
              ヤマゴボウ属 | 
                | 
              南米原産で乾燥した草原に生える常緑高木。木陰を作り、日よけ、風よけなどに使われる。クリーム色の細長い花穂が枝から下垂する。オンブノキ、オンブーなどの別名あり。2021.4 | 
            
            
                 
               ヤマモガシ科 Proteaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              コースト・バンクシア | 
              ヤマモガシ科 
              バンクシア属 | 
                | 
              オーストラリア原産の常緑高木。東部オーストラリアに広く分布し、海岸沿いに生育。潮風にも強い。秋~冬にブラシ状の花序を伸ばし、淡黄色の花を咲かせる。2024.11 | 
            
            
                 
               ヤマモモ科 Myricaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              ヤマモモ 
              (山桃) | 
              ヤマモモ科 
              ヤマモモ属 | 
                | 
              日本、中国が原産で関東以南~九州、沖縄に分布する常緑高木。花期は3月~4月で目立たない花をつけ、6月頃に小さな球形の果実が紅色から暗赤色に熟す。2013.6@皇居東御苑 | 
            
            
                 
               ユズリハ科 Daphniphyllaceae    | 
               | 
            
            
               
                | 
              ユズリハ 
              (譲葉) | 
              ユズリハ科 
              ユズリハ属 | 
                | 
              福島県~四国、九州に分布する日本原産の常緑高木。5月~6月頃、新葉の展開と同時に葉の付け根に花柄を出し、小さな花が咲く。晩秋には小さなブドウのような黒い実が熟す。2021.11 | 
            
            
               
              
                   
              
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               リョウブ科 Clethraceae    | 
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              リョウブ 
              (令法) | 
              リョウブ科 
              リョウブ属 | 
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              北海道南部から九州に分布する落葉小高木のリョウブ(令法)。夏に開花し、枝先の長い総状花序に多数の白い花をつける。若葉は山菜として食される。庭木としても使われる。2011.7 | 
            
            
                 
               ロウバイ科 Calycanthaceae    | 
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              ナツロウバイ 
              (夏蝋梅) | 
              ロウバイ科 
              ナツロウバイ属 | 
                | 
              中国浙江省原産の落葉低木ナツロウバイ(夏蝋梅)。5月頃に香りがないやや大きめの花を咲かせる。新春に咲くロウバイの花とはあまり似ていない。 2015.5 | 
            
            
               
                
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              ロウバイ 
              (蝋梅) | 
              ロウバイ科 
              ロウバイ属 | 
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              中国原産の落葉低木ロウバイ(蝋梅)。ロウバイは迎春花ともいわれ、新年に芳香を放つ蝋細工のような黄金色の花を咲かせる。生け花や茶花、庭木として利用される。2006.1 | 
            
            
               
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              ウンナンロウバイ 
              (雲南蝋梅) | 
              ロウバイ科 
              ロウバイ属 | 
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              中国雲南省原産で山地に生育するウンナンロウバイ(雲南蝋梅)。葉の展開に先立って新年に開花する。花の色は淡い黄色で、内側の花被片は濃い紫色。2016.1 | 
            
            
               
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              ソシンロウバイ 
              (素心蝋梅) | 
              ロウバイ科 
              ロウバイ属 | 
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              中国原産の落葉低木ソシンロウバイ(素心蝋梅)。ロウバイの変種。ロウバイの花に似ているが、中央部も色の変化のない花全体が透き通った淡黄色になっている。2006.1 | 
            
            
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